チカブン【追加公演決定!!】 公演情報 チカブン【追加公演決定!!】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
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  • 満足度★★★

    なかなかに面白かった
    どれもなかなかに面白かったと思いました。
    ただ4話目、舞台手前が空いてるのに、舞台後方での演じられる事が多かったのは、少し何故?と思いましたが。

  • 満足度★★★

    レトロと現代と
    オムニバス形式の芝居。
    ダンスも交えて5つの演目。

    組み方はなるほどなあと思わされるものでした。

    「鰹節の味~」は観ていてちょっときつかったのですが、その他の構成は面白かったです。

    ダンスの振り付けが特に興味深い。

  • 満足度★★★★

    文学の香り
    ダンスと文学の融合がいい感じでした。が…、

    ネタバレBOX

    第一話の文鳥を幼くして亡くなった娘に見立てた母と文鳥の掛け合いに、娘を亡くした悔しさ、深い愛情が感じられました。目の前での突然死というのもあるのですね。文鳥がチチと鳴く様子を表現したダンスも素敵でした。途中から早口になりましたが、全く淀むことのなかったのはさすがです。

    マクベスを講義する漱石の可愛らしさ、良かったです。マクベスのあらすじもおさらい出来ました。

    最後の話は異質で、文学の香りとダンスの融合という趣旨からかけ離れていました。最後をカットして、全員によるダンスで締めくくる終わり方でも十分だと思いました。
  • 満足度★★★★★

    小劇場では頭2つ抜けてます
    凄い演劇を発見しました。
    古川靖博氏の作演出は小劇場最高峰の1人です。
    俳優陣も海外に通用する鍛え方。ムービング、アクト素晴らしい。
    美しい。
    心や愛は宇宙より普遍的なんだと教えられた。それは演劇の可能性を無限の方向に拡げてみせたから。
    改めて演劇を知りました。

  • 満足度★★★★

    とっても面白かった。
    初めて観る劇団でしたが、かなりおもしろかったです。

    全体的に、「動と静」「明と暗」など、状況を作り出す対比的要素が意識的に使われていて、役者は敢えて表情をパターン化し、セリフ回しも抑揚を抑えることで、無機的な雰囲気を作り出している。

    4つの短編の中で、自分は最初の「西へ廻った日」が一番、秀逸だと思った。

    鏡子は幼くして亡くした娘・雛子に何回も語りかける。そして、何度も全く同じやり取りが繰り返される。
    母の問いかけに対して、娘は機械のように感情のない口調で返事をする。
    意味もなく、母の頭の中で、何度となく繰り返される娘とのやり取りが、絶妙な演出によって表現されている。

    雛子のセリフで「死は関係性。だから、子供にはわからない。」という一節があった。
    このセリフが妙に心に残った。
    子供が死ぬ。それは子供という存在が消えるということではなく、子供との関係性が永遠に失われることを意味している。

    他の作品にしてもそうだが、全体的に哲学的で、かつ都会的でスタイリッシュな香りがした。

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