ザ・ボイスアクター ~アニメーション&オンライン~ (大阪) 公演情報 ザ・ボイスアクター ~アニメーション&オンライン~ (大阪)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
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  • 満足度★★★★★

    アニメーション編 感想
    かなりの台詞量であった。

    アフレコ。

    つまり声優さんのテリトリー。

    様々な業界用語、業界仕様、そしてその細かな決め事。

    それらを観客に納得させられるものを台詞で提示しながら、話を展開させていく。



    ローリング。



    基本、

    個性が際立つおかしな人物達だけが乱立し、

    誰もが自分を、自分を押し通そうとする。

    それゆえに転び、ほつれ、しっちゃかめっちゃかになるワンシチュエーションコメディ。



    今回の主役は、あのバンタムクラスステージの短編集にて好演されていた、小沢和之さんが出られているので観させて頂いた。

    いやぁびっくりした。

    バンタムで演技されていた小沢さんとは真逆な小沢さんがそこに居たからだ。(笑)
    走る、叫ぶ、ちょける!

    観た事のない、『動』 の小沢さん!

    素晴らしい。

    あれだけさ叫んだら声がトンでも仕方がないのだが、それでも声が届く。

    いいな。




    また他の演者たちも達者な方ばかりであり、

    色んなことに対応出来るスキルを持っているのも素晴らしい。



    あれだけの大人数が大挙してやって来て、6日間の公演を行う。

    凄い力である。

    馬力がある。




    嗚呼、

    とにかくどのキャラも立っている。

    これは脚本の妙もあるのだが、それをちゃんと演じられる役者陣が素晴らしい。

    宇田川さんの荒くれっぽいのも素敵だし、

    藤堂さんの初々しさがたまらんし、茶風林さんの存在感が圧倒的だし、樋口靖洋さんも必死で可愛いし、小川大悟さんのきりりとした存在感もおもろおかしー、栗生みな さんの途中から小沢さんをフォローする姿が輝いているのは栗生さんの素直さだろう。

    椎名亜音.さんの突っ込み芸は秀逸だし、妹尾伸一さんがケンコバに見えて仕方が無かったし(すみません!褒めてます!)、矢口愛奈さんは髪型で見せつつ とにかく言葉が綺麗に届くし、手塚美南子さんの原作者のウザさ100%が素晴らしいし、嘉陽愛子さんの凛!とした演技には目を奪われるし、.松田信行さんのラクダっぷりは秀逸だったし、.しまさきまちこ さんの荒くれアラフォーっぷりがいいし、川田恵三さんの金切り声は爪跡を残すし、寺島拓篤(声の出演)さんのイケメン声はかなりそれっぽかった!

  • 満足度★★★★★

    いや凄い!
    正直、敬遠してもおかしくない週末だった。

    LINX’S という演劇公演を連続して行う為に、出演して貰った劇団さん、応援して頂けた劇団さん、応援してくれた方々が関わる劇団さんへの御礼参りで毎日のほとんどは埋まってしまう。

    そんな中での週末だった。

    知り合い等の劇団が群雄割拠。

    なので今回のボイスアクターは、2編ある内の1編だけを観て他の劇団を観ようと考えていた。



    しかし、

    『劇298 劇団6番シード 【ザ・ボイスアクター】(アニメ編)』

    http://ameblo.jp/mkca/entry-11103284135.html

    この作品を観てしまっては、もうねじ伏せられたも同然でした。



    実は、劇団の噂を耳にはしていた。

    なので二の足を踏んでいたのも事実。

    しかし、僕の背中を押したのはバンタムクラスステージ。



    そして、その推しはまごう事なき 『本物』 であったと云える。




    矢継ぎ早のセリフ量が半端ない。

    「アフレコ は戦いよ!」
    と、豪語するベテラン俳優 演じる宇田川美樹さんが抜群にいい。


    某声優を彷彿させる声色を使い分けるだけでなく、私生活でシングルマザーのような生活臭を出しながらの声優界の大御所を演じられた!

    5種類の属性を一気に演じられる姿は本当に鬼気迫るものがあり、今年の演者NO,1と言っても過言ではない当たり役だった!!

    (勿論、2本続けて観たからだとは思いますが(笑))

    いや、それにしても素晴らしいアクトだった!

    終演後、

    宇田川さんに 「アニメ編の最後の挨拶で『オンライン編』の方が面白いです!と言われたから来ました!」

    と、告白すると本当に嬉しそうにされていた!

    いや、本当ですよ。

    自信がないと、そんな言葉は出ない。

    (勿論、その言葉が言ってはいけないものであることは知っていますよ。はい)


  • 満足度★★★★★

    アニメーションのみ観劇
    東京公演に続いて、今年も大阪遠征して観て来ました。
    去年の「ペパカン」も大阪公演の完成度に感激しましたが、「ボイスアクター」も大阪ではさらにレベルアップしていました。東京が良くなかったという訳ではないのですけど、大阪では何かが満ちたような気がしました。
    それぞれの登場人物に愛があって好きなのですけど、大阪での芝居に大満足しました。とても幸せです。ちょっと泣きました。

  • 人間の声で。
    オンライン編、拝見しました。
    ハイテンションかつ高速で繰り広げられるやりとりに、ぐいぐい引っぱられました。さすが東京最高速と言われるシチュエーションコメディ。←というのは後で知りました。
    実際のアフレコ現場はあれほどではないとは思いますが、アフレコって戦いなんですね。地道な作業、職人気質のような。演技好きじゃないと、とてもできない仕事だなと痛感します。

    人間の声でないと。

    すごく地味で、命を吹き込む、素晴らしい仕事ですね。声優。

  • 満足度★★★★

    絶妙な連係♪面白い〜!
    初見でしたがアニメーション編、面白かった!

    役者さん⁈がマイクの前でテンション上げて話す様は
    本当の声優さんに見えました(^^)

    マイクを中心に個性的な役者さん達が次々とハイテンポで台詞を喋る!
    観てる方も付いていくのが大変なぐらい(^_^;)
    細かい間合いなど凄く練習を重ねられた様な絶妙な連係に魅力されます♪

    主役の中年俳優役(前田屋七さん)の空気を読まない熱い演技と
    それに対してマネージャー役(矢理田歩さん)の鋭い突っ込みが
    ハイテンポの展開中でアクセントになって笑えました(^^)

    それとゲストの湯浅さんは最初は誰か分からなかった?
    反則技で大爆笑を誘って爪痕残してましたww♪

    お芝居はかなり計算された脚本で
    個性的な役キャラを見事に演じた役者さん!
    アフレコ現場だけでも存分に愉しめるクオリティの高いお芝居でした♪

    オンライン編も観たかったけど残念…
    次回も必ず観たい劇団です♪

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