A級MissingLink第19回公演 『悲惨な戦争』 公演情報 A級MissingLink第19回公演 『悲惨な戦争』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-4件 / 4件中
  • 満足度

    私には難しすぎた。
    アメリカ人が 内戦中のサラエボで「後藤を待ちながら」を上演したように・・・とチラシに有りますが、そのようには観えなかった。
    ごめんなさい、分からなかった。

  • 満足度★★★★★

    ネタバレを探さないで観てください
    いつものA級MissingLinkとは違います。ホールに入ったときから違います。舞台美術や稽古風景をネット上にさらしている人がいますが、あんなの見ないでください。楽しみが奪われてしまいます。興ざめです。いつものA級さんだと思って観てください。きっと驚かされます。驚きこそが、演劇の醍醐味だと私は思います。

  • 満足度★★★

    なるほど!
    僕は正直、演劇的なメタファーを読み解く事が難しい。

    直感のみで作品を観てしまうので、

    その真意や、深層的なもの、内在する事柄を理解せずにする事が多々ある。



    そうした意味でこの作品に触れ思うことはひとつ。



    不条理を楽しむ為には嘘を飲み込める環境が必要だという事。

    それに尽きると思う。

    この作品を世間一般的に小中学生に見せて理解できるかどうか・・・・・・・・・

    いや、バカにする訳では勿論ない。

    その事を楽しめる土壌を持つ事が出来るのか?という話である。



    さて、

    話が大いに逸脱した。

    僕はこの作品をナンセンス芝居の極致である事と、リアル赤塚不2夫+☆新一 の位置付けで観て楽しんだ。

    本来ありえない話を、そうしたものになぞらえて語りつくしているのである。

    ネタバレBOX

    しかし終演後、

    さる僕が尊敬をするさる方にお話を伺った。

    「あれは日本とアメリカをあらわしているんだよ」

    目からうろこである。

    そう考えれば、なにかと辻褄が合う。




    僕の中では納得できない不条理劇が、

    そうしたフィルターを通す事によって、納得のラインに自分の身を置ける事になったのだ。

    ありがとうございます!

    その意味で僕は恵まれているが、

    そうした答えにたどり着かずに、はてなマークだけを抱えて帰られた方が僕以外に何名居たのかは考えないようにしよう。

    いや、もしかしたら僕だけなのかも知れないけれど・・・・・




    いやでも、達者な役者が多いですよね。
  • 満足度★★★★★

    竹内銃一郎氏の戯曲はやっぱり素晴らしい!
    伊丹に向かう前につい日本橋の猫カフェに寄ってしまい(汗
    膝の上の猫をどかしてしょんぼりする猫の頭を撫でていたら
    また開演ぎりぎりに滑りこむ形となってしまった(大汗
    (そりゃ、母親に猫と舞台ばっかり追いかけてないで
    嫁でも見つけてこいと(オヤジが死んでから特に)言われる訳だよなぁ・・(苦笑
    猫友やウサ友ならいるんだけどねぇ・・(まぁイケメンじゃないんで(笑

    ・・それはともかく、舞台について(いらない話ばっかつい書いてすみません(汗

    戯曲の内容・見どころは既に知っていたものの、
    それをこれだけ幅のある間口の劇場と味のある役者さんたちで見ると
    やはり素晴らしい戯曲であることを実感しつつ、大いに笑って楽しめました。

    当時の時事ネタが盛り込まれているものの、
    それが逆に昔の熱さを感じるようでもあって、
    自分がその当時生きているみたいな気持ちで観られました。
    (こういうところに古さを感じる人もいるでしょうが、そうした時事ネタの古さというのは
    表面的なもので、それが戯曲の古さにつながることは
    無いように自分には思われます・・
    少なくとも、戦前のいくつかの大衆演劇の戯曲は
    構成の洗練において素晴らしいものであったし

    内容を知っているというせいもあってか、
    新作の劇作を上演する舞台などと違って、
    舞台をかなりの程度まで把握できたように思います。

    それは、劇団の力のみならず、
    戯曲の素晴らしい完成度の高さとあいまってのようにも思われました。

    あえて、古さのようなものを見出すとするならば、
    それは、現代の戯曲においては、
    (例えばポレシュなどそのように見えるのですが)
    もっとカオティックでパワフルなライブ感のあるものが
    より求められているようにも思われるのに対し、
    まだ当時はそこまで(おそらく観客も)行き着いていなかったのかな、というところです。

    ただ、そうした舞台の作成にも、
    表面的にポレシュなどの作品の雰囲気をなぞるだけではダメで、
    劇作の体幹になるものがやはり重要になってきますので、
    そうした意味では、
    このような完成され、テーマ性も若干帯びた骨太な戯曲というのは
    新作戯曲の出発点として申し分ないターゲット
    なのではないかなぁ・・などと(私見ながら)思ったりもするのです。

    ネタバレBOX

    ちなみに、見どころのひとつとして非常に有名な(笑
    「死体を雨上がりの水たまりを飛び越すみたく」
    登場人物たちが、ぴょんと(スキップでもするみたく)飛び越えるシーンは
    十分に堪能出来ました(笑

このページのQRコードです。

拡大