バンザイ 公演情報 バンザイ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-17件 / 17件中
  • 満足度★★★★

    観劇 
    させて頂きました。

  • 満足度★★★★

    社会派な
    社会派的な部分を独自の感じで微妙に折り込んでいるのは面白かった

  • 満足度★★★

    最後は全部スッキリ終わって欲しかった。
    パンフレットを見たとき登場人物の名前が鶴牧や秦野、栢山や海老名というように神奈川の県西よりの小田急の駅の名前だったので、妙に親近感を覚えました。

    ネタバレBOX

    (ネタバレ入りますが…)

    舞台は自宅を兼ねたカウンターバーの装いのたこ焼き屋さん。

    舞台右側が店内(入り口奥に向かいのスナックの入り口が見える)、左側が自宅のお茶の間になっています。

    物語は今から大体5年くらいあとのお話。

    外国から進出したチェーンのフランチャイズになったたこ焼き屋の主人・鶴牧(つるまき)は、九州の実家から妹たちが持ってくる小麦粉を勝手に混ぜて使っていました。

    原発の影響で本部から日本の産物は使わないことになっていました。

    そこに本部の営業・八雲(やくも)が茶の間に隠してある小麦粉を発見。

    違約金の話し合いをするため上司を連れてくると鶴牧に言い渡します。

    そんなとき向かいのスナックのホステス・泉美(いずみ)がたこ焼きを紹介するため、スナックで知り合った海外アーティストを連れてくることに。

    町は節電で薄暗い夜、鶴牧は本部の管理者を待っていると、英語しか話せない男が店に訪れます。

    実はこの男がアーティストのジョージだったのですがあわてる鶴牧は本部の強引な押し掛けと思い、腹立ちのあまりジョージをナイフで刺してしまいます。

    それを目撃した泉美。
    鶴牧は泉美とともにジョージを小麦粉と一緒に押し入れに隠してしまい…。

    事件の背景に福島から移りすむ男や、修学旅行中の女子高生、居候の断食道場の主人など変わったキャラクターが登場しお茶の間をかき回していきます。

    押し入れのジョージはどうなるのか。

    たこ焼き屋さんの行く末は。

    そして共犯関係の鶴牧と泉美の関係は。

    といったお話でした。


    ラストは事件もたこ焼き屋もジョージの力で収束に向かいましたが、事件をきっかけに親密になった泉美に対し鶴牧は自信のなさから別れを告げて…。

    その手切れのさせ方とそれにキレる泉美の気持ちを考えると、スゴくスッキリしないままお話は結ばれていました。

    年末に見たこともありますが、最後は全部スッキリ終わって欲しかったなと少し残念でしたが、世相を映した背景で物語にリアリティーを感じさせてくれたのは面白かったです。
  • 満足度★★★★

    全体的に
    良かったかな。
    少しわかりずらい所は私が頭が良くないせいか・・・笑

  • 満足度★★★★

    さりげない描き方
    もしかしたら今後起こるかもしれない事柄を、さりげなくでも上手く描いてたと思います。
    ただ、メインのモチーフとは関係ない、人を殺したかも知れない話の部分は、確認せんのかいと、若干中途半端な感じはしましたが、全体を通しては面白かったです。

  • 満足度★★★★

    楽しめた
    日本の色んな問題が背景にピリリと効いていて良かった。役者も上手くドラマとしてとても楽しめました。

  • 満足度★★★★

    良かった
    切ない恋愛のドラマなのだが、今の日本が抱える問題が背景にあって、考えさせられる。
    舞台の見せ方が上手くて引き込まれた。
    宮本愛美さんが良かった。

  • 満足度★★★

    たくさんすぎるかな
    こなしきれてない

  • 満足度★★★★★

    いいもの見た
    こういう時勢の題材をギリギリ表に出すか出さないかのところで提示する感じがいい。今まで見たことない役者がいっぱいいた。キャラが立ってる。

  • 満足度★★★★

    見入った
     舞台の空間構成のせいもあると思うのですが、全体的に自然な流れがあって、夢でも見ているかのように一つの物語が流れていました。それだけ物語に無意識に引き込まれていたのかなって感じです。でも、逆に私の中では、スムーズすぎた感じが。個人的に違和感とかぎこちない感じがある方が好きなので、個人的にストーリーには、そんな感じがもうちょっと欲しかったなと思いました。でも、見て良かったと思える舞台でした☆

  • 満足度★★★★★

    みてよかった
    まさに、今みるべき芝居のような気がした。笑いが多くて楽しめるんだけど、毒のあるところがけっこう好きだった。役者がみんな達者でうまい。会話の言葉が面白い。舞台装置が立派だった。

  • 満足度★★★★

    ニッポン バンザイ
    TPPや原発の影響を受けた日本の食問題というシビアなテーマを絶妙な笑いで見せてくれました。
    「バンザイ」というタイトルは「ニッポン、バンザイ!」なんでしょうね。
    日本は負けないよ!という元気なメッセージをもらいました。

    セットがよくできていました。店の外の路地までが丸見えなところ。
    中で芝居している人の向こうで、外の人がちゃんと芝居しているのも見えました。

    楽しかったです。ありがとうございました。

    見終わった後は、たこ焼き食べたくなりました。

    ネタバレBOX

    霊感少女の桜(岸本鮎佳さん)が最高でした。
    あの場面、大笑いでした。

    泉美役の梨木智香さんの英語の発音が本格的でした。
    畳アレルギー(ってあるんですね)男のロブが英語で何を叫んでいたががわかったら、もっと楽しめたのですが、ヒアリングは昔から弱かった私です。

  • 満足度★★★★

    グローバルの波
    英語ぐらい出来ないとお芝居についていけない時代なんすかねぇ。

    ネタバレBOX

    遺伝子組換え植物や放射能汚染食物を警戒するちょっと数年後の話。

    たこ焼きチェーンのフランチャイジーがアメリカ企業とは時代ですね。指定された小麦じゃなく、契約違反までして国産の小麦で作ったたこ焼きが最終的にはアメリカ人からも美味しさが認められ、まるで由紀さおりさんの成功のようで良かったです。

    ドタバタの中で食物は極力西から取り寄せるなどと、ところどころの毒気がスパイシーでした。
  • 満足度★★★

    初26.25団
    チケットプレゼントにて鑑賞。

    舞台上で露わさなさ加減がうまい。

    ネタバレBOX

    とある商店街にあるフランチャイズタコ焼き屋が舞台。店主・鶴牧(杉元)は、実家の小麦を使用したタコ焼きで評判を得るも、FC本部より、遺伝子組み換え小麦を使用するよう、再三警告を受けている。実家・福岡の畑でも、近隣畑が遺伝子組み換え小麦に品種を変えたり、親が衰えたり、区画整理の話があったりと、鶴牧の悩みのタネは尽きない。そんな中、アメリカのミュージシャン・ジョージを勘違いから殺害してしまう、とドンドン苦悩の真っ只中へ…。

    遺伝子組み換えの問題を扱っているけど、舞台は現在よりも数年進んだ日本の様子。むしろ、震災・原発の影響という匂いがする。そんな感じで、舞台上に見せない箇所を感じさせる作風がうまいと思った。FC本部の八雲の本音、バイトの栢山の素性、泉美の本音、泉美と秦野の関係、ジョージの仕事、愛と明を含めた実家の状況とか。
    もう少しはっきりとテーマを提示してもらえる舞台が好みだけど。

    霊感少女・桜(岸本鮎佳)は素直に笑える。てか表情が良い。
  • 満足度★★★★★

    追加の書き込み
    脇役だが、女子高校生役で出演していた岸本鮎佳と荒川佳の脱線コンビが、抜群な面白さをみせてくれた。これこそが小劇場の芝居の面白だ。
    これはかなりのヒット!

  • 満足度★★★★

    見応えあり
    ちょっとネタばれ

    ネタバレBOX

    東京の小田急線沿いの商店街で、フランチャイズのタコ焼き屋を経営している鶴牧は、指定の米国産の小麦粉を使用せずに、実家で作っている良質な小麦粉を内緒で使用しているのがバレてしまい、契約解除を言い渡される。
    そして契約を正式に解除される日に来た客を鶴牧はフランチャイズの役員と勝手に勘違いしてしまい、その人を誤って殺してしまう。
    そして鶴牧の取った行動は・・・・?

    商店街の人情モン的な込み入った話を鶴牧とその家族、近所の人達を多数交えて見せていくのだが、登場する人物の各キャラクターの掘り下げ方、役者の演技、そして確かな演出力がやや御都合主義的な戯曲を厚みのある話に見せていく。特にこれぞ小劇場的?というべき物語に対して大して影響がない、脱線しがちのキャラクターを幾度なく登場させる事によって、物語とキャラクターを更に深くしていく演出法は流石だ。
    そして背景に原発問題をさり気なく入れている点も見落とせない。

    作・演出は杉田鮎味という女性だが、確かな演出力の持ち主だ。

  • 満足度★★★★★

    無題238
    14:30の回、受付、開場とも予定通り、前売券に整理番号がついていて、10番ごとの入場(たぶん…最初のグループで入ったので、その後は推測)。受付でそう言ってくれてもいいんじゃないかと思う。今日は宮本さんをみに来ました。劇団は昨年の「可愛い怪物」以来。宮本さんはその後「プラすマイなす竹」「沼辺者」、そして本作…髪が短くなっている。芯が強い女性の様子がよくでていました。舞台は3つに分かれていて、右はたこ焼き屋の店舗、その奥(出入口の向こう)、路地をはさんでスナック、左は店舗と続いている住居(畳と押入れ)。中央(真ん中)席がお勧め。席に座って、舞台奥を眺め「これじゃあ外からまる見えじゃないか」と本気で思ったのでした(よくできてる)。笑い、すれ違い、思いやり…いいお芝居でした。16:24終演。

    ネタバレBOX

    なぜ、バンザイなんだろう…

    フランチャイズ契約と経営の自由度、「国産小麦粉100%たこ焼つるまきスペシャル」の戦略的な強み、原材料調達の不安と地域開発がもたらす功罪、遺伝子組み換え、これだけ課題が揃ったらケーススタディーになるか…。

    ひょんなことから話が横展開するのはお約束事として楽しんでしまう。路地では外灯で昼/夜を示し、畳アレルギー男は見た目がだんだん怪しくなり、突如出現する霊感少女はぶっ飛んだ演技でかき回す。

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