寂寥 【緊急告知!】25日(木)アフタートーク開催決定! ゲスト:土田英生氏(MONO) 公演情報 寂寥 【緊急告知!】25日(木)アフタートーク開催決定! ゲスト:土田英生氏(MONO)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    感想。
    19:00~の回を一人で観劇。

    実に3年ぶりにヒロセさんの作品を観劇。
    設定はコミカルな要素もあるが、その設定通りの心情を描く脚本力、
    その世界観を支える役者の演技力、その役者の力を繋ぐ演出力。

    play-unit fulfullといい、このセロリの会といい
    いい芝居を作られていると、本当に想う。

    心から拍手を送ります。

  • 満足度★★★★

    もひとつ「夏に、屋上で…」
    奇しくも前夜に続いて「屋上で夏」な物語。
    2組の姉妹の「込み入った」関係をややコミカルに描くことで「家族の繋がり」を浮き彫りにするのが巧み。
    また、一人っ子としてそんな姉妹関係に羨望を抱いたりするが、ちょっぴり擬似体験したような気になる。

  • 満足度★★★★★

    無題102
    小さな庭のような...洗濯物が干してあるし、チリトリがあって、木製の椅子やテーブル。でも上手はどう見てもカウンター。屋外でカウンターとは...などと開演前は考えていました。改めて粗筋を読んで、そうだったのかと納得。今日は最前列ではなく2列目に座りました。目をやると最前列は座布団三枚重ね。これはいいですね。ちょっと近めだったのでひとつ後ろにしました。

    ネタバレBOX

    お話が始まり、掃除をする女性。聞こえるのは、鳥の鳴き声、犬が吠える声。掃除をしていますが、ちゃんと床にゴミがあるのに感心。お客さんにかからないよう掃きとっています。

    なんと、ここは建物の屋上でお店の開店直前だったんですね。「Bar 四季」。アイドルだった姉妹+一人、その母の夢だったお店、借金漬けになっていたかつてのアイドル、愛人をつくって去って行った父、亡くなった母、近所からは「姥捨て山」と揶揄される、田んぼに囲まれた場所でお店を、8/3は母の命日、この日のオープンを目指して。

    4人姉妹、2人姉妹、アイドルのファン(唯一の男性)。仲がよさそうで、でもそれぞれの人生があって、行き違いをこえてお店はオープン。当日は花火大会、絶好のロケーションであるお店のオープン、浴衣姿。

    役者さんにハマリました。矢尾家の春夏秋冬。
  • 満足度★★★★

    姉妹の物語をていねいに。
    四半世紀前アイドルユニットだった姉妹のその後ということで一見特殊な境遇のように見えるが、実際は普遍的な家族の物語。親子の問題、姉妹の問題、そういった複雑な人間模様を丁寧にそして最終的には前向きに描いている。

    ほとんどの登場人物が女性の中、芳賀晶がちょっと危ないフアンを好演した。

  • 満足度★★★

    みた
    面白い場面と、無茶すぎる場面が混ざっていた。
    それから、こちらへの情報の与え方がきちんと段階を踏んでいて、安心して見ていられたのだが、それゆえに驚きがあまり無く、もっとはみ出てもいいんじゃないのと思ったりした。こちらに、気付く歓びを与えてもらえたら、もっともっと面白くなると思う。

    ネタバレBOX

    泥棒に勘違いするところは古臭いと思った。名刺交換で職業を説明するよりも、いきなりインタビューの場面から始めて、実は、、みたいな方が面白いかも知れないと思った。
  • 満足度★★★★

    もっと心の暗部が見たかった
    ストーリー、演出共に全体的によく纏まっていて、落着いて楽しめた作品だったと思います。でも、ヒロセエリさんの「心の暗部を吐露した作風が持ち味」に期待した人は、もっとシリアスな場面を期待していたのでは?と感じた次第で、もっと深く心の暗部を描くことが出来れば、コメディシーンと相まって、更にメリハリが出て印象深い芝居になると感じた次第。 テッド・K

  • 満足度

    平板な内容な上に、さらに・・・
    元アイドルだった「4人姉妹+1人」は共同生活していて、
    今度そこの屋上でバーを開こうとして、賛成・反対が入り乱れる。
    ここに、ちょっと変な昔からのファンや、元アイドルの親族の話、
    さらには、登場人物の個々の人生問題も絡んでくる。

    正直、台本としては、「その辺で聞かれる女性同士の話」程度で、
    特別大きな事件が起こるわけでもなく(それはまあ良いのだが)、
    かと言って、それぞれの登場人物の心理的な掘り下げも弱いし、
    平板な印象しか持てなかった。

    多少良くなったのは、最後の花火のシーンくらいでしょうか?

    まあ、役者自身はそこそこの演技をしていたとも思うが、
    これだけ、個性ある役柄を登場させておきながら、
    使える題材をほとんど生かしていない、というのが正直な感想。

    ネタバレBOX

    それと、以下は上演自体とは全く関係ない話ですが・・・
    この日は、このサイトではないチケプレで御招待頂いたのですが、
    案内によると、開園15分前までに来ないと招待無効に、
    しかも、入場できるのは開演5分前・・・
    ということは、ここの猫の額のようなロビーで、
    最低10分は待たなければならないということ。

    そして、満席に近かったせいもあるが、
    待たされた上で案内されたのは最後部のスタンドのような硬い椅子席で、
    しかも、天井が近くそのライトも熱い。
    ライトは開演と同時に消えたが、私の周囲は暑く、
    何人かは扇子であおぎっぱなし・・・
    (外に出たらむしろ涼しかったので、
    換気だけでもしっかりやってくれれば、と思った。)

    もちろん、チケプレで招待して頂いたことはとても有難いし、
    チケットを買われたお客さんが最も大事ということも分かるが、
    しかしここまで差を付けられると、もう観劇前にちょっと気分が滅入る・・・。
    こちらだって、時間を作って交通費もかけているんで
    ・・・(チケット買った人も同じだけどね)。

    ただ、ここまで差を付けるのは、やはり珍しいし、
    つい最近も1度、「チケプレの方の入場は5分前です」というのがあったが、
    この時は「だから5分前までに来て下さい」でしたからまだまし。
    この日の最後の方の台詞に「残飯が・・・」というのがあったが、
    なんか、ホント、残飯チケットをもらった感じ。

    チケプレの1つの目的は、「次回はチケット買っても行こう」
    と思わせることだと思うが、
    これで、公演自体がとても素晴らしければまだ良かったし、
    また行こうかと思うだろうけど、
    今回は前述のとおり、それほどの内容でもなかったし、
    むしろこんなやり方では「もう行くの止めようかな」と
    逆効果になってしまうのでは?
    それだったら、こういうようなチケプレなら、
    実施自体しない方が良いかも・・・と冗談でなく思いました。

    正直、公演自体は2Pと思いますが、
    以上の点もあるので1Pマイナスで1Pとしました。
  • 満足度★★★

    アラフォー女性(独身)への応援歌
    チラシのキャラとシンプルさと芳賀晶に惹かれて鑑賞。

    序盤テンポが悪く感じられたが、終盤の巻き返しでまずまずの仕上がりかなと。女性の移ろいやすい感情と思考がおかしくもあったが、そういうものかと納得して観ていた。

    芳賀は、男一人ということもあるけども、よい仕事をしていた(特に笑いの部分)。小山待子の決意を決めた女性の表情が美しかった。

    ネタバレBOX

    25年も前、矢尾家4姉妹+東家長女(松崎)は「ファイブシーズン」というアイドルとして輝いていた。5人は諸事情により芸能界を引退。多額の借金を抱えひっそりとまた中傷に耐えつつ暮らしていた。そんな中、秋代(遠藤)は母の意志でもあったバー「四季」を屋上に開こうとする‥。

    5人はそれぞれに悩みを抱え「寂寥」とした毎日を送るも、少しずつ少しずつ状況や気持ちが変わり、気持ちが前に前に上に上に向かっていく。そんな様が面白かった。
    ここらへんの気持ちの整理の付け方などは女性らしいといって良いだろうか。東家の姉妹の気持ちの描写が若干少なめだなと感じたけども。

    花火当日のような、話に動きがでるまでがやや退屈な箇所があった。会話が中心なので、掛け合い部分(笑い含む)のキレがもう少しほしかった。

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