誰かの星空 公演情報 誰かの星空」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    良質!!
    生まれつき耳に障害があって手術すれば治るといい聞かされ、そしてその時には 外国に行っていてなかなかあえない父親も戻ってくると きかされている10才の少女が・・・

    おかまの患者や くせのあるおじさん、同じ年のお金持ちの娘 のいる大部屋に入院してくるところから はじまります。

    最初の暗転で 「これは!!なかなか良さそうだぞ!!」 を感じました。

    病院を舞台に繰り広げられる とってもファンタジーな作品、前半はコメディタッチで すんなりと この小学生のお話に入っていけました。

    そして、家族・人の温かさ などを展開するエピソードの中に さりげなく折り込まれていて
    ラストには*papasan* 2012年 初涙・・となってしまいました。

    脚本がとってもしっかりしていて、90分という時間を どんどん 引き込まれていく演出。

    大人はもちろん 子供さんとか中・高生なんかにも是非観てもらいたい作品ですね。

    寒空の帰り道 心がほっこりと暖かくなれて 帰れました。。

  • 満足度★★★

    楽しめましたけど
    楽しめましたが、興醒めするところも結構ありました。ファンタジーといえども、ある程度はリアルさがないと入り込めないんですよね。特に病院モノだとね。

  • 満足度★★★

    1点不自然なところがあるのが惜しい
    病院が舞台の複数の既視感を伴うファンタジー。
    キャラメルボックス風な味わいも含め総論的には良いのだが、1箇所物語を進めるためとはいえ不自然なところ(ネタバレ欄にて)があるのは10年前の作品ゆえか?
    なお観ながら初演時の配役を勝手に想像して楽しむ。

    ネタバレBOX

    他人(あるいは患者本人)が耳にする危険のある場所で病状等に関する重要な告知をするのは無理がある。
    他の部分は「芝居のウソ」として容認できるが、現実に近い部分でこのような無理を通すと全体が「嘘臭く」なってしまう気がする。(三谷幸喜の映画『ステキな金縛り』で同様のことを感じた後だけに特に気になった)
  • 満足度★★★

    誰かを想う気持ち。
    泣くには至らなかったが、父親の言葉にぐっときました。

    ネタバレBOX

    前方下手寄りの座席だったが、ベッドをハケる時に袖で待ち構えてる人がバッチリ見切れているのを見て少し興ざめしてしまった。(スタッフなのか役者なのかまではわからなかった)

    あとは脚本のところどころに見られるリアリティーのなさ…というか違和感も…

    初音と父親のシーンがとてもよかっただけに残念。
  • 満足度★★★

    ちょっと期待はずれ
    観る前にジャンベルのイメージがあったためか、ちょっと違うテイストの舞台だった。ファンタジーにもなっていないし・・・・。惜しい。

  • 満足度★★★

    緩ファンタジー
    2002年に多くの観客から高い評価を受けた作品とあったので期待していました。

    ネタバレBOX

    亡くなった父親の思いが星の光となって娘の手術室に届き、将来寿命を全うした後は誰かの星空として一緒に人々を照らそうと諭し、その結果娘の腫瘍は消え、手術が成功する話。

    そんな感動するような話かなあ。拍子抜けでした。

    せめて腫瘍摘出手術が成功するくらいにはしてほしかったです。
  • リアリティが…
    カンパニー初見。
    オジサンと小学生の女の子が同病室?
    病気もバラバラな患者が同室?
    ファンタジーだとしても、設定がメチャ過ぎて、入り込めなかった。
    女優陣は美麗。

  • 満足度★★★★

    とても良かったです
    シンプルで美しい舞台美術と、少しメルヘンなテイストを加えた心温まるお話でとても楽しめました。力強いお父さんの台詞が胸に響き、多少のストーリー上の無理もきれいにカバーしている。コミカルな部分もメルヘンテイストを壊さないように抑えられ、抑制のよく利いたいい劇だな~という印象です。フライヤーのイメージそのままの感じですね。音楽やライティングの美しさも十分堪能しました。いつも思うのですが、舞台で星空というのはああいう感じにしか出来ないのかな?何か変わった趣向の星空を見てみたいと思います。この劇では星空の美しさは特に重要なので。

  • 満足度★★★

    言葉多く
    初日からあまり厳しい意見を読みたくないかもしれないので、ネタバレBoxにて

    ネタバレBOX

    「河童の水際」の河童がぼたもちを作る場面は、私の中では今でも心に残る名場面だ。役者の演技もよかったのかもしれないが、あの河童は作者が書いて創り上げたもの。言葉は多くなかったが今でも思い出すと胸がキュンとする。今回の作品は言葉は多かったが、あまりしゃべりすぎて、うそくさい。
  • 満足度★★★★

    とても温かい。
    音楽も心地よくCDを購入。素敵な台詞がザクザク降り注ぎ、拾うのが大変なくらい(良い意味で)。浅野ワールド全開です。夜空を見上げたくなる…そんな帰り道でした。

  • 満足度★★★★★

    無題264(12-017)
    19:30の回、全席指定。19:25院内向けの前説、19:36開演〜21:11終演。「観たい!」を読み返してみて、(内容)かすりもしないだろうと思っていたらそうでもありませんでした。本作品のような味わいは始めてです、わかりやすく、楽しみやすく、涙腺緩めの方はご注意。脚本、役者さん、もちろん照明も音楽もよく、暖かい気持ちになって夜空の星々を見上げたい方はぜひ劇場へ。帰るとき台本購入、DVD予約などして駅に向かうと、わざわざ追いかけ、公会堂記念病院処方の「幸せ袋」を手渡していただきました。チラシ、両手にあるのは色鮮やかな「音」たちであり、想いを届けてくれる瞬く星たちでしょうか。

    ネタバレBOX

    小学校4年の女の子、入院し手術を待つ、隣のベッドの同い年の子、同室の大人、3組の父と娘。思わせぶりなところなどなく、幼い心の揺らぎか優しく描かれています、役者さんが上手いのでしょうね。舞台は広めに設定してあり、病院内の探検もいい雰囲気。物語が進み、みていて、こうあってほしいという方向に星の光たちが導いてくれるようでした。

    下手の高い位置に十字架があり、柔らかい色を帯びて院内を照らします。

    10年前に演じられた作品、どうやって生まれたのか、パンフを買って読んでみる価値はあると思います。小さな娘さんがいらしたら、その手をそっと包み込んであげたくなる、そんなお話。

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