The Girls next door 公演は無事終了いたしました。ご来場ありがとうございました。 公演情報 The Girls next door 公演は無事終了いたしました。ご来場ありがとうございました。」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★★

    合唱よかったなー
    かなり凝った作品で、ちょっと分かりにくいところもありましたが、これだけ女の子達が多いと、なんか気分が盛り上がりますね。合唱よかったなー。

  • 満足度★★★★

    惜しい
    練られた脚本に凝った演出で中々見応えのある作品だった。
    ただ、自分には少し分かりにくい場面が多々あり、登場人物が整理できなかった。
    次も観たい。

  • 満足度★★★★

    効果音....
    ミステリーな雰囲気を感じさせる脚本は面白かったのですが、話の構成が良くなかったのか、ちょっと解りにくさを感じました。あと、効果音が少し大きくて、せっかくの台詞が消されてしまう部分があり残念でした。
    生演奏はいいですね!あと、女生徒のキャラクター分けも絶妙でした。

  • 満足度★★★★

    ファンタジーミュージカル
    会場に入ると電子ピアノで生演奏の調べ。当日パンフに書かれたモスクワカヌのメッセージが美しい。彼女の繊細な言葉の使い方は独特で、こちらの感性をくすぐりながら物語をみついでいくさまはワタクシの好みのど真ん中だ。だから、女子高校生らが合唱するシーンで、まず泣けた。この涙はたぶん当時の女子高校生だった頃の光景を思い出したからだ。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX


    裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

    卒業記念公演に演じる舞台を演劇部の顧問、木村絵里子先生が指導する場面から。現在の木村と10年前の高校生だった木村の過去を舞台上で交錯させながら演出していたが、過去と現在の一線の描写が曖昧な箇所があり分かり辛かった点が残念だった。

    10年前に消えた高校生の謎を現在の卒業記念公演の舞台の内容に盛り込みながら、当時の彼女たちが何を考え行動していたかを表現した物語だったように思う。相変わらずワカヌが役者に吐かせるセリフの一つ一つが美しい。

    毎年、夏の終わりに願い事を書いて流す「勾玉流し」を信じていた彼女らは、海の向こうにいる神様に願い事を書くが、自分で直接、神様に伝えたい、と思うようになる。残酷で危うい年頃の彼女達は純真さゆえの自殺への憧れも同時に持っており、人の心に新しい世界を創造する魔法(空想)を夢見ていた。彼女達は願いは叶うとか、愛は国境を越えるとか信じて疑わなかった多感な年頃だったのだ。

    「少年たちの夏休み」みたいに、私が死んでも貴方が覚えていてくれたら、私は失われず生きている、なんてセリフも自分達のもう一つの世界である、ネバーランドのような感覚だ。私の姉妹は坂本さちお(女生徒)を愛し、悪い夢に囚われて死んでしまったが、あの美しく残酷な同性愛が真実の愛の物語だと締めくくる。

    くだらないおとぎ話の中で真実を隠そうとする悪い魔女の話とか、ママのような魔女になれないとかのセリフは映画「ハリーポッター」を思い起こさせ、彼女達はまだ未熟な魔女だ。彼女達の吐くセリフに「ママ」がよく登場し、「私を愛して」とのセリフに重なり合う、この物語は基本的に渇望する愛を描いたものだとも思う。

    導入生音楽は勿論のこと、演出が素晴らしい。

    劇中、様々なシーンで感極まって泣かされた。
    未熟な魔女達のファンタジー。

  • 満足度★★★

    女子力
    終演後の伊藤さんのミニライブが始まる直前に、出演者たちがわーっと走ってきて空いた席に座るのが、いかにも女子高生らしく微笑ましかったです。

    ネタバレBOX

    海に入り、将来願いが叶うと戻ってくるという少女漫画のオカルト儀式のようなことをやって少女が三人死んだとする卒業芝居に、インチキ宗教の嫌いな私はもういい加減にしろと腹立たしくなりましたが、その時コートを着た女性が割り込んできて芝居を止めたのでホッとしました。

    その女性は、「この高校で私の姉妹(しまい)が死んだ」と言いました。私は例えば妹が二人死んだのかと思い、しばらくどの二人だろうと引きずってしまいました。亜美と由美、どちらが年上かあえて設定しないのかもしれませんが、普通私の姉がとか私の妹がとか言うような気がしてしょうがありませんでした。姉妹と書いてきょうだいと読む場合は一人かなとも思いますが、しまいと読むとイメージ的に二人以上を想像してしまいます。

    結局は友だちのできなかった引き籠もり気味の子が、やっとできた友だちを他の生徒に盗られそうになったため海で殺してしまって、その子はどこかでひっそりと自殺したというのが真相でしょうか。

    三日続けての女子パワー、嬉しかったです!
  • 201112101900
    201112101900@APOCシアター/PPT有

  • 観劇
    2011121214

  • 満足度★★★★

    その意気込みを買う!
    自分たちの世界を創り出そうという意気込みを感じる若々しい舞台。少女漫画的な世界ではあるが、十代の少女たちの愚かさと傲慢さ、そして子供っぽい残酷さは十分に伝わってきた。途中で「舞台上の世界」、「現実の過去」と「現実の現在」がごちゃついてわかりにくくなったのが残念。コーラス部分はよく練習していて言葉もよくわかるのに、独唱が弱い、言葉も聞き取りにくい。「姉妹」という言葉は通常複数の姉と妹を指すので、その言葉の連発も話を判りにくくした。一人なら姉か妹である。

  • 満足度★★★★

    もう一度見たい
    思春期の女子高生の、痛みや悩みがストレートに伝わり、切なくなりました。感性に訴える素敵な言葉がいっぱい詰め込まれていたけど、謎解きに頭を
    使っていたため、じっくり味わえなかったのでもう一度見たいです。
    劇中で使われた音楽がとても良かったです。合唱のレベルも高く楽しめました。特にエンディングの歌をもう一度聴きたい。      

  • 満足度★★★★

    物語の強い吸引力
    ミステリー的な色合いを持った作品で、その全貌を俯瞰できた満足感はありました。

    ただ、単に物語を追わせるだけの舞台ではないとわかっているにも関わらず、物語の解け方に心を奪われて、盛りつけられた表現の魅力を受け取りきれないような無念さもあって。

    少々贅沢な悔しさを感じたりもしました。

    ネタバレBOX

    冒頭の数シーンにほんの少しだけワサワサした部分はあったのですが、
    そこからはシーンごとにしっかりとしたテンションが生まれ
    時間を重ね合わせながら
    次第に物語が観る側に解けていきます。

    観る側の視座がしなやかに変化しながら
    物語が明らかになっていく。
    それも一重ではなく幾重にも
    事実が浮かび上がり
    過去が組み上がって。

    ストレートプレイの枠組みを保ちつつ
    合唱や、歌唱力をしっかり持った役者たちが支える
    音楽を編みこんだシーンたちが
    舞台の色を幾重にも作る。
    ひとつにくくられて重なりあった
    キャラクターや時間から
    それぞれの事情が次第に浮かび上がってくる
    シーンの積み重ねにはグルーブ感があり、
    ラストシーンまで観る側を飽きさせることなく惹きつけていく。
    冒頭の前説から劇場をそのまま物語に取り込んでいく態や
    常に視線を編み込んだ舞台のテンション、
    さらには、歌える役者たちや生演奏の力、
    それらが個々に観る側を物語の世界に取り込んでいきます。

    ただ・・・、贅沢な感覚なのですが
    この作品にはそれらの魅力というか秀逸さが
    もう一段の踏み込みにつながっていかない
    もどかしさのようなものもあって。
    物語の構造を追うことと
    様々な表現の力が撚り合わさっていく感覚というか
    魅力のベクトルの重なりの精度が
    うまくかみ合っていかない。
    物語の全体像を時に隠したり、あるいは晒したりと、
    観る側を二つの時間に取り込んでいく
    いろんな工夫を感じるのですが
    それらが、物語の成り行きへの興味を引き出すことには成功しているものの、
    必ずしも全体の空気のふくらみを作るにいたらず
    むしろ豊かに受け取りうるシーンの質感を混濁させ
    力を減じてしまっている部分もあるように思えて。

    終焉時に物語を俯瞰できた満足感は十分にあり
    舞台の世界にも染められたのですが
    さらなるもう一歩の感覚を求める気持ちも
    どこかに残る。

    物語を紡ぐ縦糸と横糸のバランスを
    少し変えれば
    もっとたくさんのものを観る側が共有できる舞台が現れる・・・、
    そんな感じもしたことでした。

  • 満足度★★★

    女子高生のココロ
    チケットプレゼントにて鑑賞。

    女性向きな作品かなと。やっていることは理解できるけど、人物の心を理解できなかった。

    客席から演者がしゃべることが多いと感じたけど、これは会場が狭いせいなのか。舞台的にも客席的にももう一回り大きくてよかった気もする。

    ネタバレBOX

    女子高で卒業公演がある。公演内容は、過去その高校であったことらしい。そこに、高校の卒業生・由美(若林)が乱入し‥。

    恋したり、バカにしたり、自信がなかったり‥思春期のふわふわした心情が根底にあるような。のめりこめるような世界でなかった。
    過去と現代、虚と実が入り混じる構成が個人的に苦手ではあるのだけど、ただでさえ入り込みにくい舞台でさらに混乱してしまった。あと、会話で彼とか彼女という言葉も。それが狙いだろうけども、苦手。
  • 満足度★★★★★

    無題218
    19:00の回、ここは初めて、また早くついたので場所を確認、マックへ。受付時間の少し前に着きしばらく待つ。中に入ると生き物たちが…新聞紙で作っているんですね、たくさん展示されています。18:30開場、2階へ、案内の方に(強く...笑)一番前のミニ椅子を勧められ座る。もともとそのつもりだったし…が、やはり終盤お尻が痛くなる、クッションはもっと厚めをお願いしたく。
    「Girl」ではなく「Girls」なお話は私にピッタリ、ミュージカルも。今日のテーマは「カノン」なのか開演前、繰り返し演奏される。カノンにはいろいろなバージョンがあって「カノンロック(YouTubeでどうぞ)」、アンサンブル・プラネタのアカペラ版が双璧。
    場所が場所なのでかなり上向きで見ることになりますが、客席床面は平ら、でそこに椅子席、後方は少し段差あり、なので前のほうがよいかと。
    でもとても近い、手を伸ばせば舞台に触れてしまいます。役者さんを見上げれば照明に涙が光る、なぜか萩尾望都さんの初期の作品を想う(人は2度・・・)。
    アフタートーク、今夜は黒澤さん、いつも質問しようかなって思うんですが、クールダウンに時間がかかるので聞くだけ。帰りに台本+パンフを購入。
    続く

    ネタバレBOX

    それほど奥行がないので全員出てくると狭いかというと、気になりませんでした(もしかしたら前すぎだからか?)、みなさん自然な演技、客席左、後方も使ってい動きに変化あり、海の音、雨の音、心の音(?)、日の移り変りを照明が光と影を、手にした祭の提灯が怪しさをみせる。

    お芝居の中に溶け込んだように感じていたので、よほどあっていたんだと思います。時間は循環し、舞台のなかの舞台は、あたかも流れる雲が月を隠したかと思うと、次はクレーターだらけの表情をみせるように移ろう。

    小さいころは見える世界が小さく、焦点を合わせやすい、長ずるに従い世界は拡がり誰かと共有したくなる、そしてここがずれてゆくのが大人になるということなのだろうか。

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