ジョシ☆テキ 公演情報 ジョシ☆テキ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★

    てへぺろって感じかと思いきや
    てへぺろじゃなかった。女子って大変だよなーなんかそんな男子の一番興味があって知りたくない裏側を見れた舞台でした。いろんな女子が見られたのも面白いが、まともな女子は居ないのか!と少し恐くなってしまった。やはり舞台上でも女子のパワーというものは凄まじかった。心愛ちゃんに対する集団女子の雰囲気というのが悪意に満ちていて蔑む感じが何とも言えなかったです。なう子のブリブリっぷりはぶっ飛ばしたくなるような勢いで良かったです。シラカバちゃんもかわいさの中に過去を引きずっている抜け出せない感が人間臭かったです。
    正直何人かで纏まっての大げさな動きが多いのが個人的にはとても苦手でしたが、最後の悪意に満ちたダンスは怖かったです。
    勉強になりました。ありがとうございます。

  • 満足度★★★★★

    セツ子と杉○カ○ルと、カマキリの餌
    フライヤーとUSTとで楽しそうと思った予想を裏切らず、女子的な色々が炸裂していました。
    見に行ってよかったです。
    全体的にピンクでまとまった舞台装置や小物、フリフリの文学少女アイドルの衣装、シースルーな袖と舞台を分けるカーテンを吊るポールもピンク。着替えもメイク落としも「シーン」なのでそれら差し支えないように着ているハートのトランクスにリボンのTシャツも実にジョシ的。

    日々ジョシ同士でシノギ合いシビアに値踏みしあうジョシ。
    自らが可愛くあることが至上命題なので、ルールはあって無きが如く、仁義なき飛び道具もコずるいトラップも辞さないジョシ渡世。
    イケメンもブサメンもそういう意味ではジョシカマキリの餌でしかなくて、お金があろうとなかろうと見た目がどうだろうと、どっちでもいいのかもしれない。

    ネタバレBOX

    大幅にココアちゃんサイドな人生を歩んできた身としては、もうココアちゃんを見るのがいたたまれない場面も多いのですが、最後まで白樺ちゃん的に大変身しないのがいいなぁ!って思いました。
    ココアちゃん役の方は終演後、かなり別人なので、あんなにぶさいくにするの大変だったんじゃないかしら・・・。かわいい娘さんでした。

    誰かの想い人を奪い取っては捨てていくというココアの同居人なう子の姿は、ちょっと昔の杉田かおるさんのようだなと思って見た。
    なう子がレズに目覚めたら怖かろうな、と思ったけど働き始めて狩られにくいオトナの男をなう子が狩ろうとするときは、教師だの学生だので培った手段は多分通用しないと思う・・・・。そこでなう子がどうするか見てみたい気もする。的確に落とせるってことは、恋してない相手だからってのが大きいんだろうな。

    ココアを反面教師にして美少女になったセツ子。
    セツ子をギュッと抱きしめてやりたし(笑)
    ジョシが高望みになるのも「努力への当然の代償」ってのは判らなくもない。
    プチっと切れて、矛盾に悩まなくなるといい感じに力が抜けてホントにいいオナゴになってほしいなセツ子。

    そして、一時の餌としてのイケメン。
    男子こそ本当は乙女じゃないかと思う。
    根拠のない自信に満ち満ち見え透いたジョシの罠にやすやすと嵌まるなんて!自分をカッコイイと思ってないと無理だと思うから。
    こんなに狩られやすい男子、最近少なくなってきてる気がする。
    でも演じてるイケメンさんは説得力あるイケメンなので他のところで他の役してるところも見てみたい。

    トークショーも面白かった。
  • 満足度★★★

    中の上の下
    不思議と楽しかった。75分くらい。

    上演中、遅れ客を座らせるため、別の客を移動させるのはよくないのでは。

    ネタバレBOX

    乙女心愛(濱野瞳)は地味でデブスな大学生。なう子(大日向祐美)は心愛と同居する、男に媚びる女。文学少女シラカバ(柳瀬晴日)は、心愛の旧友でやはりデブスだった、現アイドル。そんな3人を中心に据えた「女子」の話…。
    「女子」をデフォルメした内容で、ありがちかもしれないけどどこかニヤニヤさせられる。じょっしーら4名の女子的な煽りとか。正直深いとこはわかってないけど、女子とはこういうもんだ、と言われたような気になった。

    心愛のいじけた心が、岡田せんぱい(後藤文嘉)に惹かれるにつれ(じょしこらの煽りもありつつ、シラカバの存在もありつつ)、暖かくなっていく様とそれが壊れるところが、女性作家的だと思う。甘くないというか。
    なう子は、美人的な描き方かななんて思ってたら、劇中でほどほどの美人という評価。性格も込の女性の評価とも思える。衣装がどこか野暮ったかったのはそのためかな。人の物をほしがる性分も女子的なのか。
    シラカバの、劣等感を克服した向上心と、かわいくなっても幸せをつかめないもどかしさに好感をもった。自問自答の一人芝居とか声色の使い分けなど魅力的。

    なにげにじょしりんぬら4人の存在も好き。
    今回の舞台で男子の意見ってあんま表現されていないけど、やはり女子は女子の意見を重要視しているということか。男子の存在って女子的にはどうなのかしら。

このページのQRコードです。

拡大