ネバーエンディング・コミックス 公演情報 ネバーエンディング・コミックス」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2024/03/03 (日) 13:00

    アニメ一辺倒だった同級生たちに(紙の)マンガを布教した転校生、彼女が一番好きなマンガは長年続いていたがしばらく執筆休止状態の作品で……から始まりその後の同級生たちも描いた物語。
    舞台前面の上手と下手にある幕/スクリーンによる素早い場面転換を活かしてのテンポ良い展開と笑いでぐいぐい引き込むのが巧みで、実は同級生の一人の父であるマンガ家なども含めてそれぞれの「マンガ愛」を語って愉快。
    なお、途中のオープニングとしては遅くエンディングとしては早い妙なタイミングのタイトルクレジット、アフタートークで萩田主宰から「小学生時代をアヴァンとしてタイトルクレジットがあり本編、という構想だったが「間違って」小学生編が50分にもなった」との言い訳(笑)があって納得。
    しかし上演時間105分強で50分経ってクレジットって、オープニングでもエンディングでもなくほぼ真ん中じゃん!画期的!!(爆)

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ユニット名を見て「あのほぼ旗揚げ公演を観た劇団」とは思い至らず、公演日が迫って「あ、もしかしてあれ」と思い出して、予約した。(と書いたがこれも勘違いでまあまあの経歴があった。)
    笑いと、意外にウェルメイド、という記憶が残っており、ウェルメイドが勝っていない事を期待しつつ。
    蓋を開けると、こんなギッシリだったか、と思う程に床に笑いネタが敷き詰められた上を意も介さず歩いて行き、ドラマはドラマで進む。そうだこんな感じだった。
    熱血ドラマのなぞり、という意味では人情に回収される笑いの部類ではあるが、どうにかギリギリ、笑いが勝ち、よし。と判子を押した。

    ネタバレBOX

    実は観劇を決めた大きな要素はナカゴー役者・高畑女史を見たさ。(先日別のナカゴー役者出演の舞台は観られなかった..。)体育教師風キャラの小学校教員をべらんめえ風な口調で。ついつい覗き込んでいた。ナカゴー芝居での佇まいが活かされているも、別物の芝居ではやはり変質はする。ある極限を行こうとしていたナカゴー「的」なものは新たに生み出される作品の堆積にうずもれて行くのか・・といった妙な感慨が過ぎった。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    漫画を知らないと?な部分はありつつも全編通して笑いの渦。そんな中、ストーリーをしっかりと描き時に心に沁みるシーンを差し込むメリハリがとても良かった。
    あの斬新な落語と「え?ここなの?」というあれ、言いたい。
    面白かった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    序盤と終盤は文句なしに笑いが止まらなかった。
    中盤が少しだけ、もっと笑いをくれ状態になっていた。
    それでも、今年?今まで一番笑った劇団かもしれない。

    これは配信があるのだろうか?
    過去作品も観たくなる舞台でした。

    ネタバレBOX

    EDM落語笑った
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    主演の辻凪子さんを初めて知ったが、一発でファンになった。表情によっては藤谷美和子さんに見える超絶美人、それでいてこの狂った世界で小学生からの十数年の物語を見事に紡いでみせた。尾田清笑(せえ)という役名だが、セイだと思っていた。

    中央には開いた本の白紙のページ。上手と下手に昇降式の白い緞帳(ブレヒト幕?)があり、テンポよくカットを割る。激しい場面転換、切り替えの為のアイディア。このスピード感が人気の秘密。笑いのセンスはずば抜けている。キャラの造形が異常。まともな人間が一人も出て来ない。凄く優しいキチガイのジュブナイル。観客は大熱狂、やたら凄いことになっている。ブレイク前のバンドみたいな盛り上がり。

    亡くなった母親の影響で漫画大好きな小学生、辻凪子さんが転校してくる。その学校では誰も漫画の存在を知らず、アニメの話だけ。彼女が漫画を貸してやると、皆夢中になって読み耽る。彼女と亡き母親の一番好きな漫画、『ネバーエンディング・エスポワール』(終わりなき希望)にハマって、今後の展開を考察していく皆。担任の先生(高畑遊〈あそぶ〉さん)も『ネバエン』に夢中。だが狂気を秘めた教師、尾形悟氏はそれを許さなかった。

    佐藤一馬氏がされる指錠に一番笑った。上下後ろ手に手を組まされ、親指だけを毎回指錠される。凄く好きなセンス。
    中身空っぽイケメン、海上学彦(うなかみまなひこ)氏は徳井義実顔。
    落語家の息子、てっぺい右利き氏は落語のサゲを極めることに。
    四柳智惟(ともただ)氏は四つ子の四兄弟を一人で演じ切る。
    立川がじら氏と土本燈子さん父娘の秘密。

    映画ならトッド・ソロンズ系になるんだろうな。必死でバカをやって、カメラが引いて俯瞰になるとどこか物悲しい感じ。いつだってフィリップ・シーモア・ホフマンはそこにいた。
    笑いは味覚と同じで個々人、好みは違う。けれど、それだからこそ面白いんだと思う。自分の味覚こそ最高と信じられたから、二郎系はここまでポピュラーになった。まだ見ぬ地平を地図もなく歩き出したのだから、誰にも正解は解らない。

    「思い出野郎Aチーム」の『笑い話の夜』、『楽しく暮らそう』が印象的に使われる。凄く良いバンドだ。選曲センス、キャスティング・センス、笑いのセンスは脳の同じ領域にあるのかも知れない。この作家の武器は間違いなく笑いのセンス。自分を信じて貫いて欲しい。笑いにやられたので次作も観に行く。

    「こんな夜は消えてしまいたい」とよく思うけれど
    今終わったら全部が無駄で何か残したくて生きる
    正解でも間違いでもそれが分かるのはどうせ未来今は走るだけ
    amazarashi『奇跡』

    ネタバレBOX

    EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)落語でブレイクするてっぺい右利き氏。ラストにもうスタンドと化した「フォール・イン・エターナル・エターナル」が炸裂。オチのない世界に落とされる尾形悟氏。

    中盤で漫画のコマ風にスタッフ紹介等のクレジットが投影される。『THE END OF EVANGELION』っぽい。そこから大人編。病気の元担任の先生が亡くなる前に連載を終わらせるべく考察系YouTubeを初める辻凪子さん。どんどん作品の謎を暴いていって作品が終わらざるを得ない状況にしていく。『ミザリー』は人気シリーズ小説が終わることを知った熱狂的ファンが、作家を監禁して続編を無理矢理書かせる話だった。だが好きな漫画の最終回を描かせることが目的の話というのは初めて。凄く変わった視点。『ネバエン』を卒業していったかつての仲間達が、『ネバエン』最終回に向かって結集していく。

    アフタートーク・ゲストのサツマカワRPG氏も面白かった。

    ここから余談、作家が途中で死んでしまった漫画としては『ベルセルク』。作家の構想が知りたかった。こんな話に納得のいくラストなんかあるのか?
    学生時代からの親友、漫画家の森恒二が30年近く前、三浦建太郎から呼び出され一週間かけて物語を完成させたという。『恐ろしい事にそれから殆ど変更なくあの時に完成したあらすじ通りに物語は進んでいました。』
    今、監修森恒二、作画スタジオ我画(アシスタント達)として『ベルセルク』は連載が続いている。

    そして白土三平の『カムイ伝』。非人の子・カムイと百姓の子・正助が江戸時代に固定された世襲制の身分制度の中で激しい差別に苦しむ。どうにかこの世界を変えていこうともがく大河ドラマ。カムイは「力を手にして差別から自由になろう」と忍者になる。正助は百姓達を教育して一揆の指導者となり、権力者達との闘争を率いる。元ネタとなった中里介山の『大菩薩峠』も未完で終わっている。
    『カムイ伝第二部』が連載再開した時は「ビッグコミック」を毎回買う程、期待して読んでいたのだが一切本筋は進まず、ひたすら衆道(しゅどう)ネタが続く地獄絵図。脇役の男色エピソードが延々と続いた。いや、何とか完結させてくれとの願いも虚しく白土三平は亡くなってしまった。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2024/02/28 (水) 19:00

    115分。休憩なし。

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