我が儘な巨人の足音【千秋楽当日券はキャンセル待ち】 公演情報 我が儘な巨人の足音【千秋楽当日券はキャンセル待ち】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    大人の童話
    とにもかくにもノアノオモチャバコの描写が好きだ。その描写は劇団名と同じく夢見るオモチャバコなのだ。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

    ダメ男・中村が今回の主人公。中村はテレビ製作会社に勤務する、覇気のない男だ。カレーに福神漬けが添えてなかったことで恋人・しのぶを詰ったことが原因となりしのぶに振られる。振られてからやっと今更ながらに彼女への想いがつのる中村ダメ男。笑

    そんな中村が勤めるテレビ製作会社では「妻沼に現れる伝説の巨人の足」と称してVTRを撮っていたが局からVの契約解除をされ放送出来なくなった。
    そして中村はその日から職場の全員が盗賊団ヴォルガになってる光景と、伝説の巨人が居る世界の夢を見始める。彼の観る夢の世界では、巨人の眠りを妨げないように神官が巨人の足を洗う事を義務付けされていたが、ある日、これを怠り巨人は目覚めてしまう。

    巨人が眠りから覚めるとその振動で街は大地震が起こり滅びてしまう。だからこの街の勇士はヴォルガに「私たちの街の住民を盗んで欲しい」と頼むが、ヴォルガの長はこの申し出を断り「ならば巨人の足を盗もう」と強調する。

    物語は中村の現実と夢を錯綜させながら現実社会と中村の心の内を風刺したような作品だった。つまり巨人の足跡は政治やら得体の知れない大きなものに屈服した人間の残骸で、それらが蓄積された垢なのだ。

    そして中村は改めて感じる。恋人との関係も新鮮さを失い、なあなあになっていた事。始まりの頃や最初の想いが、次第に色あせてしまっていつしか恋人を邪険にしてしまっていたこと。これらに気付き後悔し去っていった恋人を取り戻すまでの物語だ。

    ストーリーは決して難しくない。極めて解りやすい。中村の心理の動きを捉えた作品だ。
    それをノアノオモチャバコ風にアレンジして一見、難しそうに魅せる技が巧みだ。
    間の悪い時にばかり電話をかけてくる中村父も中村にとってはダメ父だ。しかし、中村はこれらを土台に立ち上がるのだ。その希望に満ちた幕引きが清清しくて素敵だ。
  • 満足度★★★

    片方の世界で進めた方が
    2つの世界の話(現実世界と夢の世界ですが)の物語で進んでいくが、中盤以降、2つの物語が描ききれてないというか、両方とも中途半端になってしまってるというか、ちょっとゴチャゴチャし過ぎてる感があり。
    だからなのか、後半どうも世界観に入り込めなかったので、ちょっと長く感じてしまった。

    現実世界だけで物語を進めてもよかったのでは?

  • 満足度★★★

    隔靴掻痒気味
    構成や表現(ダンス含む)、舞台美術(衣装・装置)などよく出来ていながら、現実と夢の2つの世界の関連が最後に明かされるまで掴みにくく、肝心の「言わんとするもの」が隔靴掻痒と言おうか今一つくっきり浮かび上がらないのがもどかしい。
    本作には当てはまらないかもしれないが、2つの世界のリンクが中盤あたりから徐々に明確になって行くスタイルの方が好みだな。

  • 満足度★★★★★

    躍動感
    躍動感あるダンスとノアノオモチャバコらしいストーリー展開。作風が地球儀のはしっこの街のナマエはの頃に回帰したように思ったけれど,いずれにしても自分には好みのスタイルです。一見わかりにくく,抽象的であるかもしれないが,実際にはメッセージはしっかり伝わる芝居だと思います。芝居の入り方や客席すれすれでの演技やダンス,シンプルな舞台設定と場面展開,いろいろと魅せてくれる劇団です。

  • 満足度★★★★★

    中村の夢
    主人公・中村が現実と夢の中を行ったり来たりしながら次第に自分を見つめなおしていく物語。彼女に甘えてた日々を自分なりに後悔して、終盤に一度は失った彼女を取り戻す幕引きはお見事だった。演者のダンスや絵空事の世界感も流石。現実と夢の錯綜さも観ていて素晴らしい演出だった。

  • 満足度★★★

    ・・・
    良かったとも、良くなかったとも言えない感じでした。決して面白くないわけではないのですが、残念ながら、私には何が言いたかったのか分からなかったです。本来のメッセージは何だったのでしょうか?所々に出てくるダンスはとてもカッコ良くて楽しめました。

  • 満足度★★★

    誰もがみんな・・・
    誰もがみんな眠れる巨人なのかもしれないなあ。
    世の中は上手く行かないコトだらけだから、盗まれた自分を取り戻さなくちゃいけないのかもしれない。

  • 満足度★★★

    主人公の魅力が…
    最初の入り方が自然でよかったと思います。
    そしてダンスが良かった。
    劇場の雰囲気も良かったです。

    ネタバレBOX

    致命的なのは、主人公が好きになれないこと。
    劇中には主人公を慕う後輩や、恋人が出てくるのだけど、
    正直、どこが好きなのかわからない。
    そうなるとストーリーの骨子である恋愛の話がすべて共感できなくなる。
    辞めていく親友を止めるも、主人公自身にやる気と才能がないので虚しい。
    父親が電話をかけて地方のラブホテルについて語るくだりも
    終盤で、物語に関係するキーワードを言うのかと思っていたのだけど
    結局最後まで蛇足で、ただ主人公の魅力を半減させる要因になってしまいました。

    それらがすべて最後でひっくり返るラストを期待したのですが…。
    巨人の足は主人公の内面を表すものだったようだけど、
    主人公はずっと空っぽなのに、クライマックスでいきなりいろんなことを悟って、
    やる気を出して回転しはじめたのです、という展開は
    それまでのキャラクターと矛盾していて残念ながら受け入れがたかったです。

  • 満足度★★★

    「巨人」
    を倒して自己を確立する男のファンタジーみたいな。

    ネタバレBOX

    巨人とは、マスコミに対する政治的、社会的圧力のことであり、自分自身に対しては世間体を気にする曇った目のことでした。

    彼の勤務先、番組制作会社は雲散霧消してしまいましたが、本質を見抜くことに気付いた男は振られた彼女にもう一度交際を申し込むという内容をファンタジー風に味付けした話でした。

    「私は盗まれました」は、本質を見抜く目を盗まれたってことでしょうか、今一私には分かりませんでした。

    生活感が無く、子離れできていないような父親の登場も何のこっちゃと思いました。
  • 満足度★★

    芯は何?
    いろいろな要素を詰め込みすぎて、軸がぶれている感じ。芝居を観ていうのも変だが、芝居くさかった。作品のエッセンスをくっきり描いてほしいところ。キャストのアンマッチも見受けられた。ラーメンがおいしそうだった。

    ネタバレBOX

    イントロのすっと本番に入っていくところはよかった。
  • 満足度★★★

    なんだかすごく久しぶりに
    青臭い大学生の芸術参加作品みたいな劇を見た、という気がする。最近は大学生もかなりこなれたものを手際よく作るので(笑)伝わってきそうでなんだかよく分からないもどかしさも、出演者が多いのも、変わった衣装も、そしてリアルな主人公像も妙なフレッシュ感がありました。でも夢と現実のクロスオーバーって、実際の舞台だとかなり難しいですね。ここら辺の読み違えもなんだか学生っぽい。これらは意図したものなんだろうか?聞きやすくきれいなせりふに好感が持てましたが・・・・。夢の部分にもっとリアリティが欲しかったです。

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