RIDE ON LIFE 公演情報 RIDE ON LIFE」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    無題50
    開演が20:00からなので場所を確認して、開場時間まで一番街本通りを歩いてみます。水タバコのお店、初めて見ました。会場となった「slow comedy factory」、サイトをみるとたくさんの本が書棚にありました。当日は舞台設定のためか左右のところしか見えませんでしたが「新書」の棚、ビデオテープ、「ニール・サイモン戯曲集」、バイクにまたがった骸骨男...ゴーストライダー?入って正面カウンター、男性が一人。何を読んでいるのかと覗き込むと「料理食材大事典」分厚い本です。なにか新しいメニューを考えているのでしょうか。手にしているのはカットトマトの缶詰。カウンターのうえをみると「舞ここち」「薩摩くろたなばた」「ニッカ4ℓペット」、奥のほうには「柿の種」。飲み物のメニューが掲げられていて、ビール「坂本龍馬」、「happy」ってなに?と思ってよくみると「セット」「そと」「なか」とあったので「hoppy」でした。ちなみに、最初からカウンターの中にいて、本を読んだり準備をしている男性は、もちろん役者の早川さん。

    カウンターの左、テーブルと椅子が3つ。その手前に座席が用意されています。お店の奥が舞台、手前が客席、満席のようです。5分前、店主(早川さん)がエプロンをつけます。

    ネタバレBOX

    時計回りに涼子、沙代子、千里。私の席からは千里(稲垣さん)の整った横顔がよく見えます。女性が3人、もちろん恋のお話になります。ずっと恋人がいない涼子、長い付き合いの後別れた沙代子、もう男にはお腹いっぱいの千里。キャラクターの色分けがしっかりしていて、みなさんの演技がこれまたとても自然。

    今日、お店は貸切、全部店主のおごり。なぜなら、開店5周年、店主が「生涯忘れられない人と別れた日」。20-30歳まで10年付き合って、ある日1通の手紙を残して去っていた女性。手紙にはひとことずつ「別れの言葉」と「感謝の言葉」。ここからの展開がまた綺麗。涼子が分かれた女性と瓜二つ、というところにきて、あれっ、これはどうかなぁ~、と思い始めた途端、涼子さん(阿部さん)が立ち上がり...別れた女性を演じ始めました...というかホントは本人かとも思わせます。上手いなぁ。

    本物のお店、いいお話、そして魅力的な役者さんたち。台本を買ってしまいました。

    終演後、稲垣さんが前を横切って歩いてゆくとなぜか大きく揺れます。歩くと揺れるなんて(床が抜ける?)...と思ったら地震でした。

    ワインのお代わり、ワインをデキャンタに注ぐと泡が...

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