満足度★★★★★
上質な大人のコメディ
イケメンのドアボーイがお出迎え ってあったけど、確かにイケメン君がふたり丁寧にお出迎えしてくれました。
ステージは赤と黒で統一されたセット。まさにREDシアターにぴったり。
会場全体がモダンなホテルの一室といった感じです。
そこにピアノの生演奏とくれば、テンションもあがっちゃいますよねぇ!
さてお芝居はというと・・
男女を描いた二つのお話。脚本が堤泰之さん とTRASHMASTERSの中都留さん。
ゴージャスナ作家にも期待していたんだけど・・
期待通りの 上質な大人のコメディでした~。
タイプの違う二つの男と女のストーリーを楽しめました。
ネタバレはあまりにも無粋なので触れないけど、一本が40分くらいなので、 えー、もう終わっちゃうの~ くらい作品とキャスト そしてピアノの音色が満足度をアップしてくれました。
どちらも ホテルの一室を舞台に1組の男女が繰り広げるワケあり物語。
第1話は ベテラン おかやまはじめさんと内田慈ちゃんの とっても意味深な物語は 結構笑いもありで とっても楽しい大人のお話でした。 内田慈ちゃんは 何度か舞台を観てるけど じつに 魅力的な雰囲気でした!!
第二話は いかにも いそうなカップルがかもし出す 絶妙なやりとりがメインのお芝居だったけど、
江口のりこちゃんの あのぶっきらぼうだけど愛嬌のある演技がとっても良かったなぁ。。
満足度★★★★
面白かった。
ホテルで良くありそうな大人のカップルの会話劇だが、2本ともに引き込まれてあっという間の90分。
それぞれに、あるあるネタが詰まっていてテンポも良くて気持ちよく観劇。
笑った。
満足度★★★★★
設定の妙が可笑しくて切ない
20年以上前のシリーズが復活したのだと言うが、シンプルなホテルの一室を舞台に男女の会話劇というのが何だか新鮮。90分の2本立てというのもコンパクトで丁度良い。1本目は「高校教師がデリヘルを頼んだら元教え子がやってきた」というストーリー。ラッパ屋のおかやまはじめさん、厳格な教師が別の面を素直にさらけ出すのが可笑しい。ハイバイに出ていた内田慈さんが、ここでは素朴そうに見えたマッサージ嬢が次第に主導権を握っていく過程を力まずに見せて素晴らしい。
2本目は「12年も付き合っていて結婚に踏み切れない女と男」の会話。長い付き合いの男女それぞれのこだわりどころとかみ合わない価値観が浮き彫りになってくる。
江口のりこさんのゆるいけど強情な女が上手い。ピアノの生演奏が会話を邪魔せず心地よい。息の合ったテンポの良い会話劇の楽しさを十分堪能させてくれるこのシリーズ、ぜひ続けて欲しいと思う。
満足度★★★★
劇場に一歩足を踏み入ればそこがピカレスクホテル
ベルボーイさんが開場お手伝いして、束の間のお嬢気分。
初演が20年前なので何となく、バブルっぽい片鱗があったような気もするがそこは劇場マジックにかかったせい、と思うようにしよう。
ちょっと刺激的でエロいけど力を入れず笑わせてくれる一話の「リボン、ちゃんと結びなさい」と倦怠感丸出しの絶妙な会話が堪能出来る二話の「男か、女か、」
どちらも面白かった。
上演時間約90分。