期待度♪♪♪♪♪
2人の演出家が競演出するような…。しかも、その2人が一宮周平氏と鈴木アツト氏となれば、ぜひ両者とも観たいところ。ちなみに「3℃の飯より君が好き」は再演のようで、岸田國士の「紙風船」を連想するが。「メイクアップ」はリーディング、これも今日的で楽しみだ。
期待度♪♪♪♪♪
気になるタイトルは水密度が約4°Cでが最大になることと関係していよう。何れにせよありきたりな2人の関係は描かれず、観る者によってより深い在り様が見えてくる作品になっていようし、もう1本も感受性鋭敏化や身体の劇的な変化に翻弄される思春期にあって恋の諸段階に密接に関わる化粧を通じて描かれる鋭利で煌めく一所懸命な感性を感じたい。