満足度★★★★★
吉田戦車×つげ義春×うすた京介的世界
過去には自主作映画で注目された鈴木祥二郎さんの、初作演舞台ということで、楽しみにしていました。
吉田戦車的くさいお笑いの羅列の中に、見てる女子はひく・・・ぐらいの男の本音、つげ義春の無常観、わけのわからないクレイジーなキャラ達(でもみんなイケメン♪だから笑える)、ふんどしダンス、半裸の酔拳・・・
なんにも考えてないコラージュのようで、しかしそこには、震災以降、私たちがあまりにも身近に感じて恐怖するもっとも重たい「死」という課題に対しての仏教的(おおげさですけどこの言葉しかあてはまらない)救いが、殺伐とつづられていました。
うん!番外公演とはいえ、しっかりした演劇でした。
次回作が楽しみすぎます。
満足度★★★★★
イケメン6人の熱いお芝居
12/6の公開ゲネプロに続き、7日14時公演を観劇してきました。
今回は、ねじリズムのイケメン4人に、2人のイケメンゲストを迎えての60分強の番外公演です。
ギャラリーという何もない空間から、その特質を生かした劇場をメンバーで設営し、照明・音響・舞台監督など、すべてをメンバー自らが手がけるという、手作りの温かさが感じられる舞台です。
今までに上演された三回の本公演は、主宰の石川伸一郎氏が、ねじリズムの目指すシュールな世界を書かれていましたが、今回は初めてメンバーの鈴木祥二郎氏が書かれました。
ふたを開けてみると、そこにはやはりねじリズムの精神を踏襲したシュールな世界が描かれていました。
イケメン6人が真剣にバカなことを演じるその姿に笑い、歌やダンス、見せ場の演技に見惚れ、最後にホロリとさせられる、密度の濃い60分です。
他とは一味違ったシュールな世界、一度覗いてみたら癖になるかもしれません。