満足度★★★★
感想。
19:00~の回を一人で観劇。
実に3年ぶりにヒロセさんの作品を観劇。
設定はコミカルな要素もあるが、その設定通りの心情を描く脚本力、
その世界観を支える役者の演技力、その役者の力を繋ぐ演出力。
play-unit fulfullといい、このセロリの会といい
いい芝居を作られていると、本当に想う。
心から拍手を送ります。
満足度★★★★
もひとつ「夏に、屋上で…」
奇しくも前夜に続いて「屋上で夏」な物語。
2組の姉妹の「込み入った」関係をややコミカルに描くことで「家族の繋がり」を浮き彫りにするのが巧み。
また、一人っ子としてそんな姉妹関係に羨望を抱いたりするが、ちょっぴり擬似体験したような気になる。
満足度★★★★★
無題102
小さな庭のような...洗濯物が干してあるし、チリトリがあって、木製の椅子やテーブル。でも上手はどう見てもカウンター。屋外でカウンターとは...などと開演前は考えていました。改めて粗筋を読んで、そうだったのかと納得。今日は最前列ではなく2列目に座りました。目をやると最前列は座布団三枚重ね。これはいいですね。ちょっと近めだったのでひとつ後ろにしました。
満足度★★★★
姉妹の物語をていねいに。
四半世紀前アイドルユニットだった姉妹のその後ということで一見特殊な境遇のように見えるが、実際は普遍的な家族の物語。親子の問題、姉妹の問題、そういった複雑な人間模様を丁寧にそして最終的には前向きに描いている。
ほとんどの登場人物が女性の中、芳賀晶がちょっと危ないフアンを好演した。
満足度★★★
みた
面白い場面と、無茶すぎる場面が混ざっていた。
それから、こちらへの情報の与え方がきちんと段階を踏んでいて、安心して見ていられたのだが、それゆえに驚きがあまり無く、もっとはみ出てもいいんじゃないのと思ったりした。こちらに、気付く歓びを与えてもらえたら、もっともっと面白くなると思う。
満足度★★★★
もっと心の暗部が見たかった
ストーリー、演出共に全体的によく纏まっていて、落着いて楽しめた作品だったと思います。でも、ヒロセエリさんの「心の暗部を吐露した作風が持ち味」に期待した人は、もっとシリアスな場面を期待していたのでは?と感じた次第で、もっと深く心の暗部を描くことが出来れば、コメディシーンと相まって、更にメリハリが出て印象深い芝居になると感じた次第。 テッド・K
満足度★
平板な内容な上に、さらに・・・
元アイドルだった「4人姉妹+1人」は共同生活していて、
今度そこの屋上でバーを開こうとして、賛成・反対が入り乱れる。
ここに、ちょっと変な昔からのファンや、元アイドルの親族の話、
さらには、登場人物の個々の人生問題も絡んでくる。
正直、台本としては、「その辺で聞かれる女性同士の話」程度で、
特別大きな事件が起こるわけでもなく(それはまあ良いのだが)、
かと言って、それぞれの登場人物の心理的な掘り下げも弱いし、
平板な印象しか持てなかった。
多少良くなったのは、最後の花火のシーンくらいでしょうか?
まあ、役者自身はそこそこの演技をしていたとも思うが、
これだけ、個性ある役柄を登場させておきながら、
使える題材をほとんど生かしていない、というのが正直な感想。
満足度★★★
アラフォー女性(独身)への応援歌
チラシのキャラとシンプルさと芳賀晶に惹かれて鑑賞。
序盤テンポが悪く感じられたが、終盤の巻き返しでまずまずの仕上がりかなと。女性の移ろいやすい感情と思考がおかしくもあったが、そういうものかと納得して観ていた。
芳賀は、男一人ということもあるけども、よい仕事をしていた(特に笑いの部分)。小山待子の決意を決めた女性の表情が美しかった。