五反田の夜 公演情報 五反田の夜」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★★

    悪意の出方が
    絶妙

  • 満足度★★★★

    おなかがいたい(笑)
    登場人物は、どこにでもいそうな人たちだけれど、それをあんなに可笑しく描けるというのはすごい。笑い過ぎておなかいたい(笑) #en

  • 満足度★★★★★

    面白すぎ!!
    終始笑いっぱなし。
    西田麻耶さん演じるおばさん、こんな人いる、そして腹立つわぁ(笑)
    気軽に観れるが飽きさせない脚本、演出さすが。

  • 満足度★★★★★

    恐れ入りました
    なんとか予約がとれて楽日に拝見。

    表見的には脱力系のお芝居なのですが
    そのコンテンツの広がりがものすごい。

    駄弁のような会話から
    魔法のように溢れてくる寓意、
    それも無段階変速で
    ぐいぐい広がっていく。
    身体のわずかワンステップ分の動きを
    固唾をのんで見つめる・・・。

    とても気楽に、気負うことなく・・・、
    でも実は、
    観る側に力ませる暇すら与えないほどの洗練に満ちた作品、

    とても気軽に劇場に足を運んで、
    ものすごいものを観た感触が残りました。。

    ネタバレBOX

    五反田団流の
    どこか下世話でとほほっとした感じの始まり。
    冒頭の姉弟の空気にしても
    そのあとの市民団体(?)での会話にしても
    極めて表層的な感覚やうすっぺらさが
    鮮やかでわかりやすく、
    じわりじわりと可笑しさが膨らんでいく。

    でも、その可笑しさ、
    観る側にはおくびにもださないのですが
    作り手のしたたかな策略に満ちていて
    キャラクターたちの雰囲気を強く浮かび上がらせ、
    物語を解き放つ力へと変わっていくのです。

    たとえばマクドナルドに関する
    プチネタのようなエピソードが
    しっかりと後半の物語のを支える伏線になっていたりする。
    鶴の折り方ひとつにも、素敵なばかばかしさに包まれた
    豊かな寓意を感じる。

    それらが、後藤さんのカダフィ話で
    さらに、鮮やかに色を変えていきます。
    物語の展開の軽さに
    観る側が受け身をとる暇もなく、
    世相や組織、さらには革命の感覚にまで
    世界が広がる。
    なんだろ、めんどうくさいロジックの説明より
    遥かに説得力のある様々なものの本質が
    一口噛んだ小籠包のスープのごとく
    あふれるようにやってくる感じ。
    それらは、脂っこくももたれるもことなく
    観る側に流れ込んできてさらに膨らんでいくのです。

    加えて、この作品にはもう一皿のメインディッシュがあって。
    宮部―前田のお二人による
    手をつなぐ刹那の身体表現に
    目を奪われる。
    留まる時間、指先の動きが場内を笑いで満たす・・、
    でも目を瞠るのはそこから。
    体の揺らぎ、ひとつの動き、
    満ちて踏み出すワンステップ・・・。
    互いの想いの重なりと、
    ためらいの温度の差異のようなものが
    豊かに醸された密度とともに伝わってくる。
    それは、滑稽でありながら
    ため息が出るほど実直で豊か。
    そんなに長い時間ではなかったと思うのですが、
    観る側の時間感覚が鮮やかに奪いさられ、
    二人の刹那の心情にどっぷりと浸される。

    物語自体の収束にも
    がっつりの含蓄があり
    さらには、身体表現のリプライズの
    チープで豊かな広がりにもしっかりとやられて・・・。

    カジュアルな雰囲気のレストランで
    こそっと3つ星シェフが作ったランチを食べたような驚きというか

    作り手と役者、そして作品・・・、
    それぞれからこの劇団の底力を凄さを改めて実感したことでした。



  • 満足度★★★★★

    観てきた
    くすり笑いが絶えなくて、それでいて、時折ハッとさせられて、五反田団らしい作品。

  • 満足度★★★★★

    色々な"間"の取り方が素晴らしい。
    劇団員派生的、でもこれぞthe五反田団テイストな作品。当日キャンセル待ちにもめげずに是非とも最後1ステに足を運ぶべし。81分。

    ネタバレBOX

    作品として世の中にチクリと刺すような視点を持ちつつも、不意を突いたり、はにかんだり、そして直球にと様々な笑いが全編にちりばめられている。

    タイトルにも書いた計算したわけでもない"間"の見せ方もすごいのだが、言葉のチョイスも絶妙で、かっちりとした脚本がなくとも劇団員が集まるとここまで意志疎通され、完成された作品をチームとしてくれるのだと改めて敬服する。

    この作品が2000円というお求めやすいお値段にもかかわらず、5ステで700人程度の人しか観られないのは観劇界(←そんなのあるのか?)としてあまりに大きな損失と言わざるを得ない(^_^;)。制作さんには舞台を極限まで狭くさせるぐらい桟敷を出してもらうくらいの覚悟の受入れ体制で観たいと思って来てくれた観客に作品を提供してもらいたい。

    それにしても山田の急病による降板は残念至極。彼のファンとしては肉祭りのブースの片隅にでも佇んでいてほしかった^^;;

    他役者としては女優陣のポジショニングがさすが。宮部純子さんの美人度と、西田麻耶さんの超おばちゃん具合、後藤飛鳥さんのしれっとした態度に中川幸子さんの巻込まれ加減の噛み合わない噛み合い方は見事です。男優陣の怪演はいうまでもないですが。



    会場に向かうときに、新宿駅南口構内の成城石井でジャムを買うつもりだったのに時間がなくて寄れなかったのだが、さすがにこの芝居を観た後の帰り道では寄る気が起きなかった・・・
  • 満足度★★★★

    五反田団
    超五反田団らしい五反田団。良いです。

  • 満足度★★★★★

    くるくる回る
    なんだか道路拡張とかいろんな工事なんかの影響で、
    五反田の町は昔とだいぶ変わってしまいました。

    それでも、こんな狭い町内会的雰囲気な奇妙な舞台を観てしまうと、
    昔、会って話してもうこの町を引っ越してしまった人びとの、
    なんだかぽかぽかしたような心が、町のあちこちに
    まだ眠っているような・・そんな気になってしまいました。

    タイトルがそうだからなのか、
    話の中に地名がよく出てくるからなのかは分かりませんが、
    こんなにも可笑しな舞台なのに、
    今までで一番「(地名の上での)五反田っぽい」ような気持ちになってしまったのは、自分が年を取ったということなんでしょうか?(苦笑

    それはともかく、なかなかにステキな「Gotanda night」を、どうも・・(笑

    ちなみに舞台の仕掛けを観ていて、
    昨夜観た「悪い芝居@王子」をちょっと思い出しました。

    (以下ネタバレ・・(汗





    ネタバレBOX

    スケールという面ではだいぶ違いましたが、
    昨夜観た「悪い芝居@王子」のように
    役者が台の上にのって、それを別の役者たちが
    くるくると回すという仕掛けが五反田団でもあって、
    それが凄く興味深かった。

    その仕掛け、
    悪い芝居では、人と人とが目まぐるしく行き交うさまを、
    五反田団では、
    ・・なんだか人と人とが、たゆたうように
    むつみ合うように、でも触れ合わないように、
    ゆらゆらと揺らめくさまを、
    表現しようとしていたように感じられて、
    それぞれの提供するイメージの違いも面白ければ、
    似ているところもあり、それは
    「観ていて少しくらっと来る」感覚というか・・(苦笑

    舞台をたくさん見てみると、
    ひとつひとつの舞台を分析するだけでは得られない、
    こんなちょっとした偶然の一致に
    時代の息吹をひょっと感じて、
    それがまた楽しいのです(笑
  • 満足度★★★★★

    台詞&会話の掛け合いからずるずると出てくる物語
    やっぱり、台詞と会話が面白い。
    わくわくしながら成り行きを見る。
    全編笑いっぱなし。
    それは、他人のことだから。
    すなわち、自分のことでもあるから、笑うしかない。

    ネタバレBOX

    姉弟がいる。
    姉は、「五反田絆プロジェクト」というボランティアのような活動をしている。
    弟は、不動産屋をリストラされた。

    「五反田絆プロジェクト」は、西田が中心となって、何かをしなければいけない、という衝動に駆られた人たちが集い、折り鶴を折るグループだ。

    西田は、どこにでもいそうな俗物で、「自然農法」とか「成城石井」(笑)とかの、ブランドに弱く、どこから来るのか、強靱な自信を持ち、あらゆる相手を下に見る。
    グループのメンバーである中川は、西田にいいように言われまくる。

    プロジェクトは、五反田肉祭りに参加することになるのだが、西田の横暴ぶりに業を煮やした後藤と大山が結託し、新たなグループ「五反田絆の会」立ち上げる。

    一方、不動産屋をリストラされた弟は、不動産屋の社長の娘に気持ちを寄せていて、仕事の最後の日に、西洋の神々が争って飛び出してくる映画に誘うのだった。

    そんなストーリーである。

    あいかわらずの気持ちいいほどの台詞回しと、その応酬。
    と言っても、リズムがいいので、「凄い」というオーラを押し付けるようなものではない。
    実に自然(風)な、台詞と会話だ。

    この台詞と会話から、ずるずると物語が編み上がって出てくるようなのだ。
    丁度、リリアンというか、そんな感じにずるずると下から物語が出てくる。

    それがとにかく面白い。

    台詞と間と、そんな雰囲気が笑いに変わる。
    全編笑っていた、という印象だ。

    人が集まれば、組織っぽくなって、組織っぽくなれば、権力闘争的な方面へもつれ込ませたい人たちも出てくるし、そう意識していなくても、運営や人間関係でゴタゴタしてくるものだ。
    表面は何もないようでも、水面下ではいろんなことが蠢く。

    そんな、他人事のゴタゴタは面白いわけで、少々身につまされながら笑ってしまう。
    それにしても、グループのリーダー、西田は強烈だ。「ああ、こんな人、いるいる」を少しだけ通り越してしまっているのだが、ニュアンスはわかる。
    いる、こういう人。

    自然農法的なモノを成城石井のようなブランドと同格にして(成城石井をブランドとしてとらえるという視点は今様でナイスだ!)、それを崇め、さらに人に「いいものだから」と押し付けるところがなんとも言えない。そういう自分が好きだというのもよくあることだ。
    そうした人(たち)を笑いものにして、ナニかを批判している、ともとれるのかもしれないが、それよりは、人の中に「面白いモノを見つけた」から描いてみました、というあたりが本音ではないだろうか。

    人を、つまり、他人を見ていると、面白いコトはたくさんある。
    それは他人だから。「他人を観察する」はすなわち「自分観察」でもあるわけで、他人の中に見えるものを自分の中で探すという作業は、役名と実名が一緒であるという、この舞台において、そういう作劇の工程は、たぶん、相当愉快で、少しスリリングでもあろう。
    もちろん、その工程を考えてみるまでもなく、やっぱり舞台の上の出来事は、観客自身のことでもあるということで、だから、観客は大笑いしてしまうという構図になってくる。

    例えば、組織の人間関係、人間模様だったり、例えば、弟と不動産屋の娘との、映画終わりの手つなぎシーンなどだったりする。手つなぎシーンは、こってり見せてくれて、「恋愛あるある」から逸脱していくのだが、そういう滑稽さは、やっぱり「あるある」であり、「なんか、わかるよねー」の感じになる。それを超えるので笑いになっていくのだが。

    こうした日常的な「あるある」感の、少し歪んだ描写は徹底しているから面白い。ホントに他人のことは面白いのだ。
    これは「自分たちのこと」なんだよねー。

    …このあたりのことは、「他人の描写=演じる」っていうことは、結局「自分の中にあるものを整理してみる」ということなのかな、という、当たり前っぽい展開になっているかもしれない…。

    そして、場面展開の面白さがある。例えば、キャスター付きの椅子に座ってガラガラと現れたり、会話の途中で、人々に指だけで担がれて舞台を去っていったり、そんな演出も、うまい塩梅で面白い。
    さらに、移動撮影的な、映像的なラストシーンのバカバカしさは、お見事。

    そして、当パンを見ると、山田さんが急病で降板したことがよく伝わった(お大事に!)。

    さらに成城石井が五反田にも出来たことを知った舞台でもあった。

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