満足度★★★★★
ユニットの成熟を感じるまとまりぶり!
2公演目になった当劇団,座組の味がじわじわ・どんどんと浸み出して来た感じ。チームワークのまとまりもさることながら,音響・照明などの連携もバッチリ!脚本がかなり苦労したって話ですが,その苦労も報われる良いデキだったと感じます。さて,本年には秋公演が予定されてます。麻見ノーコンとのコラボですが,今作を観せられたら,多分麻見氏も黙っちゃいないでしょう!こりゃあ,秋が楽しみだァ!
満足度★★★★
面白かった。
なんと、「真冬の・・・」ってのは、そういうことだったのか。コメディ(?)とファンタジー(?)が入り混ざった冒険活劇ってことなのかなぁ。もちろん内容的にも楽しめたが、もう少し終わり方に救いがあるとさらによくなるかも。「平熱43度」というだけにアツい舞台だったのはいいが、できればセリフはもう少しボリュームを下げて発声して欲しい。大声で張り上げるから、聞き取りにくい場面があったのが残念、
満足度★★★★
ファンタジー気味の冒険活劇として上出来
タイトルや登場人物名に沙翁からの引用を多用している割に内容や役どころに反映されてない憾み無きにしも非ずながら、それを別にすればファンタジー気味の冒険活劇として上出来。
序盤で作品世界に組み込まれたシカケのヒントをさりげなく提示しているのもフェアで◎。
満足度★★★★★
個人的に好みの舞台
全体的にはファンタジーなのだけれど涙あり笑いありで盛りだくさんの舞台でした。特に格闘シーンが素晴らしい。終わってみればとても解りやすく良く練りこんであって秀逸な物語だったと思う。構成といい、観客を飽きさせない吸引力と言い期待以上のものでした。次回も必ず観たいと感じた劇団で、特に真冬役の宝江恵美が頑張った!
満足度★★★★
若さは魅力
前日までの激務の疲れか、睡魔との戦いでしたが、劇中の「戦い」の場面の迫力に圧倒され、
なんとか最後まで観ることができました。
まず第一印象は、「若いということ自体、魅力の大きな要素だな」と実感したこと。
声量といい、動きといい、若いエネルギッシュな、魅力あふれるものでした。
脚本も、あちこちに伏線が敷かれていて、飽きさせない構成で、2時間を、あっという間に終わってしまった印象にしてくれました。
これからきっと、どんどん伸びていくだろうと予感させる劇団といえるでしょう。
私の感じた課題としては、
①トーンが、みな同じであること。かなり「絶叫型」のせりふが飛び交います。ですから、「がっばっている」という反面、耳に障る気にもなってきます。ぎっしりと詰まった内容のために、速いテンポで進行させる必要もあるでしょうが、落ち着いたトーンの場面も所望したい客です。
②「若い=魅力」の反面、劇に重みを醸し出す「重鎮」的な年配俳優がほしいものです。
③ ②とも関連しますが、劇のジャンル、路線について。私は、あれこれ手を広げるよりも、一貫して、今回のような、若さ=エネルギー、RPG的な構成=伏線の創出、動き=殺陣的演技を追求しても面白いなと思いました。
老成した古典劇もいいけれど、今回のような、どんどんと私に迫ってくるエネルギーを感じる劇も、またいいものです。
満足度★★★
アクションですね。
「真冬の夜の夢」って、そういうことだったんだ。宝栄さんは普段はどんな人なのか、そっちが気になってしまいました。2時間はちょっと長いかなぁ。役者さんの実力の差が気になりましたが、楽しめました。
満足度★★★★★
面白かった!
シェークスピアの自由のパロディ。
話はいくつかの場面が次第に収斂していく手法で、
やや強引な筋の運びも感じられるが、
テンポの良さと、アクションシーンの迫力が魅力的。
そんなわけで、強いて言えば後半に比べれば前半がやや冗長とも言える。