Dressing/日曜日よりの使者(5月4日のみ) 公演情報 Dressing/日曜日よりの使者(5月4日のみ)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-11件 / 11件中
  • 観た
    2011.5.5

  • 満足度★★★

    がーるずおんりー
    女優オンリー8人での、本物のバーを使ったお芝居。
    ガールズバーというものがどういうものなのか知らないのですが。
    狭い空間で8人もの女子がひしめきあう勢いで演じるお芝居。
    華やかでしたね~目が潤いますね♪

    8人それぞれに個性的なキャラ付けがされていて、それだけ揃えば話の展開はそれだけで自然と動く。
    お店の開店前のどたばたとしたある日のひとこま。
    一緒に観にいった人と、わたしはあの子が好み~とかいう話題にも花咲きそうな(笑)

    ちょっと、そのお美しい人にそんな台詞言わせたり、そんな仕草させちゃうの!?っていうようなシモネタも混じってはおりましたが。
    おもしろくて、かわいらしい、ほっとするお芝居でした。

  • 満足度★★★★

    ガールズバーがそこに
    今回はエビス駅前バーがガールズバーになるとの事、また出演者から、物語の展開というか物語の場面は何となく予想でき、基本的な展開は予想内でしたが、役者と役のハマり具合(シンクロ度)、役柄のバランスの絶妙で、面白さは予想以上でした。面白かったです。

    ガールズバーがそこにありました。

  • 満足度★★★★★

    大好きです。
    米内山さんの作品をここで観るのは4作品目。

    どれも大好きな作品でしたが
    今回もやられてしまいました。

  • 満足度★★★★★

    何でも無いような事が・・・・
    単なるガールズバーの開店前の一騒動と言えなくもない存外他愛のない話なのに、これがべらぼうに面白い。ドラマチックじゃないのにドラマと成り立っている。ファミレスでだべっているのが楽しかったのと似ている感じがしました。

  • 満足度★★★★★

    いい空間
    狭いBarながら、芝居が始まると役者の作り出す世界観に引き込まれました。
    テンポも良くて、見ていて心地良く楽しめました。
    女優陣の化けていく転換も見ものでした。

  • 満足度★★★★★

    アルバムジャケットに囲まれて
    ここは3回目です。「シンクロニシティー(POLICE」「ボストン(BOSTON)」「彩(Steely Dan)」など名アルバムのジャケットが壁にかけられています。駅から近いし、何にもまして、毎夜、さまざまな人生が語られるであろうバーを舞台に、少人数でお芝居を楽しむことができます。何気に予約したのが日曜の夜。あと2日を残すところでした。今夜はThe Beatlesの曲が流れています。「ガールズバーに男がいて申し訳ない」という締めくくりの言葉でお芝居が始まりました。部屋の灯りがおとされます。開店前ですね。お話が少し進み、だてさんが入ってきたところで、「シマッタ、もともとみる予定だったんダ...」ということに気がつきました。「とても個人的な物語」をみたとき、この公演の告知(だてさん出演)があり、みに行くことにしていたのでした。「観てきた!」にそう書いたのでした。もう少しで見逃してしまうところでした。まっ、それはそれとして、「したごころ」はお客さん側の物語、「Dressing」はお店側の物語。どちらもカウンター内にお二人。今宵も楽しい一夜でした。以下、ネタバレ

    ネタバレBOX

    バーやカフェ、教会、ロビー。こういったリアルな場所を舞台にしたお芝居には、そこにある空気までも舞台装置のような効果があり、どれも印象深いものばかり。あたりまえのように人(=役者さん)が出入りし注文したり、マスターに絡んだり。もともとマスターって、人の扱い(褒めたり、叱ったり、諭したり)が上手いというイメージがあり、お芝居にちょっとした味付けができるんだと思います。本作品もいろいろな人が登場。みなさん魅力的。野菜をつかったシーン...ネギが折れ飛んできました。

    ラスト、出来上がったお通し、いい香りがしました。
  • 満足度★★★★

    バリエーション豊かな女性たちが互いに引き出す個性の秀逸
    説明のとおりエビス駅前バーがガールスバーになっていました。

    で、女優8人という華やかさもあるのですが
    それよりも、なによりも、
    それぞれの役者が作り上げるキャラクターの色が
    相互に他のキャラクターの色を溢れさせていく感じに
    強く惹かれる。

    秀逸な脚本・演出と個性をしっかり作りこめる役者たちの組み合わせに
    時間を忘れて見入ってしまいました。

    がっつりと面白かったです。

    ネタバレBOX

    舞台を取るといっても、それほど広くないエビス駅前バーのこと、
    8人もの女優たちがどのようにお芝居をするのだろうかと、
    要らぬ心配までしたのですが、
    それはまったくの杞憂でした。

    バーカウンターの内と外、
    開店1時間前のガールズバーの風景を切り取る形で
    物語が進んでいきます。
    入れ替わり立ち替わり出勤してくる女性たち、
    キャラクター一人ひとりの色が
    まずは観る側に提示されていく。
    そこには、女性達の気取らない、
    毎日を感じさせるナチュラルな雰囲気があって。

    やがて、会話などから、
    キャラクターたちの関係や個性が
    少しずつ滲み出てくる。
    舞台には、単純にそれぞれの色や
    距離感が積み上がっていくのではなく
    いくつもの関係性が顕れて
    それらが絡まるようにして
    全員を巻き込んでいく感じがあって、
    しかも、気が付けば
    あたかもその店のお客のごとく外側から観ていた彼女たちを
    まるで、店のスタッフとして観るように
    観客の視座が置き換えられている。
    そこには、女性たちが外には見せない
    バックヤードの風景がうかんでくるのです。

    作り手は
    女性たちの関係性を
    ステレオタイプにつみあげるのではなく、
    それぞれが他の個性のベールを剥ぐ爪をひっかけ合って
    繋がっていくような感覚を
    舞台に描き出していきます。
    ガールスバーの開店前の時間という箍がきっちりと効いて
    全体がある種のタイトさ保っているので
    爪もルーズなかかり方をせず
    しっかりと他の個性を引き出していくのです。

    まだ、自分をコントロールすることのできない女性から
    戸惑い揺れる女性、
    自らの価値観を手に入れ、
    あるいは自分を律することを覚えた女性、
    さらには、それらの感覚たちを俯瞰することができる
    いわゆる大人の女性の姿までが、
    戯曲の仕掛けによって
    バーカウンター周りに
    したたかに照らし出されていく。
    ひとつのシーンからいくつもの関係性が俯瞰され
    それらがさらに女性たちの隠された色を
    浮かび上がらせていく。

    様々なものがさらけ出されて
    開店時間がやってくる。
    観客もスタッフから店のお客の視座に戻されて、
    初めて全員が舞台にそろい
    美しく来店のお客様に頭を下げる
    そのグルーブ感にまずは圧倒されて、
    次の刹那には
    形式的につくられたお辞儀の美しさに束ねられた
    様々なバリエーションをもった女性たちがそれぞれに醸すものの
    ボリューム感のようなものに捉えられる。

    場末とまでは言わないけれど、
    どこの繁華街にもあるようなお店に内包された
    ありふれた日常の質量のようなものまでが
    心に残ったことでした。

    初日ということで、
    ほんの少しだけ舞台の密度がバラけるような部分もありましたが
    それは、回を重ねる中で
    逆にリアリティを創り出していく武器になるような気もして。

    役者たちから伝わってくるものはもちろんのこと、
    それらをしたたかに組み上げていく
    作り手の才能に改めて目を見張ったことでした。

  • 満足度★★★★

    Dressing/日曜日よりの使者
    【Dressing】
    女性8人の舞台なので、とても華やか。60分の中でそれぞれに見せ場的なものもありバランスよく仕上がっていた。
    笑いのもけっこうありあっとゆう間に感じられた。


    【日曜日よりの使者】
    二人+αの芝居。コメディ色が強いのかなと思ったが、意外と感動する話。
    こちらも60分あっとゆー間だった。
    ただ、駅前バーは舞台としては狭いかなと。

    ※評価は二公演合わせて

    ネタバレBOX

    【Dressing】
    さえ(朝倉亮子)の「天下(?)をとる」やお水に対する姿勢が真剣にコミカルに描かれていて、素直に笑えた。そのあとの、ちなみの告白での落胆からの上昇などもう少し劇的であっても良かったかな。
    まいまい(鈴木アメリ)の舎弟キャラは好き。

    【日曜日よりの使者】
    ボケた老人(リクオ)が、バー(?)の店主(ハマオ)の協力により記憶を呼び戻そうとする話。実はリクオは(最近)死亡し、少年時代に事故死したハマオが迎えにきたという設定。(ありがちなのかもしれないが)良いオチだ。

    小学校時代の二人の出会いから一緒に遊び友情を深め、マドンナ(西村朋恵)に二人とも恋して勝負をする。勝負後、告白のために花を沖の島?に採りに行く際にハマオは事故にて帰らぬ人に…。
    ここらへんの悲しみもストレートに表現されていて観やすい。

    二人とも演技も上手く、話も良いが、どこかの小劇場で鑑賞したい話。照明などはバーでは限界があるし。とはいえ満足の60分でした。

    無表情のカモメ役、言葉を発しないが存在感のあるマドンナ役の西村朋恵が彩を添えた良い舞台だった。












  • 満足度★★★★

    漫画風ですな
    ガールズバーという、確かにそうなんですが、なんとなく違うキャラたちがいいです(好きです、こういうの、たぶん)。

  • 満足度★★★★

    これはなかなか
    味のある作品に仕上がっていた。華やか賑やかだけでは終わらずに。
    するするっと観れてしまうのは登場人物の描き分けが上手いからかな。
    椎谷万里江の台詞のリズムが心地よい。
    細井里佳とのやり取りはいつまでも観ていられる感じだった。
    う~む、リピートしたい。

    ネタバレBOX

    鈴木アメリの美脚、マニッシュな装いのだてあずみ。も眼福。
    枕営業の理由をSEXが好きだからと、さらっと書けてしまうのは女性作家らしいなと思う。

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