満足度★
直木三十五役
のひとが自分を直木三十三といっていたのが気になりwikiで調べてみたところこの人は三十一の時から年齢とともに筆名を変えていたそうな。
芝居内容とは関係のない理由で☆ひとつとしましたが、詳しいことはかけません。チキンハートな僕です。
満足度★★★
脚本はいいと思うけれど。
学生の頃、よく日活映画を観に行った。
そう、そのころの日活は清純な青春映画なんてやってなかった。
「日活ロマンポルノ」であった。
その中で、最も興味を惹いたのはSM。 特に原作:団鬼六の作品だった。
団鬼六自身を描く芝居があるというので観に行った。
月蝕歌劇団。 いつも、チラシを見てそそるものがあったけれど、今回初。
団鬼六の小学生時代から描いていったが、ただ事象を並べたものではなく
中々に興味深かった。 ただの官能小説家ではないとは知ってはいたが、
氏の文学的才能を示すエピソードもあり、改めて団鬼六という小説家を知った
気がした。 また、英語が堪能だったことは新しい発見だった。
さて、作家・団鬼六を知るうえで興味深いものであるが、演劇としては
どうなのだろう。
役者たちの稚拙な演技が多く、見始めて失敗したなと感じてしまった。
若い女優が多い。
少ない中年の男優たちは彼女たちをしっかり引張って欲しいのに、
逆に足を引っ張っている感じだった。