ロミオとジュリエット 公演情報 ロミオとジュリエット」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★★

    2011.9.25観劇
    2011.9.25観劇 感想は後日

  • 満足度★★★★★

    おもしろかった
    予約して1回、当日券で2回見た。
    おもしろかった。
    席によって見え方がかなり違う。
    菅彩夏さんが滑り込んで、足が私の両足の間に来てびっくり!
    すごい!すごい!
    立ち見は足がつらかったけど、全体がよく見えた。
    ダンスの様なマイム、マイムの様なダンス、良いね!
    演出のアイデアもいろいろあって面白い。
    オイディプス予約しました。
    初めて静岡まで行きます。

  • 満足度★★★★

    小さなスペースに広がる大きな作品世界
    30人も入れば満席というスペースでの上演。客席と舞台に高低差が無く、また演じるスペースを客が3方から取り囲む格好で観覧するので、精神的にも物体的にも演者と観客を隔てる垣根が低い状態だった。それを利用してか、お客さんを芝居の中に取り込むような演出もあったが、「客いじり」といった下品でウケ狙いなかんじではなく、あくまでデラシネラβの世界になじみ親しんでもらうためのものといった感じで、客の一人として心から楽しめた。(実際にある行為をお願いされてやりました。ほんの些細なことですが)

    デラシネラはいっつも小物の使い方が上品でキュートだけど、今回はスペースの関係上小さな物体でも客席から見えるからか、小さなあれやこれやを、客のイメージを膨らませる装置として上手い具合に使っていて、作品世界に彩りと広がりを与えていた。

    役者が倒れるシーンでは、僕の足元50センチほどのところにその身体があり、日頃の観劇では味わえない迫力を感じることが出来た。

    残念だったのが、隣のカフェの客の話し声や足音がほぼ筒抜けで聞こえてきたこと。静かなシーンでは作品のイマジネーションを阻害され現実に意識を引き戻されたほど。1時間ちょっとの上演時間中くらい、静かにしてもらえなかっただろうか?

  • 満足度★★★★

    融合とは?
    デラシネラはマイム、ダンス、演劇の融合を試みている劇団だ。そ​れは芝居で内容を見せていき、その先のドラマ部分をマイムとダン​スで表現していく手法だ。それほど難解なマイムやダンスをやって​いる訳ではなく、自分は理解出来ているのか?出来ていないのか?​と感じさせながら見せてくれる辺りが面白く、かなり刺激的な舞台​だった。演劇はこうあるべきだぁ!と思っている人には薦めません​が、創作の無限の表現を感じたい方にはお勧め。以外にデラシネラ​の行っている事は、今後の日本の演劇界の進むべき道を暗示してい​るような気がする

  • 満足度★★★★★

    ユーモラスで軽やか
    カンパニーデラシネラが劇場以外の場所で公演するときのシリーズ「デラシネラβ」の第1弾は、廃校になった中学校の教室をリノベーションした空間でのシェイクスピアで、大きな劇場では出来ないアイディアを盛り込み、こじんまりとした空間を活かした、60分間の上質なエンターテインメント作品に仕上がっていました。

    基本的には物語に沿って進行しますが、芝居としての上演ではないので、戯曲にない台詞があったり、重要な場面が端折られて、そうでもない場面が拡大されたりと原作を自由奔放にアレンジしていました。

    出演者が6人なので1人で複数の役を演じるのですが、身体表現を巧みに用いてシームレスに役を変えていく様が気持ち良かったです。台詞が結構ある序盤から次第に身体表現だけで関係や感情を見せる構成も世界観に入り込み易かったです。
    組み合わせを変えて様々なものに見立てられるオブジェや、乗り物のミニチュアなどデラシネラ恒例のギミックのあるアイテムが駆使されていて、空間の作り方が面白かったです。特にミニチュアはとても細かいものが多く、教室サイズのこの空間ならではの表現でした。
    今回一番特徴的だったのは今までの作品では見られなかった、観客とのコミュニケーションでした。客いじりや、ちょっとした観客参加のシーン(楽しかったものの、いまいち必然は感じられませんでしたが)、途中での席の移動などが盛り込まれ、和やかな雰囲気が漂っていました。

    会場が狭いためダンスは少々窮屈さが感じられましたが、劇場での精緻な作品とはまた異なる魅力があり、芸術性を保ちながらも万人が楽しめる作品だと思います。後半は話を知っていないとちょっと分かりにくいシーンもあるので、あらすじを予習してから観た方が楽しめると思います。

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