ご長寿ねばねばランド 公演情報 ご長寿ねばねばランド」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2024/03/01 (金)

    Aチームを観劇。
    扉座の50歳以上を対象としたシニア演劇塾の公演。
    総勢何名いるのだろうか?
    『死』をとらえる、考えるということを考えてみた。
    この作品2006年に扉座で公演されたとのこと、そっちも見てみたかったかも。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    「リボンの騎士」など一度観てみたい演目を結構やってる若手のサテライトは未だまみえず、今回「大人サテライト」第一回を恐る恐る観に行った。演目は十数年前に初演して以来、この座組にて二度目の上演との事。Bチームを観る。年寄りばかり、とよく見れば、老けメイクをやってたり「そのまま」だったり。前説そして開幕から中々の「実力」を見せつけられ(いや皮肉、失敬)、この先2時間大変だと思いつつも、程よく情報が提供され、散らされ、あの人とあの人がああで、こう関係して、、と横内戯曲の淡々と話を進める手際に乗せられつつ、具象たちはぎっこんばったんとやっているので半分耳だけ貸して言葉を脳内解析していく塩梅で観劇時間が進む。おやおや、と関心し始める。こりゃ無理があるなと頭の中で呟きながらも、役者の演技も苦より楽しさが勝って来る。飾らずさらけ出された身体の強さが、フィクションの中に次第に座を占めて来る。ふと漏れた言葉に、胸がざわつく。慌てて押えたものの間に合わず、涙が溢れている。
    終盤近くでいきなりファンタジーが混じる。80代から100歳代までという登場人物の年齢設定もおかしいが、実際にそういう光景は無いとも言えない時代でもある。荒唐無稽も交えた話の中、老いの孤独、無念で無残な人生の境地が、ファンタジーの垣根の向こうに微かに覗く。孤独が年齢を限定しない人生の問題だと気づく。
    先日観た同作者の「ジプシー」にもあった人生そして少しだけ社会・世界に触れる素朴なテーマが、今作にも流れていた。手作り感満載なセットと、俳優たちの「元気さ」が妙味。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2024/03/09 (土) 18:00

    価格4,000円

    80歳を超えた老人ばかりが住む島の物語を50代から80代のメンバーで演じる。出自も経験もさまざまであろうキャスト陣の味わいが戯曲の持つユーモアやペーソスによく馴染んだ。タップや歌も交えた2時間10分の熱演に心からの拍手を。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2024/03/02 (土) 18:00

    座席1階

    劇団扉座がプロデュースしているシニア劇団、初の本格公演。かつて本家の扉座が初演した演目を、元演劇初心者も含むメンバーが取り組んだ。A,B両チームのうち、自分はAチームを拝見した。

    結論から言うと、相当なレベルに達していると思われる。創設から5年、精進を重ねてきた成果が花開いている。ちょっと緩いところはないとは言わないが、せりふに詰まったと思われる場面はそれほどなく、ましてやせりふが飛んだというところもなさそうだ。それぞれ、ある程度の分量のせりふをしっかり身に着けていて、前口上で登壇した4人が語る「覚えては忘れ、忘れては覚える」という毎日だったのだと思う。

    舞台はとある南のリゾートアイランド。若者が出て行ってしまい、残された高齢者が奮闘して「ねばホテル」を運営している。ホテルのオーナーは109歳、その妻84歳。客室係やシェフ、ホテルに宿泊するお客など全員が80代以上というものすごい設定だ。もちろん、実際に演じるキャストはもっと若いから見た目は若々しく、特に飛び入りで島の美人コンテストに出る女優さんは真っ赤なワンピースをまとって客席の度肝を抜いた。自分としては、パーティーに出席した時の和服がとても似合っていたと思う。
    中身はお客とホテル従業員、地元の「青年団(全員80代)」が繰り広げるドタバタ劇。尿漏れに悩む元プレーボーイ風の男性、毎回注文を間違えるウエイトレスなど、高齢社会の小ネタが満載だ。しかし、高齢であっても夢を追いかけ、恋をして、前向きに生きるというこの舞台のテーマははっきりしている。だから、ドタバタ劇でもとてもさわやかだ。

    上演時間は2時間ちょっとだが、何と途中に10分間の休憩がある。これはもちろんキャストたちの体力回復策であろう。劇団民芸などでは長尺の舞台をぶっとおしで頑張る名物女優さんがいるが、「働き方改革」の時代なのだから、お客さんのためでなくキャストのために休憩を挟むのはこれからはありなのかもしれないと思った。

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