殺ROCK ME! 公演情報 殺ROCK ME!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    確かな踏み音
    初観劇。
    評判もぼんやりとしか聞いていなかったが、
    スタッフからの強いプッシュもあり、足を運ぶ。
    何より、これまでとはキャパを大幅にアップしたので心配もあった。
    コマへの書き下ろしもあったので、
    劇団として激動の時期を見ておきたかった。
    見て安堵と共に次回が楽しみになった。
    客演陣は(安心なので)まぁおいといて、
    劇団員達の強い熱意が見れたので、
    それだけで満足してしまう。
    空間全てを埋めることはできなくても、その可能性は見せてくれた。
    次回は駅前劇場。また小さい空間に戻った時に
    今回見た勢いのうねりを見たいと思う。
    ますますの活躍を期待しています。

  • 満足度★★

    千秋楽だったんだけど・・・
    「鹿殺しを見たい」、という知人の女性に、
    「劇場に一人でなんかいけない!」と頼まれ、
    同伴して再度、観劇しました。

    平日で、しかも午後6時開演という時間設定だったせいか
    千秋楽だけど、特に客席は混み合わず。

    開演前の半裸の綺麗な男の子達の姿に知人は目を真ん丸くしている
    姿を見て
    「最近、流れ作業的に芝居を見ているなぁ、ちゃんと新鮮な気分で
    見なきゃ、手垢が付き過ぎている」と
    反省しながら、芝居に臨む。

    心を改めて姿勢を正して、作品を見ていましたが
    どうにもこうにも、話がわかっているのに、乗り切れない。
    全体のフットワークが重いのだ。
    前回よりも、役者陣が疲れている、というかキレがない。
    声の張りや、動きのダイナミックさが、感じられない。
    いちおう初の中劇場進出の記念公演の
    ファイナルのはずなのに
    「弾ける」感じがないのだ。

    千秋楽公演に良く見られる、「客席との一体」的な
    様子も全くなく、
    (ゲスト出演した「深沢敦と書いてキャメロンディアス」さん曰く
    この作品はミュージカルなんだそうだ、ミュージカルだから
    ゲストを引き受けた、と)
    役者の歌に、客席からの手拍子もなく、
    僕は嫌いだけど、千秋楽公演に見られる、舞台上の悪戯とか
    手前みそ話も、なく、
    そしてカーテンコールでも涙はなく・・・
    拍手もないのに、Wカーテンコールはしてました。

    どうもねぇ、ちぐはぐ、な雰囲気が、舞台の上から
    感じ取られてしまったのだ。
    千秋楽だから、役者も疲れちゃったのかなぁ。

    幕が下りた後、
    王妃を演じていた鹿殺しの劇団員の方だけが
    ロビーに出てきて
    お客さんへの挨拶、および物販のお手伝いをしてました。
    特定の人にだけ挨拶するのではなく、
    ちゃんと頭を下げて「忙しい中、有難うございました」と
    挨拶をしてくれました。
    これは、本当に嬉しい。
    チケット代も大事だけど、社会人にとって
    最も貴重なのは「時間」なのだ。
    これだけ溢れる作品が上演されている中
    選んだ作品を見に劇場へ足を運ぶ行為が
    一番貴重。
    すかして腕組んで、劇場入り口辺りに立って
    知ってる人とくっちゃべってる、その作品の関係者(演出家など)が
    多い中、彼の行動は、当たり前な事だけど
    また見に行ってあげよう、と思わされる挨拶でした。
    しかし、他の出演者達も、特に外部から参加している
    15人位の人たちも、みんな小劇場クラスなんだかた
    ロビーで挨拶くらいすればいいのに。

    このチケットを前日に
    電話でチケットを劇団へ御願いした時
    「センターブロックで前から5列目、中通路前の席で用意しました」と
    言われましたが、当日手渡しされたのは、後方のサイド。
    それでもって、前方とかセンターとか、ガバっと空いてるんだよなぁ。
    いつもながら、どんな場合でも、席は選べるシステムを
    構築して欲しい、IT社会なんだから。



    ネタバレBOX

    深沢敦と書いてキャメロンディアスさんは、
    ずっと台本を手に持って、見ながら台詞を話してました。
    台詞も、つまりつまりで、棒読みで。
    ちょっと、日替わりゲストにしても
    馬鹿にしすぎじゃないかなぁと。
  • 満足度★★

    趣向はいいと思うのだけど、
    なんだか私にはいまひとつ。
    違うサロメを観たかったのかなぁ。

    ゲストも、失礼ながら違う日のゲストさんを観たかった(汗)

  • 満足度★★★★

    美しさにメロメロ。
    立ち姿、姿勢、筋肉のつき具合、顔立ち、動き、どれをとっても美しい。これはDVDとかではなく、間近の迫力で絶対味わいたい。何回でも味わいたい。こんな豪華なキャストなんだし。

  • 満足度★★★★

    ライブ感覚で楽しむ
    そう思うと楽しめました。
    ホールは大きかったですが、セットや役者陣によってそれを感じさせなかったのは良かったです。

  • 満足度★★★

    「劇団鹿殺し公演」というよりも・・・
    数年前の東京初進出?の、こまばアゴラで「卍」という芝居を
    見て以来、記憶に残っていた「劇団鹿殺し」。
    その時、劇団のサイトからチケットを予約していったんですが、
    「初めてのご観劇ですよね、有難うございます。」と、
    なんと旧作品のDVDをプレゼントしてくれて「また、見に来て下さい」と
    微笑ましい事をされて、好感を持っていた、この劇団。
    不思議と、秋葉原の駅前や新宿東口などで、路上パフォーマンスを
    見る機会も多く、何となく親近感を持っていた、この劇団。
    映像を通じてですが、プレゼントしていただいたDVDや
    ゴールデン街劇場公演、シアターグリーン公演、
    この夏のチョビさんの外部出演公演など、この劇団の活動を
    見続けていました。
    いつのまにか、新宿コマ、あややの公演に戯曲は提供したり、
    500席程度はある、スペースゼロ(この劇場も
    10年ぶり以来、確か前回は遊・機械~の公演だった気がする。)に
    進出なんて、立派になったなぁと思いながら、
    劇場に足を運びました。

    開演前から、半裸の男の子達が何やらパフォーマンスを
    舞台でしているのですが、いやいや、沢山の出演者。
    「こんなに劇団員も増えて大きくなったんだぁ」と
    思ってみていたら、驚いた事に
    先月、王子小劇場で2人芝居をしていた男の子が
    いるでは、ありませんか????
    チラシとか内容を、しっかりと確認していなかったんで、
    背景がわからず、「どうなっているのかなぁ」と思い、芝居を見てました。

    つかこうへい作品のように、シンプルな舞台装置の中で、
    沢山の言葉、慣用句や熟語、比喩を使って、思いの台詞を語る、
    社会派な側面を持ち、世の中に何かを訴えかける、熱い集団、
    そんな、鹿殺しカラーは薄くなっていました。
    ショーアップされ、歌い踊るエンターテイメントショーのような
    雰囲気さえ感じさせられる、この作品。
    「劇団鹿殺し公演」というよりも、
    どこかのプロダクションの作品に、鹿殺しのメンバーが
    参加している、って感じでした。
    正直、「すけだち」よりも、わかりやすい構成になっていました。
    アングラっぽい演出で、何やら妖しい、胡散臭い感じが
    この劇団の個性と思ってましたが
    何やら健康的で、角が取れてしまってます。

    大きな劇場で、大きな人数で、大きな舞台装置で
    公演を打つ為には、必然的に大量動員が必要な訳で
    その為には、個性を消して、
    「大衆に、わかりやすい」作品にしなければいけない背景は
    わかりますが、
    ちょっと、骨抜き、牙抜き、コビ売りすぎじゃないでしょうか。

    客席には、ちゃんと並んで受付していた
    新感線「いのうえ」氏(メタルマクベスのTシャツにトミーの帽子、
    タランティーノ同様、大御所になっても気取ってない感じが
    いいですねぇ)や、テレビや舞台で見た事のあるギョーカイっぽい
    人も沢山来ており、舞台には日替わりゲストまで、出演してました。
    出世とか、成長するって、演劇の世界であっても
    いろいろ大変なんだろうあぁ。

    ネタバレBOX

    王子小劇場で2人芝居で人魚を演っていた彼は
    やっぱり目立ってました。華があるねぇ。
    ってか、誰が鹿殺しのメンバーなのか、
    よくわからなくなっている。
    ジーザス~を模倣している演出や舞台装置、
    上海バンスキングのような、シーツをつかったクライマックス、
    新感線のような、大音量を使ったライブアクト。
    ごった煮感、たっぷりです。
  • 私には小屋が大きすぎて。
    お話はすごく好きだった。
    メルヘンメルヘン!
    メルヘンをこんなにかわいい少女が演じてくれるのって、他にない。
    ただ、もっともっと、一緒にどきどきさせて欲しかったし、一緒にピンチにさせてほしかった。
    音響にもっと引き込まれたかった。
    もっともっとこみ上げたかった。

    わくわくさせてくれたのは、クロムモリブデンの板倉チヒロさん。
    もっと小さな小屋で見てみたい。

  • 満足度★★★

    迫力満点
    かなりの迫力に圧倒されました。とにかく熱い!!!
    役者の力強さを感じて、時間の長さを感じさせませんでした。
    私にはギャグが一つもヒットしなかったのですが、
    そのギャグが面白いか面白くないかとかそういう問題でもなくて、
    スピード感と熱い熱気が伝わってくる舞台でした。

    ただ、もう少し役者さんそれぞれの力の差をなくした方がよいかな、と思います。話もギャグを入れるところといれないところを明確にしておかないと、
    観客が話にのめりこめません。
    サロメ役は演技の力量を考えても他の役者を使うべきではなかったのでしょうか。
    あそこまでいい役者さんを使っているとやはり浮いてしまっているように思えます。サロメがキモの舞台ですから、芝居の仕方によっては最後観客が全員感動、という仕上がりにもなったのではないでしょうか。もっとがんばってほしかったです。
    歌声は最高でした!

  • 満足度★★★★

    スペース・ゼロで堂々と。
    心配がなんだったのかというくらい、堂々と。かなり観やすい、鹿。になってます。ライブ寄りで引っぱりつつ、シーンを組み合わせていく後半は劇的。豪華客演陣の中、独特の存在感、江戸川卍丸が良い。
    もう少し脇が落ち着いてくれれば。

    ネタバレBOX

    完全に油断してたのか、自転車が出てきた瞬間吹いてしまいました。

    河原さん(苦笑)
  • 満足度★★★

    なんとなく、物足りない
    オペラのサロメを詳しく知っているわけではないですが、意外に忠実に再現されていたのではないかと思います。
    初鹿殺しでしたが、テイストは大好きです。ミュージカルと銘打っても全然OKでしょう。バリバリのロックもマッチしていたと思います。
    ただ、劇場がやや大きさに負けていたような気がします。役者さんの力量の差が明確になりすぎていたり、小劇では充分な迫力がはっきりと伝わってこないのが残念はありました。

  • 満足度★★★★

    純愛系サロメ
    広さを持て余すなんて心配は杞憂でした。チョビさんのVocal素敵。
    これから行く人へ。早めに着席してたほうがよさげです。
    中村まことさんが出てるのはホントに贅沢だと思いました。

    ネタバレBOX

    物語世界は前のSALOMEEEEEEE!!と同様よりだけれど、終盤は原作に近くなってました。前よりスッキリしてわかりやすく感じました。

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