節電 ボーダー トルネード 公演情報 節電 ボーダー トルネード」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
21-34件 / 34件中
  • 満足度★★★

    20111229
    20111229

  • 満足度★★★★

    トルネードの後
    前回「裸の~」がよかったので観劇。パワフルな演出と演技は相変わらず。こういうダークなテイストの話はあんま好きじゃないから、もう一度観たいとは思わないけど。

    あと、開演20分押しは勘弁。

    ネタバレBOX

    序盤のひき逃げとかの話は、どんちゃん(寺田)の精神世界かななんて思ってたら、ホスピタルプリズンに服役中の天本(板倉チヒロ)の脚本という構成(正確にはバンド結成後のレイプシーンに入るまでが脚本かな)。中学生だったどんちゃんをレイプした天本が、どんちゃんを精神的に立ち直らせるために脚本を書くというのがホスピタルプリズンという施設ってのは面白い。ただ、雪村(森下)だったかが言った、人間は立ち直る!というセリフがどこか響かなかったのが残念。実際どんちゃんが立ち直る描写はなかったと思うし(ラストのスーツが立ち直りの象徴?)。

    震災をトルネードに置き換えて、そんな状況下での理不尽や暴力を描いたのかななんて印象。登場人物みなキャラがたってた。すごくフィクションな動きで視覚的にも楽しめる。

    目撃者の渡辺とかげのファッションと表情が魅力的。また、どんちゃんの友人のキリコ役・七味まゆ味も、舞台になじんでたようにみえた。特徴のある人物像をしっかりと描けてた。登場の際のしゃべりが若干聞き取りにくかったけど。どんちゃん役の寺田も鳥居みゆきみたいな表情が素敵。あと、レイプをああいうふうに描く演出は素晴らしい。

    「裸の~」のときのように、場面転換はダンスと音楽を交えスタリッシュでかっこいい。
  • 満足度★★★

    節電?
    前回拝見したときとだいぶ印象が違った作風でした。

    繰り返しのダンスと音楽がクセになる・・・。。。

    はじめの方も、後の方の警官もイラッとしました。どうしてだろう。。

  • 満足度★★★★★

    上質。
    こんなにも刺激的で、ワクワクする公演に出会えて
    とても充実でした。
    出来るだけたくさん観ていたい公演でした。

  • 12月24日(土)S
    音楽がいちいち格好いい!

  • 満足度★★★★★

    すごかった
    劇団初見。俳優たちのうごきと演出に見入ってしまう。すごい。もう一回観てみたい。言葉が入ってこないところはあるけどそれを超越。

  • 満足度★★★★★

    是非リピートしたい
    「災害」や「節電」、今、芝居の題材として扱ったら、どうしても近視眼的になってしまいがちな物件を使って、よくぞここまで普遍的な、悪意と祈りに満ちた作品にまで跳躍したもんだ、という感想。

    なんというか「生きている」ということに対しての距離感の絶妙さに、残酷な美しさがあった、というべきか。

    一回見て噛み砕けなかった部分をちゃんと味わい直すためにも、もう一回リピートしてみたいと思える。
    脚本、演出、役者、その他もろもろ。この値段で、このクオリティの高さはすごい。

  • 満足度★★★

    よくわからんが…
    話は全然わかりませんでしたが
    アクションがすごかったし
    見入ってしまいました。

  • 満足度★★★★

    頭の中グルグル
    妄想の世界と現実の世界を行ったり来たり。物語りもトルネードのようにグルグルまわる。頭の中をかき回されているようで、これが爽快。

  • 満足度★★★★★

    最高のエンターテイメント!
    ひとりひとりが他の劇団なら主役をはれる役者だらけ。これだけ個性的で魅力的な役者を揃えた劇団は他にはない。柿喰う客の飛び道具、七味まゆ味でさえ、この劇団に加わると見事に調和してしまう。

    今回は、特にかっこいい音楽と、素敵な踊りまで加わり、クロム風の素敵なエンターテイメントショーに仕上がっている。

    上質な本物のエンターテイメントがここにある。

  • 満足度★★★

    観ていて楽しい。
    観ていて楽しい。

    舞台の使い方や照明がきれい。所作もスムース。
    セリフも繰り返しが冗長じゃなくてすっと入ってくる。

    役者さんもうまい。早ゼリフも楽しい。

    でも...、話全体が自分の中に入ってこなかった。
    とはいえ楽しかったけど。

    ネタバレBOX

    意味がないわけではなく、お話としてはちゃんと考えられているように思うが、
    全体の話が自分に合わなかったのかもしれない。

    途中で、話全体が、彼女の空想なのかな、ともおもったが、そうでもなさそうだったり。
    特に最後のシナリオの下りがわからなかった。

    ちょっと残念だけど...。
  • 満足度★★★★★

    さすが
    さすがとしか言いようがない。やっぱり演出がかっこよかった。俳優もみんな魅力的だし、これは見ないと損だな。

  • 満足度★★★★

    芸術家のお仕事
    こういうのが芸術家の仕事なんだろうな。
    難しいところもあるけど、現実社会の不条理に改めて気付かされる。
    市井の民に対する愛があるね。
    しかしまぁ、この劇団は達者な人ばっかりだ。

    ネタバレBOX

    役者を役者で例えるのもなんだけど、今回の森下亮はARATAみたいだった。
  • 満足度★★★★★

    幸田尚子さんの魅力に酔いました
    この劇団は、他に類を見ない魅力に溢れていて、いつも、感嘆しつつ、家路につきます。

    青木さんの当パンのご挨拶文で、震災をモチーフにした芝居らしく、ちょっと、肩に力を入れて、身構えて見始めましたが、何だろう??

    粗筋とか、全く空気を伝えられるようにコメントするのは不可能ですが、脚本、演出、振り付け、演技と、何もかもが、大変絶妙な匙加減で、一体感があり、内容の説明し辛さとか、考えてる余裕もなく、クロムモリブデン色にどっぷり染まって、観てしまいました。

    たぶん、私の知る限り、どこにも似ていない、独自のカラー。
    もはや、私は、クロムの魔術に魅了され、やや中毒症状かも。

    ネタバレBOX

    この劇団の役者さんは、全員が、大変個性的で、尚且つ、別個の魅力に溢れた方ばかりで、いつも、目を見張ります。

    あの変なダンスも、すごく好き!

    一見、架空の世界の出来事のような描き方ですが、これぐらい、今の社会現象を忠実に再現した芝居もないのではと感じるくらい、胸の奥が、微かに痛んだり、共感したり、感情を揺さぶられる場面が随所にありました。

    誰もが魅力的で、嘘のない演技の中、特に、秀逸だったのが、どんちゃん役の幸田さん。
    レイプされて、神経を病んでいる女の子の心情を、デフォルメした演技にも関わらず、実にきっちりと、実在の人間の感情として、表現して下さいました。
    どんなに早口で喋っても、一言一句聞き漏らさないように、客席に伝えられる技術は大したものです。

    目撃者を自慢する、とかげさんの飄々とした演技、可憐で可愛い天使のような金沢さん、大人の女性の魅力を放つワレタさんと、ここの女優陣は、それぞれ、あまりにも魅力的で、客演の七味さんの存在感が霞む程でした。

    井上陽水の「傘がない」ではないけれど、被災した当事者でない者の、日常が、シュールな世界の中で、とてもリアルに描かれて、秀逸な作品でした。

    竜巻をただ単に、カメラマン根性で、撮影したいだけに見えたニジが、何故に竜巻を追いかけて、シャッターチャンスを狙っているのかの本音が語られた時は、胸がジーンとしました。

    神経を病み、でも必死に再生しようとする幸田さん演じるどんちゃんに、心から声援を送りたくなりました。
    竜巻が去って、忙しくなくなった後の、優しく事情聴取する巡査役の森下さんの表情の変化が秀逸でした。

    節電ガレキーズのパワフルな演奏シーンには、同性の私でも、メロメロになります。

    とにかく、曰く言いがたい、魅力に溢れた劇団。

    最後のシーンで、たくさんの一般生活者が、普通の生活をしている日常を切り取った光景が、同一人物が演じ分けているとは思えない程、誰も彼も、実在人物のように、立ち居振る舞いしていて、何という、底力に満ちた劇団かと、感嘆しました。

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