新年工場見学会2012 公演情報 新年工場見学会2012」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-13件 / 13件中
  • 工場見学会
    ホットワインがおいしかった。
    来年も行く!

  • 満足度★★★★★

    業界人間クロダのDVDが欲しい。
    全体的に師岡さんがスパイスになっていました。

  • 満足度★★★

    オムトンがないのが寂しい。
    まあ、あとはいつものように

  • 満足度★★★★

    初笑い
    念願の新年工場見学会、初観劇。
    五反田団とハイバイとプーチンズのゆるーい世界観で大いに笑った。
    3時間があっという間。
    ハイバイがやっぱり好み。

  • 満足度★★★★★

    昨年は観れなかったので・・(苦笑
    久々の見学会だったのですが、
    遊び心が溢れていて、実験的?なのかパロなのかよく分からない・・
    これを本公演でやったらマジメな方々に怒られるかも?ってなことを、
    やっぱり遊び心にあふれた満場のお客さんたちの前でガッツリとやる、
    というのが素晴らしいな、と(笑

    休憩時間中に振る舞われたホットワインも美味しくてポカポカになりましたし、
    「2000円のうちの2~300円」のハイバイ公演に至っては、
    なんか昔スーパーデラックスでチェルフィッチュの3月を観たときのことを
    想い出すような、ひょっとしてちょってパロ?(たぶん全然無関係なんでしょうが)
    みたいな独特のフリの後、夢なのか現実なのか・・・
    「というか・・これって全く何も言ってないけど、ハイバイ岩井氏の初(悪)夢?」
    みたいな怒涛の岩井氏演じる岩井氏(劇中で劇団員に奢ったハンバーグ美味しくて何より?)の心の中の「あれあれあれ・・(汗」が観ていて聞こえてくるようで(苦笑
    これって、凄く実験的なのに凄くフワフワして、ハイバイらしい(バクマン(ジャンプ掲載)平丸の「ラッコ11号」が読めたらこんなんじゃ?)漠然とした不安感のようなものを非常にユーモアたっぷりに上演していて、ガチな本公演より持ち味がたっぷり出ているような雰囲気も無きにしも非ず・・(笑

    絶対ダイエット反対(笑)の黒田氏、イイアクセントになっている大山氏、
    こういう時には抜群の存在感を魅せる斉藤氏・・などなど、見どころもたくさん。
    内田さんのべラも(ムダに)豪華な雰囲気を醸していて良かったです(笑

  • 満足度★★★★★

    イイねー!
    平成24年の芝居始め。

    観劇前に、大崎のタワーマンションに住まう社長Eの家に白菜の浅漬けとあんこ餅を土産に持って行ったら、お返しにお年玉くれよった!
    ウチの販売所で100円で売ってる浅漬け&年末にこしらえたあんこ餅が、ン百倍に・・・「やる」と言うものを断るのもなんなので、ありがたく懐にしまう。

    「やっぱ住友のマンションは内装がショボイなー」と毒づくつもりだったのに、「中国人相手の商売人は違うネ!」「髪増えた?」etc.のヨイショ連発・・・お互いに気分が良いまま友人宅を後にし、アトリエヘリコプターへ。

    五反田団主宰の実家の元工場をフル活用している小屋だけに、昭和の匂いプンプンのロビーの雰囲気がたまらない。
    その片隅では、飲食販売が。たいして腹は空いていなかったけど、スルーするのもなんなので、チキンカレー(小)を注文。
    注文しながら、テーブルの上に置いてあったビンが気になる。キンカンと洋梨を漬けてある「洋梨とキンカンのサングリア」だ。
    「柑橘類を摂って、風邪予防すっか」と追加注文。すると、店員の彼女(←かわいい)が、ビンを開けて、うわずみを丁寧にコップに注ぐではないか!

    「えっ?洋梨とキンカンは食べられないのか・・・」と軽く衝撃を受ける。

    サングリアという関西のドリンクメーカーのような名前のブツは、フルーツポンチではなく、梅酒のようなものだったさ。。。

    そんなこんなで、身も心もぽかぽか状態で、場内に突入したのであります。。。

    ネタバレBOX

    幕が開けてからの3時間弱は至福の時間やった。

    もう楽しくて楽しくて・・・頬が緩みっぱなし。

    劇団員が、メジャー映画の端役をゲットしてからのてんまつを描いた『業界人間クロダ』は、古き良き喜劇。観客は、泣きながら笑うってヤツ。

    顔合わせの飲み会で、上座から最も遠い席に座る名もなき劇団員3名。
    一所懸命な作り笑い&拍手をし、メジャーの雰囲気に触れた昂揚感を隠しきれない3人が、たまらなく哀しく愛おしい。。。
    場の空気を読んで、飲食を遠慮してたのに、しっかり会費4500円を徴取されるのが泣かせる。。。
    しかも、たいして入っていないであろう財布から4500円を絞り出してる様が、おもしろい!はずなのに・・・ボクは笑い声をあげているんだけど・・・泣かせるんだよなぁ。

    次回作を匂わせるラストもイイ!来年もゼッタイ来るぞ!!

    その後に続くステージも、どれもこれもオモシロカッタ!

    ザ・プーチンズのステージは、なんかオシャレの極みすら感じたなー。
    代官山蔦屋書店が好きな女の子を落としたいなら、ザ・プーチンズのライブに連れていきゃイインジャナイカ?ってくらい独特のテイスト持つユニット。

    街角マチオさん演じるロボット・・・あのアイデア「どっかの余興で使わしてもらおう」とボクの中に悪の心が芽生えてしまうほど、ヨカッタ!!!

    街角マチコさんが奏でる楽器テルミン。この楽器、凄いっす。
    気になる方は、「ザ・プーチンズ」のHPへゴー!!!

    劇団ハイバイのステージは、金子岳憲さんが退団するまでのテン末を描いたもの。金子さんの追い込まれ方が、たまらなくオモシロイ・・・オモシロイって感想でイインダヨネ?笑

    ハイバイの上田遥さん。魅力が増したなー。

    何年か前に、周りに田んぼしかない劇場で彼女の演技を観たけど、その時から数倍、魅力的になってる・・・ま、顔&声がボクの好みであることは、さておいて。

    「頭噛んでもいいですか?」とかわいらしくささやく獅子舞も観れたし・・・最高に縁起が良く、楽しい楽しい、心がポッカポカになる『新年工場見学会2012』でした!

    あっ・・・ホットワインのレシピを聞くの忘れてた。。。
  • 満足度★★★★

    初観劇
    どれも面白かったが、なかでも、「七餅」は見た目はチープで大笑いなのだけれど、舞と構成に寸分の無駄がない(と思う)のがすごい。

  • 新年が明けました☆
    昨年から見始めた「見学会」。今年も楽しく新年が明けました。

    ネタバレBOX

    去年が「黒田パン」、今回が「業界人間クロダ」。
    THE SHAMPOO HATの公演を見たことないのですが
    すご~くインパクト強いですよね。黒田さん。
    一度観に行かなくちゃとおもいます。
    「業界人」になれない「業界人間」という設定、発想がおもしろくて
    ほんとにこんなことあるのかも…と思わせられる逸話が挟まれて
    毎回どこまで演技でどこから素なのかわからないのが魅力です。

    ほんとかどうかわからない、というのでは
    ハイバイ金子さんの退団そのものを素材にした
    「金子の退団のニセモノ」もまさにそう。
    去年は演出していた金子さんが、
    今回は「退団者」ということでの主役。
    これも不思議なお話でした。

    夢?と現実のあわいの世界にただよう約3時間。
    正月のハレの世界から日常のケの世界に移る
    儀礼のような〈工場見学会〉でした。

    あ。あと街角マチコさんには、やられました。
    今度こそ本公演に行きたいです。
  • 満足度★★★★

    ゆるゆる
    初五反田団でした。
    隣にいたお客さんがいい感じでわらっていたので、自分も伝染。いい感じで笑えました。んで、自分が笑っていたのが隣のお客さんに伝染。隣のお客さんにすごい笑っていましたねと言われてしまいました。
    ご迷惑をおかけしました。すみません。
    でも、絶対、隣のお客さんにも伝染していたと思います。完全に笑っていたしw

    ま、そんなことはどうでもいいとして、、、
    内容はとにかくゆるい!でもそのゆるさがツボというかクセになる。
    そこらじゅうに細かいネタが仕掛けてあるので、普通に笑える。内容を探ると薄っぺらく、役者もそれほど稽古していないんでしょうね、演技も薄っぺらいんだけど、それがまた面白い。3時間という長時間でしたが笑いっぱなしでした。
    いろいろな劇団さんがでてきたのですが、まとまりがあるんでしょうね。どれも面白く、劇団が変わったことに違和感がない。空気が一緒だけど、違うみたいな感じのが、笑いを持続させてくれたと思います。
    新春、面白いものが見れました!

  • 満足度★★★

    観劇初め
    ゆるいかんじで、おなかいっぱい。

  • 満足度★★★★

    工場見学
    初五反田団。有名なので観劇。

    番外公演的な位置づけと思うけど、本公演も観てみたくなった。2,000円で300分(180分の間違い)のボリュームで、かつ気楽に見られて楽しい公演。

    ネタバレBOX

    「業界人間クロダ」…「演劇人」と「業界人」の間に位置し、業界人を目指す「業界人間」が、とある映画に出演する話。バックステージ物のようなつくりではあるけど、とにかく楽しめる。業界人間と演劇人の扱いの悪さたるや(決起集会のシーンとか演技指導のシーンとか)。また、クロダの彼女の優子との会話で、業界人になるともう演劇人には戻れない…というくだりもリアルっぽくて興味深い。

    「ポリスキル」…出所する仲間に歌を捧げる。最後のコーラス・内田慈のキメ顔が好き。

    「ザ・プーチンズ」…ホントに活動してるユニットとは知らなかった。

    「七餅」…願いを叶えるため、七つの餅でシェンロン的なものを呼び出し、獅子舞も出てくる話。どんな話か忘れた。正月っぽかったといえば正月ぽい。

    「金子の退団のニセモノ」…初ハイバイ。金子岳憲の退団の裏側を描くというもの。とても笑えた。本公演観てみたくなった。

    各演目の間に、主宰前田らがワイン片手に、案内役というか雑談めいたスタンスでワンクッション入れる構成も○。
  • 満足度★★★★

    新年会
    うちわネタ、業界ネタが盛りだくさん。新年会のように楽しい雰囲気。おなじみホットワインあり。

  • 満足度★★★★

    例年通りで一味違って
    今年の作品はどれもしっかりと作りこまれていて、
    絶妙に可笑しいのですが、
    お正月の座興の域を超えての表現としての切っ先が
    それぞれにしっかりと生まれていて。

    例年同様盛りだくさん、
    少々長めの上演時間ではあったものの
    そのことを全く感じることなく観切ってしまいました。

    ネタバレBOX

    ・五反田団
    業界人のニセモノ「業界人間クロダ」

    肌触りというかテイストはどこか薄っぺらく緩いのですが、
    シーンごとに観る側に像を結ばせニュアンスを伝える力があって、
    場ごとの空気にするっと飲み込まれてしまう。
    ちょっと痛くてビターな業界の内幕ものとも言えるのですが、
    そこに差し込まれたウィットには
    作者一流の
    表層からすっと差し込まれ
    深淵に至らないところで漂っているような質感があって
    気が付けば舞台の世界の苦みと可笑しさの
    双方に捉われている。
    作りごとというか嘘っぽさがありながら
    透けて見えるようなリアリティが絶妙。

    初日にもかかわらずエッジが効いていて
    積み重なる時間にも
    かくのごとく時がながれていくような
    シニカルな感覚があって、
    可笑しさの向こうにある
    時間への俯瞰がそのまま作品のテイストとして心に残る。

    作り手の語り口のしたたかさを
    改めて実感することができました。

    ・ポリスキル
    2回登場。
    こちらも一定のクオリティが担保されていて・・・。
    音楽としてもぐたぐたにならずに効かせるし
    意外といっては失礼ですが最初にバックコーラスを演じる
    「ポリスラブガール」にもさりげなく曲を膨らませる力があって。

    その5人組のバックコーラス、
    中央でおにぎり(?)を食べる女性の存在が
    ボディーブローのように効いてくる。
    こういうことを淡々と、しかも、
    しっかり曲のリズムや尺に合わせて
    したたかに全うされると
    観る側には後からで
    嵌り物的な可笑しさが倍返しでやってくる。
    演じているのが
    去年、他の舞台で拝見して
    秀逸な刹那の表現力を感じた女優さんで、
    空気の作り方や存在を場になじませるのが
    何気に凄く上手い。
    作り手にとっては小ネタのひとつであるのでしょうけれど
    個人的にはとても強い印象がのこりました。

    後半のコーラスガール達には華があって。
    それはスパンコールの衣裳だけではなく
    場を染め上げる所作のようなものからより強く感じられる。
    役者の方がガチで雰囲気を作ると
    やっぱり色が強いなぁと感心。

    入り方は地味なのですが、
    観る側にとって奥深さのある企画でありました。

    ・ザ・プーチンズ
    「ロボット演劇のニセモノ」

    工場見学会を毎年観ていると
    テルミンの音色に「春の海」を聴くように
    お正月を感じたり。

    ただ、今年の彼らは一味違う。
    ロボット演劇と称するつくり物の説得力、
    そこに重なるクオリティを持った音楽。
    そこには単なる茶番だけではない
    ひとつの世界観が生まれていて。
    それがサゲの展開の切れを創り出すベースになっていく。

    音楽にも魅了されたし、
    一粒で何度もおいしかったです。

    ・紅竜会
    「七餅」

    着物姿の女性というのは、やっぱり艶やかだし、
    獅子舞いをみるとお正月を感じる。
    まあ、この獅子の面が、どうにも情けなく
    それだけでも実に味ワイ深くあるのですが、
    役者の方が中に入ると、
    動きにしなやかさや豊かさが醸し出されて
    その獅子頭の表情にもさらなる                                                               ニュアンスが生まれる。

    今年は龍年ということで、
    一枚の布を竜に見立てての踊りが加わって
    こちらにも見応えがありました。

    それと、楽隊が、なんとも言えず良い。
    木琴・リコーダー・パーカッションの3pcは
    どこか素敵にチープなミザンスなのですが、
    楽師たちが壇上できっちりとテンションを作り
    過たずに音を舞台に絡ませていく姿にからは
    ウィットがあふれ、
    それが心地よく感じられて・・・

    どこか戯れている態のなかに
    洗練されたエンターティメントとしての秀逸を感じました。

    ・ハイバイ
    「金子の退団のニセモノ」

    物語の枠組みの語り口がとてもよく
    観る側にすいっと物語の構造が入り込んでくる。

    自らの劇団のリアリティを借景にして
    恣意的とも思える対立軸が作られ
    シーンごとの空気感が積み上げられていきます。

    個々のシーンごとの
    キャラクターたちの個性の貫きのようなものが
    ぞくっとくるほどに可笑しい。
    上手く言えないのですが、
    そこにあるものは柔らかく揺らいでいるのですが
    場の中でのや流動性のようなものに欠けていて
    しなやかに交わりきらず
    しかも個々のベクトルにしなやかな踏み出しや
    場の空気をそのままに納めさせない貫きがあって。

    シチュエーションはワンアイデアに近いと思うのですが
    そこから徹し広がっていくものが
    前のめりで観てしまうほどに面白い。

    物語の収束の仕方にも
    突き抜け感をもったウィットと切れ味があって、
    舌を巻く。

    別にお正月に演じる必然性があるわけでもないので、
    どこかで是非にもう一度観たいと思わせる
    作品でありました。

    *** *** ***

    何年か前に初めてこの催しを観た時には
    演劇関係者のファン感謝デー的な匂いも感じていたのですが、
    今年の作品は
    お正月を寿ぐテイストやユーモアのセンスは残しつつ、
    従前より演劇やショーとして
    しっかりと作りこまれた感じがあって。
    作品ごとに、
    ある意味悪ふざけ的な部分があることは間違いなく
    観る側にもそこに乗っかって楽しんでしまうのですが、
    その、悪ふざけのクオリティが
    去年・今年と
    より多くのものを生み出すようになったのではと思ったり。

    新年早々、がっつりと楽しませていただきました。















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