満足度★★★★
かなり不気味で変わった話
かなり不気味で変わった話である。
畳は敷いていないが、おそらく和室の広間という設定と思われる。
奥に、能面のようなものが3つ、横木に掛かっている。
登場人物は、みな喪服のような姿。
ほとんどが陰鬱な表情の中、1人の「おばさん」がやけに陽気で
(結構ある話かも)他の甥姪などに話しかけるが、なぜか皆敬遠。
これから葬儀か法事が始まるのかと思ったらそうではなかった。
この桜内家のしきたりとして、親族で「儀式」を行わなくてはならず、
しかもその儀式と言うのは、「台本」を親族一同が手にして、演じて、
踊るという、まあ演劇好きの一家なら結構楽しいかもしれない(?)もの……
では決してなくて、・・・・・・