実演鑑賞
満足度★★★★
イタリア人の劇作家であり、avenir'eのメンバーでもあるダニエーレ・レオーニさんによる新作海外戯曲。
いくつかの出来事から一家離散したある家族がミラノの町の片隅で再会、から繰り広げられる75分のノンストップバトル劇でした。
(以下ネタバレBOXへ)
実演鑑賞
満足度★★★★
紙のチラシを作らなかったらしく、直前まで私も知らなかったが、面白そうな企画(戯曲も)、役者も巧そうだし、という事で出かけた。
イタリア人の名前の作者による、ちょっと皮肉の効いた「海外戯曲」という感じだったが、路上で久々に出くわした家族同士の辛辣でこれはハートフルな話になり得ないと判るやり取り。ある真相に導かれた結果も因果応報だが不条理劇の匂いも残す。
役者が巧く、独特な世界観を成立させていた。
ふらりと出向いたにしては面白かったが、小さな劇場とは言え客席の少なさには「勿体ない」と呟かずにはおれぬ。