実演鑑賞
満足度★★★★
自分が出撃する「その日」を待つ特攻隊員
彼等が集う食堂を舞台にした物語
食堂から回り舞台で陸軍基地を舞台としたシーンと交互に物語は展開し、遂に迎える「その日」
死ぬことを義務付けられた特攻隊員達から母のように慕われた女将
軍指定の食堂とはいえ軍需産業的な旨味など全然無く、逆に身を削った彼等への心尽くしの行為で難癖を付けられてしまうというのが余りにも理不尽
観客には若い方も多く、戦時中の実話をもとに実直に創られたシーンのひとつひとつを噛みしめるように共有できる貴重な舞台であったと思う
頂くのが申し訳ないと思うくらい立派なパンフレットはとても良い記念に