トーマの頃を過ぎても 公演情報 トーマの頃を過ぎても」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    チラシで想像してたより
    チラシから受けたイメージ・想像する内容より、なかなかにヘビーな内容でした。
    若干メインのテーマがわかりにくいかなと感じる部分はありましたが(オイラは女性の友情やリアルな人生を見せたいのかなと思ったが)、なかなかに面白かったです。(後で当パン見たら、年齢を重ね、変わっていく少女達とその友情を描ければと書かれてました)

    ネタバレBOX

    タバコ、吸おうとするが注意が入ったりライターが無かったりして、出すけど吸わせない演出はよかったです。
  • 無題263(12-016)
    昨晩に続いて2回目です、終わって帰るときから、今日は映画にするか迷い(もうすぐ上映終了なので)、午後、当日券について電話で問い合わせ。ありますということなので、名前を告げる。18:45着、昨日から1段上の席に座ります。お話は知っているし、「観てきた!」も書いたし…それでも萩尾望都さんの作品(そのものではありませんが)をこれほど印象的に表現、封印される前の透明感あふれる演技、役者陣、脚本も演出も衣装もメイクも、みることができる舞台はもうないだろうと思い観劇。墓地の階段から降りてくるシーン、ちょっと変えていましたね。
    ■2回目なので評価はしていません。以下、余談(萩尾望都さんのことだけ書いてます)。

    ネタバレBOX

    買っていたのは、文庫と初期の作品集(赤いカバー)、新書版は「スターレッド」か「百億〜」あたりだったか、出るとすぐに書店へ行き、何回も読んだ。「銀の三角」はSFマガジンをたまに立ち読み、単行本になって購入。それからマンガそのものを読まなくなり、作品たちは永い間、静かに眠り続けている。数年前、原画展、講演(もちろん御本人)と久しぶりに作品世界に触れる機会があったものの読み返してはいなかった。繰り返しページをめくり、作品とひとつになったかのようなあの頃の感覚が蘇らなかったら…と思っていた、そういうことだったんだろうと、観劇しながらあらためて思っていました。
    当パンに「手にとるだけで、今でも胸の奥が疼く」とある。同じように感じるひとがいること、それを知ることができたことがなぜか嬉しい。
  • 満足度★★★★★

    無題261(12-014)
    19:00の回、整理番号付前売券、18:30開場〜21:00終演。座布団(2枚)席、パイプ席、座席。舞台が少し高目なので目線的には中段の席がいいのかも。

    最初の「トーマの心臓」は「作品集Ⅰ期」の後のほうの版ですね、わたしが持っているのは赤い背表紙のもの(なのでかなり古い)、終盤の2冊はパーフェクトセレクション(大判)、24年組、萩尾さん、竹宮さん、大島さん、みんな読んだ、原作からの引用もあり、遠い昔を想い出す。

    ネタバレBOX

    高校生から30代までの人生を描き分けています。19:01鐘の音で開演、1995年の阪神淡路、2003年の結婚式、1993年の「キマイラ」、2010年夏の別れ、2011年の病床、2012年のお墓参り。暗転時に年号が表示されます。

    ボランティア部をスタートし、いろんな人生経験を経て、最後、「ひとり」のために集まってきます。年代の演じ分け、女性ならではのエピソード、楽しいこと、哀しいこと、家族、夫婦、結婚離婚、親と娘...たいへん丁寧に描かれています。

    セーラ服、ジャージ、結婚式用のドレス、喪服など衣装も場面ごとに。

    萩尾さんの作品は舞台では見ないことにしていました。「半神」も「トーマの心臓」もみていないし、「11人いる!」はNHK版が酷くて、映画ももうひとつだった、アゴラ「1999年の夏休み」はちょっと違うけどよくなかった。

    なので、本作はどうかとても気になっていましたが、とてもよかったです。もともとSFから入ったので「11人いる!」が初めての作品でしたが、ちょうどマンガの文庫が刊行された時期であり、「作品集1期(17巻)」が出た時期でもありました。
    校庭から聞こえてくる声、下校を促す「家路」、船の汽笛、セミや鳥の声、チェンバロ…、いろいろな音、成長とともに衣装も変わる。変わること/変わらないこと、「時間は戻らない」し「川は流れている」。

    金木犀は秋の香り。桜が舞い散り、白いベンチで編んでいたのは桜色の小さな手袋。カサブランカの花言葉は…「雄大な愛、高貴…」。

    聡子からの贈り物、ページに挟まれた手紙…なんていいシーンでしょう。そして…私は、そっと本を閉じ会場を出ます、外は冬、日曜の夜。
  • 満足度★★★★★

    感動しました! おススメです
    人生初の舞台鑑賞で、期待していました。
    私は、トーマを読んだことも無く、この舞台を観るまで
    何の意味かもわかっていませんでしたが、
    素晴らしい内容で、役者さんの演技も素晴らしく
    緊張感と臨場感を感じながら
    楽しむことができました。

    お勧めの舞台です。

  • 満足度★★★★

    みた。
    萩尾望都や吉田秋生とかにはまった世代のおともだちにおすすめ。

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