ガザモノローグ2023 公演情報 ガザモノローグ2023」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
1-1件 / 1件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     華5つ☆ 1日で2回のみの公演だったのが残念至極!

    ネタバレBOX


     今作は、ガザ市民の日常がガザ在住市民の証言によって赤裸々に綴られた文言を集め編纂したアシュタール劇場のテキストを日本語に翻訳・上演された。これだけの作品を2月18日、15時及び19時の2回公演という形で上演し木戸銭はカンパ制を採った日本の劇場公演としては初演の作品である。日本語翻訳・構成・演出はサブテレニアン出滓の赤井氏自身が行った。
     上演されたテキスト内容は以下の通り尺は70分強。
    戦争とガザ
    私の友人
    またたきの間に
    ガザからシェイクスピアまで
    ラマ
    長い戦争の数分
    とても静かな夜
    我が書斎へ
     ところで、日本の劇場では今回が初上演となった今作、世界中の多くの劇場では「パレスチナ連帯の日」に上演されていた。生まれる場所も時も自ら選ぶことの出来ないヒトという存在が、偶々1947年以降のガザに生まれ味わわされて来た、聴いているだけで辛く顔を上げることも困難な無辜の民の耐え難い日常を追体験し得る内容のものばかりだが、現時点では更にガザで生きることの困難は増大している。  

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