私を月までつれてって 公演情報 私を月までつれてって」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.7
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★

    次に期待
    冒頭の会話からセリフがノッてない気がしていた、感情とコトバとの間の咀嚼が足りないという感じ。

    全体的にまだまだこれからという印象だ。

  • 満足度★★

    演技も台本ももっと練って!
    遺伝子操作、生命倫理、臓器移植、人体(?)実験・・・といったシリアスなテーマを取り上げ、それに推理的内容をも盛り込んだ内容で、こういうテーマを取り上げたこと、
    それに、終演後の挨拶(後述)では、「こんぺいとう」の由来として、「じっくり練らないとこんぺいとうはできない、そのように芝居を創り上げたい」の言葉があり、
    その言は良し、今後もその初心を忘れないでほしいと思います。

    ただ、旗揚げ公演とはいえ、今回については、どれだけその言葉にふさわしいものだったかと言えば、残念ながら否と言わざるを得ません。

    まずは、役者の演技力不足を感じさせることが多かったこと。
    そして、ある意味それ以上に残念だったのは、別の方も書いていますけど、台本の出来が良くなかったこと。
    (続きは、下へ)

    ネタバレBOX

    臓器移植と、それにまつわる金の話、研究所の体質、裏社会と、警察の捜査・・・などの場面が交錯していきますが、
    それらがどうもかみ合わず、バラバラ感が否めないのです。

    また、ここは「ほろりとさせる」意図なんだな、と思わせる部分はいくつもありましたが、
    そういう意図が見えてしまう辺りが、やっぱり筋が自然にできていない、ということですよね。

    また、某役者の体型についての突込みの台詞も、ちょっとしつこかったし、
    それよりも突っ込み役の役者も、相手を揶揄するほどのスリムボディでもないし、失笑・・・。

    最後の方に「国立」の研究所の悪役年配研究員が、
    孤児を育ててここの研究員にしている・・・なんて言う話が最後にあって、
    本当ならお涙頂戴・・・なのかもしれませんが、
    そういう設定自体に、これも失笑して、むしろ醒めてしまったのです。

    それから、「私を月までつれてって」という公演題目も、
    最初と最後に流れる曲の題名以上の意味が無い(多分?)というのも、
    ちょっと安易ではないかい?

    「こんぺいとう」を名乗る以上、こういうあたりから、しっかり練って頂きたいところです。
    (芝居仕立ての前説でも「暖かい目で、評価基準を下げて見て」なんて言ってましたけど、
    練りが不十分だったことを自覚していたのですか?・・・と突っ込みたくなる)

    要するに、脚本と演出について、びしっとできる人を入れないと駄目!

    でもまあ、役者は(時に噛みながらも)一生懸命やっていたので、
    終演直後は3Pにしようかと思っていました。
    ところが、その後のトークが良くない。
    最後は、上記の良い言葉も聞かれましたが、
    基本的に途中でへらへら笑いながらの挨拶で、
    役者のお友達以外には少々不快とさえ思えるものでした。

    アフタートークも、(特に芝居自体がイマイチのあと、)だらだらやると、
    とても後味が悪くなることも、劇団各位には考えてほしいですね。

    最後に、昨日以上に冷房がきつく、特にこの日は午後から雨になりぐっと気温が下がったので、本当に寒い思いをしました。
    今朝起きたら風邪ひいてました・・・。
    節電のこともあるし、必要以上に空調を控える必要はないと思うけど、
    冷房の入れ過ぎにも、ご時世も考えて頂いて、注意してほしいですね。
  • 満足度★★★

    もう少し
    よくあるSFダーク・ファンタジーでしたが、そこそこ楽しめました。旗揚げ公演なので仕方ないのですが、登場人物多すぎ。あまり詰め込んだり、脱線したりしないで、もっとシンプルにやってみた方がよかったのでは。タイトル曲はBart Howardの名曲とは同名異曲でしたが、結構よかったです。次回作に期待します。

  • 満足度★★★

    う~ん・・・
    いろいろやりたいっていうのはわかるんです。でもなんか詰め込みすぎて消化しきれてないというか、なにがやりたいのか伝わってこなかった。

    役者さんたちは若く、まだまだ慣れていない人が多いという感じ。逃がし屋や刑事が若すぎてちょっと無理がある感じも。

    次回以降に期待です。

  • 満足度★★

    旗揚げ公演なので
    本来ならもっと賞賛したいのだが、舞台上で演じるキャストらは演技力不足が目立つ。どうやら初舞台のメンバーが多かったようで、ギクシャクギクシャク・・。苦笑

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    ストーリーは臓器売買に絡んだ裏側の世界に身をおくバンパイアに恋をした青年のお話。

    まず、旗揚げする前に役者をどこかで客演させるべきだと感じた。旗揚げの場合、公演を成功させないと次回の公演に客足が向かないからだ。私たち観客は最初に観たイメージを後まで引きずることになってしまう。

    そうして、脚本だが、もしかしたら詰め込み過ぎなのかも。臓器売買に絡んだ裏側のお話だけに内容を充実させるか、バンパイアに恋をした青年のファンタジーを扱うか。のどちらかにした方が良かったのでは?

    登場人物の設定にもかなり違和感があった。高校生の逃がし屋がピストルを所持していたり、刑事が不浄脈ボトルを素手で触ったり(この場面は素人バリの刑事)と。

    舞台上で吐かれるセリフの数々も古い。役者としてインパクトがあったのが安達芳野役の笠間だ。彼女が舞台に登場したときは林真理子が出てきたのかと、マジで思ってガン見しちゃったよ。笑
    更にクリリンキャラも居たりしたのでコメディとしてのパンチを強くしたいのか、ファンタジーとしたいのかの方向性がイマイチ解らなかった。


  • 1時間前
     メールに受付は1時間前からと書いてあったので素直に行動。始める様子がないので聞いてみると、30分前からです、という返事。サイトをみてもそうなっているのは知っていますが、メールに書いてあるんだぞ。初日でもないし、他にもいたらリアクションがあるだろうし、私だけの現象か、これはつまずきの始まりか。昨日までの私だったらそのまま帰っていたでしょう。頭を冷すため古本屋を冷やかそう…学生の頃は通りの左右のお店をはしごしたものです…しかし今日は日曜日、みんなおやすみです。好天、暑いです、逆効果であります。しぶしぶ受付、入場します。一番後ろでいいやと思いつつ、なぜか前列に。満席みたいです。前説が済み暗転…始まった…役者総出で舞台上は満員電車なみ。

    ネタバレBOX

    だいたい最初ケチがつくと後がダメなのは自覚しているので、おとなしくする。

    結構いいじゃん。ドリーは遺伝子に絡めてたんですね、ヒトクローンかと思いきや、VPでしたか。好きなジャンルです。映画(「渇き」「ぼくのエリ 200歳の少女」がお薦め)でも、ヴァンパイアものは悲しい結末になります。そこはもう少し深めて欲しかった。心臓が必要なのに活動的なのは、まあいいとしても、研究所のメンバー、衣装のらしさなさすぎ。



    脇山さん、よかったです。

    終って外、はげしい雨が降る(B.Dylan)

    追記:時間の件、問い合わせたのはどうやら役者さん。顧客満足度の高いところ(企業でもいいけど)だと、関係者に伝わって、原因の確認、他に発生していないか調査、受付で説明。なんていうフローだと思うんだけど…もっと多くのお客さんにきて楽しんでもらうためにも、役者/スタッフ問わず考えてみては? なので評価▲1

    5/23追記:一晩経って。お話を進めなければならないので、役者はそのためにセリフを吐き、体は前のめりになりながらも、なんとか姿勢を維持しようとする。そうではなく、お客さんに伝えるという役割があるはず。話の筋だけが伝わればよいのであれば脚本を配ればいいし、そんなものよりパワーだ、というのならフルスピードでかけ回ればいいし。役者の先導を受け、お客さんは歩み始める。最初は真っ直ぐな道、角を曲がると急に交通量が多くなる。途中、自転車、バス、電車に乗ったり。そのたび、目にする風景はちがうけど、最初からつながっているもの。来し方を思い、この先を想いながら物語は続く。いつも通っている道、初めての道、街。雨は降るし、風も吹く。それはこの場所、この時間の中だけ、役者とお客さんには見える風景。一生懸命やりました、努力しました、というのは当たりまえ。観てもらったものの中から感じてもらうもの。他の劇団では出せないような「もち味」。これをつぎのメニューでみせてもらいたい。
  • 満足度★★★

    そういうことだったのか
    初々しい演者による初々しい舞台でした。

    ネタバレBOX

    私この曲嫌いって、「Fly Me to the Moon」じゃないじゃん!劇の題名そのものがおかしくなっちゃう!どうなっているんだろうと思っていました。

    終演後の舞台挨拶で、世手子さんの自作の曲、曲名は「私を月までつれてって(英訳するとFly Me to the Moon)」だったことが分かりました。劇中の「Fly Me to the Moon」は、みんなが知っている「Fly Me to the Moon」ではなかったのです。

    大人の事情でもあったのでしょうか?ズワイガニといって紅ズワイガニが出てきたような感覚でした。

    心臓を売るというのが詐欺だったとは、そして彼女がヴァンパイアだったとは。ヴァンパイアはありですが、お芝居のキャッチコピーでさんざん興味を引いておいて、それが詐欺でしたでは、ズワイガニといって紅ズワイガニが出てきたくらいの衝撃でした。

    防弾チョッキ(ベスト)があんな小さな袋に入るなもので、あんなにくにゃくにゃするものなのでしょうか?!あれでは効果は期待できないと思います。

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