平成23年度新国立劇場高校生のためのオペラ鑑賞教室
平成23年度新国立劇場高校生のためのオペラ鑑賞教室
実演鑑賞
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2011/07/11 (月) ~ 2011/07/16 (土) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/h23highschool/intro.html
期間 | 2011/07/11 (月) ~ 2011/07/16 (土) |
---|---|
劇場 | 新国立劇場 オペラ劇場 |
出演 | 岡崎他加子、並河寿美、村上敏明 、樋口達哉、折江忠道、成田博之、ほか |
作曲 | ジャコモ・プッチーニ |
演出 | 栗山民也 |
料金(1枚あたり) |
2,100円 ~ 4,200円 【発売日】2011/06/19 全席指定 2,100円(税込) ※お求めの際には、学生証をご用意ください。また、残席がある場合に限り、当日券として4,200円で一般(大人)の方も購入可(高校生以下2,100円)。お1人様1枚限り。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 新国立劇場では、高校生の皆様にオペラの素晴らしさをお伝えするため、平成10年より毎年高校生のためのオペラ鑑賞教室を開催しています。高校生の皆様に、一般公演と同じプロダクションを一般のお客様と同じスタイルでご覧いただくこの企画は、本物のオペラに触れる貴重な機会として、毎回大変好評を得ています。 【作品解説】 1900年、『トスカ』の英国初演のためにロンドンに招かれたプッチーニは、そこでデーヴィッド・ベラスコの舞台『蝶々夫人』を観劇します。大変感激した彼は、次のオペラ作品の題材に「蝶々夫人」を選びました。彼は当時の在イタリア日本大使夫人から日本のことを詳しく聞き、日本音楽の楽譜や風俗習慣などを調べあげ、ついに作品を完成させます。 しかし、1904年2月17日ミラノでの初演は大失敗に終わります。原因は上演時間が長すぎたことや、日本を題材にしたことにより観客が戸惑ってしまったためなどといわれています。しかし、プッチーニはすぐさま改訂を行い、同年5月28日、イタリアのブレーシアで再演され、今度は大成功を収めました。 1904年の2月10日、まさに『蝶々夫人』初演の1週間前に、日本はロシアに宣戦布告、日露戦争が始まりました。当時、日本は欧米列強に対抗するため、富国強兵に勤めていた時代でした。翌05年、日本の連合艦隊はロシアのバルチック艦隊を破り(日本海海戦)、アメリカの仲介でロシアとポーツマス条約を結びます。この戦争を期に、日本は列強の一つ数えられ、帝国主義の時代に突入して行きます。 世界に目を向けると、03年にはライト兄弟が人類初の動力飛行に成功。05年にはアインシュタインが「相対性理論」を発表します。20世紀を迎え、世界が変わりつつある時代といえます。 当時、西欧はジャポニズムといわれる“日本ブーム”の真っ只中にありました。しかしプッチーニは単なる“異国趣味”を超えて、東洋と西洋の出会いによる悲劇を描きました。蝶々さんの悲劇は、プッチーニの優れた心理描写や高度に洗練された作曲技法、なにより親しみやすい旋律により、時代を超えて人々を感動させ、21世紀の今日まで上演され続ける、イタリアオペラを代表する演目の一つとなったのです。 |
その他注意事項 | ※ダブルキャスト |
スタッフ | 【芸術監督】 尾高忠明 【指 揮】 菊池彦典 【美 術】 島 次郎 【衣 裳】 前田文子 【照 明】 勝柴次朗 |
...
もっと読む