江古田駅をミナミへ 公演情報 江古田駅をミナミへ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-6件 / 6件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    B「深夜のラジオ」
    D「事の顛末」観劇

    江古田にあるFOYER ekodaという
    古民家カフェを舞台に
    ABCD四つの短編演劇を...

    良かったなぁ...場所の雰囲気と
    劇の雰囲気が短編に丁度良く
    誤解を恐れずに言うと
    《これで良いんだよ》と言うか
    物凄い大作であるとか
    尖ってますとか斬新ですとか
    貴方を侵襲しますとか
    そういった感じでは無いのだけど
    演技も脚本も上手丁寧真摯に感じて
    場所の必然性もばっちりで
    巧く短編集の『集』も活かしていて
    サクっとだけどじんわり楽しかった

    ニコニコ

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    A+Cの回観ました。前回も観ましたが、この短編集の企画実にイイ。Aは勘違いの話。感謝は口にしないとね。死んでからではもう遅い。Cは亡き人への追慕の話。昨年家人を亡くしただけに身に沁みるなー。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    B「深夜のラジオ」
    まったくもって普通の姉妹の、普通の父娘の話。
    だからこそ、普通に理解できるし、普通に暖かくなった。
    D「事の顛末」
    ファンタージーかと思いきや、結構えぐい現実。
    この感覚好きだな。

  • 実演鑑賞

    迫力ある演技で自分の親の事も思い出し考えさせられた場面が多かったです

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    AとDを観劇しました。前回の短編の時も思いましたが、短い時間に見事にまとまっていて、とても面白かったです。短いながらも本当に話が広がって、この内容で長編も出来ちゃいそうな気がしました。
    でも、短編でいろいろ観るの楽しいです。あと、この公演の時しかいかないのですが、江古田のまちの空気感好きになりました。今度町歩きにいこうかと思いました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    「B.深夜のラジオ」「D.事の顛末」を観劇。
    「劇団二畳」の通り、タタミ二畳以上の空間、最小限の音響・照明効果のみで味わい深い内容(短編)を観せる。昨年も観劇し、その面白さにハマってしまい 今年も楽しみにしていた。その期待は裏切られることなく、あっという間の65分。

    先に 少しネタバレしてしまうが、二作品はまったく違うテイストだが 繋がりがある。
    「深夜のラジオ」はタイトル通り、深夜 午前3時に父と娘2人が語る たわいない話。秋の夜長ならぬ夜更けに1人 こそこそディスクジョッキーのまねごとをする娘(妹 高校1年)、それを覗いて揶揄う姉、そして仕事から帰った父を交えて…。昼公演、至近距離でビール(ノンアルコールだと思うが)を飲む父、カップラーメンを食べる娘たち。そのニオイが空腹感を刺激する。
    「事の顛末」は、一転サスペンス ミステリー風で、どんな結末を迎えるのか興味を惹く。登場人物は 5人と少し多いが、緊張と迫真といった雰囲気を醸し出すが、階段(怪談?)あたりから ちょいちょい合いの手が入り笑いが…。
    (上演時間1時間5分) 

    ネタバレBOX

    「B.深夜のラジオ」
    ティシュボックスを使って、マイクやオーディオミキサーを作り、深夜DJの真似事をする相馬繭子(田中千絢サン)とその様子を覗いている姉 早苗(折河夏季サン)の たわいない会話。そこへ深夜勤務(鉄道保線員)の父孝三郎(鈴木恂也サン)が帰ってきて親子の とりとめのない会話へ。DJをして楽しんでいる様子から、将来 (職業)何になりたいかといった展開へ。父は鉄道運転手を夢見ていたようだが、今は鉄道に関わる仕事をしている。そして突然、学生時代に演劇部の手伝いをさせられた話を始めた。そして唐突に台詞の一部を諳んじるが、それがチェーホフの「かもめ」である。何とも まっつたりとした時間が流れる。

    「D.事の顛末」
    「深夜のラジオ」から約30年後の姉妹の話。ある別荘地に繭子(五十嵐ミナ サン)と夫 五十嵐裕史(和田彰サン)がやってきて、管理人に色々訊ねている。そこへ怪しげな男がやってきて…。その様子を階段下で見ている姉 早苗(たきざわちえ象 サン)、繭子曰くこの別荘で姉が殺され、といった衝撃的な言葉。と いうことは階段下にいるのは幽霊か。虚実が入り乱れ混沌とした様相へ、しかし映画で言えば「カッート」といった どんでん返しの結末へ。繭子の演劇公演の稽古という劇中劇、それを階段下で見ている姉。しかも姉 早苗が男に騙されたという実生活を舞台化するという強かさ。

    「深夜のラジオ」と「事の顛末」は、高校時代から約30年後の姉妹という繋がりがある。しかも[「深夜のラジオ」で父が話していたチェーホフの「かもめ」、それを いずれ上演しようか といった台詞が…。実に巧い組み合わせの短編だろうか。
    次回公演も楽しみにしております。

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