満足度★★★★
「ナマクラ」
リーディング劇に引き込まれた。
最小限の演出でも揺れ動く心がよく表現されていて、どこかの劇団の公演でも、また観たいと思わせるくらい良い作品だった。
戯曲の展示会のような公演で作家さんの才能を埋もれさせないためにも、ぜひ続けてやって欲しい。
満足度★★★
「街の灯」見ました
とある今風青年の一週間のお話。ありそうな出来事の中に不条理さと言葉遊びをMIXした脚本で、一時間弱の脚本のせいかなんだか物足りなさを感じた。でもこれで90分もあったらやっぱり退屈だっただろうと思う。「面接」のお話が面白かった。こんな風に腹の探りあいをしないでいい面接だったら楽だろうな~と・・・・。
満足度★★★★★
「ヒトノカケラ」はやはり名作
長男が、篠原さんの教え子だった時に、一緒に観に行った「ヒトノカケラ」ですが、今回、密かにファンの小山さんに期待して、再度、見聞。
やはり、名作中の名作でした。
キャスト陣も、芸達者揃いで、むしろ、本舞台よりクオりティの高い出来栄えでした。
震災や、不可思議な事件の多発する今、改めて、胸に迫る台詞がたくさんあって、何度も、涙が出そうになりました。
映画化にも向いていそうな作品。是非、近い将来、しっかりとしたキャストで再演してもらいたい作品だと感じました。
しかし、チケット買った客は、補助席にまで、ぎゅう詰めなのに、何故か、観易い関係者席が7つも空いていました。
私のお隣の、このサイトの某男性ユーザーの方は、もったいなくも、ほとんど熟睡されていました。
なるほど!今回の劇読み!はこのサイトが応援されているんですね。
腑に落ちたけど、腑に落ちない…。
いつの世も、芝居よりも、現実社会の方が悠に、不条理な世界のようで…。
満足度★★★★★
「ナマクラ」観ました
坂本鈴さんの作です。
人生の焦燥感あるいは不達成感のようなものがよく描かれていたように私は思います。
ただ”下の子が生まれた”より”二人目の子が生まれた”くらいの方が自然じゃないでしょうか。
作家仲間らしい人の笑いがよい効果音となっていましたので☆5個。
満足度★★★★
良いイベント、24日、風の・・・。
24日風の贈り物。この作者はずっと創作継続すれば、TV単発ドラマ系統の作品にむいてるかたです。演劇より、小説、ラジオドラマに挑戦してほしい。現代戯曲しかも小劇場となると、もっと器用に舞台をつかうとか、キャラクターの発展意外性がいる。
台詞、人物行動が直線的で、ドラマ全体の軽さを感じた。
ホテルにいった男女もこじつけにみえた。そのミッドポイントの位置がうしろすぎる。バランス悪し。
Aと考えている人がAと発言するところにはドラマくささが生まれない。ホン改造でこじつけてもかまわないと思うなら、台詞をもっといじれ。人物行動をいじれ。