実演鑑賞
始めてみたが、設定やその着地が巧みだった
4つの時代が一部屋でまじりあう、と書くとそんなことは可能なのか?となるが、気持ちよく成立している
ぜひ次の作品もみてみたい
実演鑑賞
満足度★★★★
序盤のシステム・現象の説明が退屈だったのがもったいない。
客席を見渡すと暗いのにチラシ見たり、眠そうな客が目立った。
中盤くらいから一気に盛り返しておもしろい。
熊谷有芳さんの軽快なツッコミが観たかった。
実演鑑賞
満足度★★★★★
快作に次ぐ快作を新たに発表し続けるアガリスクがまた、オールタイムベストに追加されるような新作を世に放った。2024年の世に放ったその物語は、私たちがここまでくるのに当然通らずにはいられない1994年と2004年と2014年という時が内包されていて、それはもういくつかの、一見失われたようで、その実”なかなか失われていない”時代たちを巡るタイムトリップそのものであった。
舞台は、新宿の街のとある劇場跡地の雑居ビル(下はケバブ屋さん)(と聞いて、小劇場好きはもうあそこだ!とピンとくるだろう)ある時代は劇場であった場所はまたある時代はデリヘルの待合所で、そして、またある時は…と10年毎に遡るこの30年、実に様々なことが起きた。山ほどある風刺すべきポイントを決して逃すことなく、しかし今回も劇団名に違わず、とんでもないエンタメ満ち満ちの作品だった。
アガリスクの演劇の凄いところは「エンタメ要素が散りばめられている」のではなく、冨坂さんと俳優さん達の技巧が「数々のエンタメな瞬間を生み出している」ところ。会話の度にエンタメが仕掛けられては生まれていくその様に毎回惚れ惚れしてしまう。ちょっとここは思い切って言い切ってしまうけれど演劇に縁のない人、または抵抗がある人も本作ばかりは楽しまずにはいられないと思う。両親にも姉妹にも地元の同級生にも観せたい演劇だった(つまりGWにぴったり?!)
それでいて、『かげきはたちのいるところ』、『SHINE SHOW!』、『令和5年の廃刀令』などの作品群がそうであるように社会ともしっかり手が繋がれているところや、その劇場あるいは街で上演される意味があるところが本当に見事だし、鮮やかなんです。客席の反応も含め大満足な紛うことなきオススメの一作!
人によってオススメしたい作品違うからあまり言った事ないけど、こればかりはオススメ作品って言葉がしっくりくる。でも何一つ媚びてないし、むしろ極められていて語り甲斐もある。
私の中の"アガリスク、新作の度に代表作更新説"がまた濃厚に!
実演鑑賞
満足度★★★★
面白かった。4つの時代が重なった時間SFコメディ。風呂敷の畳み方の肝となったアレは、あの時間SF舞台のリスペクトなんかな。めちゃくちゃ粋だった。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/05/05 (日) 18:00
タイムトラベルものの傑作。自分が別の時代に行くのではなく、いろんな時代からたくさんの人に来られて困っちゃうという設定が斬新。歌舞伎町にあったシアターミラクルがゆる〜くモデルになってるらしいという前情報を忘れてしまうくらい笑った。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/05/06 (月) 14:00
座席A列2番
2時間というリアルな時間の中繰り広げられるワンシチュエーションもので、かなり登場人物も多く、ひとりひとりキャラが立っていて、しかも全員愛おしい。
実演鑑賞
満足度★★★★★
2回目。
一度観ている安心感とGWの疲労でところどころ意識が飛んでしまい情けなし。
今回はアフタートークが収穫。
コアなファンなら当然気付いていたであろう事に気付かされて「おお!」と。まだまだ勉強不足、今後も見続けよう。
実演鑑賞
満足度★★★★★
4つの時期の同じ空間が同居してしまうという設定はもちろん、それに輪をかけて人物設定/造形が鮮やか。特に物語の出だしの進行を円滑にし、かつ同好の士と意気投合するSFが大好きな闇金経営の組長にツボを突かれる。
そしてここのお家芸的な伏線とその「怒涛の回収」。こういう作品を次々に創作するって本当にスゴい♪
映像鑑賞
満足度★★★★★
四つの時代が一つの部屋で交錯するSF喜劇超傑作でした!
「あったあった!」と平成を懐かしんで笑いつつ、プロの役者さん達の役作りと圧巻のセリフ量と次々巻き起こる面白展開を織りなす怒涛の掛け合いと伏線回収とSFつじつま合わせ設定をキャッキャと楽しんでいる間に気がつけば2時間!すんごかった!すんごかった!
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/05/05 (日) 18:00
価格3,000円
これだけはちゃめちゃな設定にも関わらず、
違和感なく会話が成立してる(=ストーリーが成立してる)のは、
脚本×演出×演技の力がなせる技だろう。
2時間ちょっとはあっという間だった。
実演鑑賞
満足度★★★★★
このGW、早くにいろいろ予定を入れてしまったので、今回は難しいかなと思っていたが、なんとか隙間を縫って席を確保。SF好きとしてもツボに入るセリフがあちこちに。観に来てよかった。
実演鑑賞
満足度★★★★★
アフタートークで池田さんも言っていましたが、今までのアガリスクの総てを集めたようで楽しめた。
初めからラストまで面白いってなんだか凄い舞台だなぁ。
実演鑑賞
満足度★★★★★
流石アガリスクさんというワンシチュエーションコメディ。10年ごとの各時代が交差する設定で、各時代の設定も奇抜ではあるが、得意の理屈?屁理屈?を並べて一気に魅せてくれ、その会話等がたまらなく面白い。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/05/02 (木) 14:00
面白いワンシチュエーションコメディでした。
耳に残る台詞も多くあり楽しめました。
アフタートークがあると知らなかったので嬉しいサプライズだった。
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かったです!!!
チケプレに外れたのですが、どうしても見たかったので「大貧民席」で予約しました。
夫には「観客を大貧民呼ばわりとはどういうことだ」と非難されましたが、多分冗談です。昨日ツイッターで#舞台が見えなすぎる客席選手権がいっときトレンドになっていましたが、シアタートップスは最前列でもない限り座高が低い私にはどこが前の人ガチャ席になるか分からないので、大貧民席なら値段で諦めがつくかもという判断でした。
さて、初めての大貧民席はこんなところに客席があったんだっけ?というようなところの最後列でした。やはり前の席の人がいる部分は舞台が見えませんでしたが、もう後ろに人はいないので、首を左右に動かしながら(それでも見えない部分は仕方ないとする)なんとか見ることができました。
面白かったです!!!
細かいところはわからなかったり(尻尾は気づけませんでした)、楽屋モニターが聞こえなくて一緒に笑えないところもありましたが、それでも十分面白かったです!!!
実演鑑賞
満足度★★★★★
アガリスク、スピードが速すぎ、情報量が多すぎだよ。ちょっと取り残された感があったのがつらい。
いつもの1シチュエーションコメディだが、今回はタイムスリップ物である。4つの時代がそれぞれ問題を抱えながら一つの場所に集まる。そこをしっかりと交通整理して進行させる、いつもの匠の技がさえる。
強いて主役を上げれば伊藤圭太さんと淺越岳人さんなのだろう。その中でも淺越さんの不思議な魅力が全編に行きわたっている。CoRich舞台芸術まつり!2023春 演技賞(『令和5年の廃刀令』)受賞は言われてみれば確かにという不意打ち感があったが、今作は受賞記念的なこともあって台本でも特別扱いがされているのだろう。堂々の存在感である。CoRichの審査委員さすがの慧眼。
山下雷舞さんもようやくアガリスクの仲間と認められたのだろう。主役級の大役を与えられて全力で応えていた。
クールビューティー鹿島ゆきこさんは今回は見せ場なし。榎並夕起さんは他の舞台とか映画とかの役作りなのか、激やせに見えてちょっと心配。江益凛ちゃんは全編元気で普通で私は不完全燃焼。おっさん目線ではどこか不安定で守ってあげたいと思わせてほしいのだ。そして今回の推しは雛形羽衣さん。ちょっと軽目のキャラだが将来の目標は国連難民高等弁務官であるという。この国連難民高等弁務官というリズムの良い言葉で3割うまい(何が?)。
アフタートークに登場した鈴木保奈美さん、去年の「セールスマンの死」ではどうもしっくりこなかったのだが、このフリートークでは頭の回転の速さが分かってさすがだなあと感心しきりだった。適切な話を反応よく繰り出してきてよどみがない。中田顕史郎さんによるとシアタートップスのトップスはあのチョコレートケーキのトップスなのだそうだ。昔は1階に店があったという。