『大洗にも星はふるなり』 公演情報 『大洗にも星はふるなり』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-6件 / 6件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ゴツプロ!3度目の観劇に、結局出向いた。
    面白く書かれた完成度の高い一夏の(正しくはその年の冬までの)海辺の物語。
    松本哲也が演出だけをやった舞台というのも初めてだったか。
    登場人物らの特徴付けがデフォルメでも成立させてる所が中々パワーを生んでいる。

    ネタバレBOX

    一人の女性を巡る大勢の男のドタバタ、というドラマ的にありそうな構図であるので、「誰が一番彼女を想っているか」「誰が思われている事を証明できるか」的な競争も一興なのだが面白がるにも限界がある(自分の年齢的にも?)ところ、面白がらせる所は感心。色々と趣向や特徴づけとなるアトラクションが台本ないしは映画版をどの程度参照しどの程度オリジナルだったのか、にはちょっと興味がある。いつか、気が向いたら、観てみるかな。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    若さ溢れる勢いのなる舞台でした。最初台詞の間が少し気になりましたが、バカバカしくも登場人物と共に楽しめました!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    肩の力を抜いて心から楽しく拝見できました。熱のこもったお芝居良かったですね。本当に各人の個性全開で明るい気分になって劇場をあとにできました。楽しい時間ありがとうございました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    舞台は茨城県の大洗サンビーチ海水浴場。何故かそこの海の家はサザンオールスターズの聖地、「江の島」を名乗っている。設定は2009年、海の家でのひと夏のバイト仲間達がマドンナ的存在だった江里子からクリスマス・イヴに各々手紙で呼び出される。真冬の海の家にノコノコ現れた男達が繰り広げる妄想恋愛バトル。

    マスターは井上賢嗣氏。
    ストーカー癖のあるナルシスト・バンドマンに葉山昴氏。
    キックボード片手の浮気癖のある杉田大祐氏。黒澤明ネタは中途半端。
    これまたストーカー癖のある牛窪航平氏。
    鮫の研究をしている和田慶史朗氏。さかなクン帽子が似合う。女を口説くようなアクションでマスターにお願いをするシーンがどっと受けた。ちょっと窪塚洋介っぽい?
    立ち退きを執行しに来た弁護士に佐藤正和氏。名探偵的に場を仕切る。
    裏主人公、笹田伶氏。キャラ設定もあり、頭一つ抜きん出ていた。聞き間違いが多いことが物語のキーとなる。

    ネタバレBOX

    まあ若手男性俳優を育成するイベント。自分なんかには場違いなスペース。演出・松本哲也に期待したのだがどうやらホンからいじらないとどうしようもなかったようだ。福田雄一の遣り口はその場での笑いの最優先。笑いが起きなかったら全ては意味のない遣り取り。ここは徹底して目の前の観客を笑わせることに集中すべきだった。そもそも設定なんかに意味はない。どうしたら笑えるか、そこだけがポイント。それを履き違えてしまっている。笑いが起きなければただただ無意味な謎の空間。これじゃ役者も可哀想。

    お目当ての若手俳優を一生懸命応援に来ている女子達にブスネタじゃあ笑えない。もう少し捻れないか。それこそテキレジじゃ?

    ※しながわ水族館は大森駅。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    夏の海の家での物語。安心して見られるわかりやすいコメディ。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    鑑賞日2024/08/29 (木) 19:00

    価格4,500円

    ゴツプロ青春の会!台風に負けず観劇して参りました。
    「江の島」だけど、舞台は茨城県の大洗の「海の家」です。ひと夏の思い出には「恋」がつきもの。
    海の家に共に働く「江里子」に惚れこむ7人の男たちが繰り広げる妄想バトルは必見です。
    物語の随所に笑いのエッセンスが散りばめられていて、思春期男子が考えそうな想像力を見事に体現してくれていますよ。

    ネタバレBOX

    舞台となる海の家「江の島」がしっかりと作り込まれていて好印象。
    思わずアイスが食べたくなるような、シーズンぴったりのお芝居だったと思います。
    キャストも個性豊かな雄雄しいメンツ。癖が強くて、皆ボケるわ騒ぐわで大混戦‼くだらない事で大笑い出来る温かさが魅力的。手紙で江里子に呼び出されたメンズは「誰が江里子と結ばれるか」で彼女への愛をユーモアいっぱいに語りだします。ストッパー役だった弁護士もまさかのキャラ変。配役が持つ理想と現実への対比が上手です。

    初見の劇団でしたが、内容はとても分かりやすく雰囲気の良い空間を作り出していたと思います。
    脚本に関しては、笑いで盛り上がって熱量が上がっていく半面、妄想・勘違いにピントが当たり過ぎて、微妙な間が生まれてしまったり、独りよがりな演技が長いと観客側も飽きてしまうかな…と懸念点がありました。

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