鬼泪~KIRUI~ 公演情報 鬼泪~KIRUI~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★

    感想
    初演も観劇した作品。
    待望の再演。
    アイピット目白ということで、やはり、ステージ面積が狭い。
    アクションやマイムを使った演出で、いつも楽しませてくれているが
    やはり、狭さを感じさせるアクションが多々、見られたのは残念でした。

    元々は、プローデュースユニットとしてスタートしており、劇団員はここ1~2年で加入した者が多く、演出の意図を理解している常連の客演陣との差がかいまみられる。
    劇団員の底上げが何よりも急務だろう。

    しかし、やはりカプセルは面白い。
    私的に2003年の「ダストシューター」からのファンだが、いい意味でも悪い意味でも(笑)ぶれることなく突き進むスタイルは応援したくなる原動力だ!

    劇団としての完成形を早く見たい!

  • 満足度★★★★

    構成が秀逸
    軽妙な前半から次第に加速してストーリーに引き込み、ダイナミックなスペクタクルアクションを見せて一件落着した後に、単なる導入部かと思わせておいた「羅生門の場」で最終的な決着をつける構成が秀逸。
    また、ヒーローものやアニメネタの織り込み方もいつもながら見事。

  • 満足度★★★★★

    演出スタイルに感服
    友人とふたりで行きました。観劇後はテンションが上がってしまい、時間がないにも関わらず思わず飲みに行ってしまいました(笑)
    一観客としても、方向性が非常にわかりやすいお芝居。少年漫画を舞台に持ってきました!って感じ。特殊効果を使わずここまで出来るのか~とびっくりでした。視点の変え方、場転、◎
    役者みなさんものすごい勢いでまくしたてていましたが、台詞も明瞭。滑舌スバラシイです。

    後半少しダレたかな。何度か時間を確認してしまったので。
    でもまた他の演目も観たいなと思う劇団でした。

    ネタバレBOX

    個人的には、物語の終わり方はもうちょっと違う形の方が良かったです。
    うーん。
  • 満足度★★★★

    ハイテンション
    エネルギーに満ち溢れた舞台。慣れれば面白い。役者のキャラ建てが凄まじい分、丁寧な描写に欠けるが、コメディとしての見ごたえはあった。

  • 満足度★★★

    バカっぽくて楽しい
    こういうの好きでやってるんだろうなあと思えました。おふざけを全身全霊かけて本気でやった強み。身体と声で表現するようなネタをもっともっと増やしたものを観たいです。

  • 満足度★★★★★

    3Dでした!
    「飛び出す演劇」とは何か…
    あまり想像がつかず、色々な意味でドキドキしていましたが、
    見て納得!!!

    『目には見えない「言葉」と「心」を視覚化し、全身で感じる21世紀スタイルの新感覚演劇』
    そのもの。

    その時の状況・心情を言葉やジェスチャーで説明してくれるのですが、
    それがスピーディーで小気味よく、壮大な世界観を体現できました。
    照明や音響に囲まれている感じも、臨場感たっぷり。

    パフォーマーのかたを含め、役者のみなさんの身体表現に
    感嘆しつづけた2時間でした。

    なんとなく荒い感じといいますか、いきおいよくしゃべりすぎて聞き取りづらい台詞があったりしましたが、そこまで気にならなかったです。

    お芝居そのものとは直接関係ありませんが、
    チケットの予約から観劇・帰宅までとても気持ちよく過ごせたので、そこにも感動しました。

    わけあって当日はキャリーケース持参でうかがったのですが、
    受付スタッフのかたがすぐに気づいて預かってくださいました。
    客席での案内もスムーズでしたし、開演前のアナウンス(ササヅカイン)もよかったです。

    実は会場に行くまでに迷ってしまったのですが、
    後日、役者さんのブログを拝見したところ
    写真つきでちゃんと分かりやすい説明が載っていました。
    「チケットを売ったらそれで終わり」じゃないところに好感をもちました。

    ぜひまた観に行きたいです。

    ネタバレBOX

    少年マンガネタや特撮ネタが多く登場し、
    好きなかたはハマルと思います。
    まったく馴染みがない人にはツライかもしれませんが…。

    わたし自身は「無駄無駄無駄無駄…無駄-----ッ!!!」
    がツボりました。
    ちゃんとジョジョ立ちされてましたし!
  • 満足度★★★★★

    ライブ感
    これでもかと観客を煽る様なてんこ盛りな見せ場とスピード感。
    めっちゃ面白くて充実した時間を過ごせましたが集中してた分、どっと疲れました。

    ネタバレBOX

    アニメネタがちょっと古めでおいらにはちょうど良い感じでしたが、いかに?
  • 満足度★★★

    アクシデント
    序盤、役者らの滑舌が悪く、何を言っているのか聞き取れなかった。無駄に怒鳴るセリフが多く、内心「失敗したな・・。」なんて観に来たことを悔やんだのだ。しかし、観ているうちに役者らの発音に耳が慣れて、ようやく流れを掴むことが出来た。こんな理由からこの劇団を初見の観客と常連の観客とでは芝居の流れや役者のキャラクター、怒鳴り声を受け入れるまでに時間差があるのだと思う。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    物語は語りべの男と一体の鬼が化け物退治の旅で関わるはめになった陰陽師や言霊師、もののけ、魔界の鬼の王らとの合戦模様。

    今回の出色は北出浩二だ。彼は客演らしいが、芝居中に倒れるシーンでおもいっきり口内を切ったらしく、口から本物の流血シーンを見せていた。本来なら「気の毒に・・」とか「大丈夫か?」などと観客も心配するのが普通だろうが、場面が場面だけになんだか可笑しくて笑ってしまった。ようするに他人にそういった心情をさせないキャラクターの持ち主なのだ。今、思えばその流血シーンが最大の笑いどころだったような気がする。

    また役者らが頻繁にアドリブ攻撃していて、それに慣れないキャストらはちょっとした失神状態だった。笑
    滑舌が良く聞き取り易かったのは吉久だ。舞台中でマメに今の状況を言葉で説明していたが、これをバック映像で流すなど工夫したらもっと解り易かったように思う。

    次のシーンへの場面展開は絶妙だった。舞台上でのスピードがとにかく速い。暗転につぐ暗転の連打で怒涛に押し寄せる波のようだった。魔界の王が復活するシーンは「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵を真似したようで、それなりに想像させる演技力は持ち合わせているようだったが、観劇後、とにかく疲れた。

    この疲れはなんなんだろうと考えているうちにUPが遅くなってしまったが、たぶん、ハイスピードな展開と、殆どないに等しい間、そして早台詞なのかと今更ながらに感じる。
  • 満足度★★★★

    飛び出す演劇
    まずその身体表現の凄さに驚きました。
    言葉と体で表わす強引な表現も、面白おかしく納得させてくれました。
    そして、音響・照明が客席を取り囲むようで、まさに飛び出す演劇を体感させてくれました。

    ネタバレBOX

    特撮ネタやアニメネタなどが多かったので、それらが好きな人はとても気に入ると思います。
  • 満足度★★★★

    なるほどね
    照明,音響,状況設定,小ネタ,細かいところまで工夫されていて感心しました。ストーリーも,まあ,タイトルとおり「鬼」ですから,荒唐無稽ですが,楽しく観ることができました。ただ,ホントいろいろと詰め込んでいて,飽きないんだけど,さすがにあの狭さと椅子でケツが痛くなり,集中力が散漫になってしまいました。もうちょっと短くしてくれると大満足なんだけれどなぁ。とにかく,いろいろな小ネタを盛り込んでいて,はまる人は思いっきりはまる劇団と思います。

  • 満足度★★★★★

    凄い♪
    スピーディー♪
    この一言に尽きますね。
    テンポ、リズム、秀逸で、内容も面白い。
    扱う、キャラクターもいいね、
    言葉での表現、体を用いた表現、
    人を用いた描写☆
    本当に面白かった☆
    ネタバレになっちゃうかな?
    でも、千秋楽は満員御礼みたいだし...。

    暗転がこれまた、一つの手本みたいな舞台。
    完璧な演劇です!

  • 満足度★★★★

    よく鍛えられているなぁ、
    というのが第一印象。一人一人のパフォーマンスのレベルが高いので、マンガをそのまま写したようなストーリーもギャグも、よく映える。この劇場ではもう狭いですね。もっと大きな劇場だともっとダイナミックな演出が出来るんじゃないかな。場面の変換がスピーディーで小気味いい。なにか、マンガの一コマ一コマを
    追っているような感じだった。すごく新鮮な感じ。新しい劇を創造しつつある劇団で、次は何を見せてくれるのかとわくわくしますね。それもこれも、基礎がしっかりしているからだと思います。ダンス、発声、パフォーマンスに磨きをかけて、演出家の意図を120%表現できるようになってもらいたい。

  • 満足度★★★★★

    進化してました!
    随分前に一度観たことがあった劇団です。その時はまだ劇団として“若い”
    まだまだまとまりもカラーも弱くて「あと何年かしたらもう一度観てみたいと思います」とアンケートに書いた記憶があります。書いてみるものです、こうしてまた、そしてすごく進化したものをみせてもらえたのですから。
    劇団としての持ち味がすごくよく出ていました。動きもいいし、声も出ている
    自分たちの味をたっぷり出している演技でした。まだ二回目の公演だというのに出演者同士のムチャ振りは少々多すぎる気がしました。たっぷり楽しませてくれる舞台でした。ストーリーもテーマとしては目新しいものではないけれど音と場面チェンジを上手く使って、一種アニメ的な面白い展開だったと思います。
    あえて難点をいえば“抜けがない”ことかな!?フル声出して、目一杯動いてすごく良いことですが、観ているほうが少々疲れてしまうテンションが変わる場面が少なすぎる気がします。全体的に“前へ前へ”の芝居、もう少しだけ陰とか弱とかゆったりが出てくるともっと味が出てくるのではないかと・・・・・・・・・・・・・・・今度は長い時間を置かず、また観に行きたいと思います。







  • 満足度★★★★

    みてきました
    たのしかった。
    でももうちょっと大きな劇場でみたいです。
    せまそう。

  • 満足度★★★★★

    まさに3D!
    まさに3D演劇でした!
    2人でいったので、友人の感想をこちらに、
    私のはネタバレに書かせていただきます。


    個人的には少年誌的な要素、つまり仲間と協力して立ち向かうことや、
    言霊師や鬼、陰陽師、天狗といったワクワクするようなキャラクターが
    凄いツボでした。
    展開が純粋で観ていて気持ちよかった!

    ちょくちょく挟む小ネタも決めるとこはしっかり決めるからこそ、
    本当に面白かった。
    作りこみ、特にアクションが芝らしかった。
    ああいう世界観を実写、しかも舞台でやるのはどうかなーと思ったけど、
    お見事!と言うしかありません。
    3D演劇っていうのも納得。


    ネタバレBOX


    正直、山口勝平さんというネームバリューだけで興味をもった舞台でしたが、
    本当に観て良かったと思える舞台でした。

    飛び出す3D演劇、まさにそれ。

    物語の展開はすごくわかりやすいし、
    舞台で表現できない立体的なところは
    セリフとアクションで見事にカバーしていて、
    本当に飽きずに観ることができました。

    沙羅のツンデレっぷりに思わず吹いてしまいましたがww
    ベタベタな展開、セリフも、
    ベタベタだーと思いつつ、悪い印象は持たせないのが、
    さすがプロ!って思いました。

    舞台にできることを広げてくれた、
    そんな舞台でした。
    ありがとうございました!

このページのQRコードです。

拡大