HELLO WORK 公演情報 HELLO WORK」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 満足度★★★★★

    喜んでもらうために
    2回目の八幡山です。駅周辺を巡回、会場へ。前回みた芝居では「コの字」型に座席が配置されていましたが、今回は普通です。舞台奥には柱が数本あります。パンテオンのようにもみえます。手前に箱(?)。芝居が始まりました。ここは喫茶店ですね。プロデューサーと作家とその友人。シナリオの依頼です。以下、ネタバレ

    ネタバレBOX

    脚本の中の「お話①」と、作家自身をめぐる「お話②」がパラレルに展開します。「お話①」から始まるのですが、「脚本」だと気つくのはしばらくしてから。ニートを就職させ実績をあげるというお話が..脚本づくりは中止に。作家は作品を通じて「働く」こと、とは何かを考えてゆきます。作品の中のキャラクターとの会話、母との会話。作家は成長します。
    一方、「お話①」は突如軌道修正。テロリスト、潜入捜査官、アンドロイドまで登場しハチャメチャになります。結局、書き上げたものの採用されず...気落ちしていると、周りにいるのはニートたち...に似た劇団員。思いっきり都合がいいけど...好きですよ、こういうの。

    最後にこれを、「鬼十訓」(←検索してね)
  • 満足度★★

    よくある構造だけに
    就職支援のシチュエーションドラマとそれを描く脚本家をとりまく人間模様を描いた2重構造。舞台と脚本家というある意味よくある構造だけにちょっと興ざめ。まあ、それがうまく絡み合ってくれれば、面白くなるんだけど…

    ネタバレBOX

    その2つの関連性が弱い。
    就職支援の方はもっとキャラクターを引き出させてコメディー調に、脚本家の方はもっと現実舞台っぽく作ってくれれば、2つの舞台の対比が引き立って面白くなったと思うんだけど、残念ながら両方共が同じような感じで作られていたために、空気が転換されてなかった。2つの舞台が微妙な橋渡しになっているからか、うーん!はいりこめない!
    タイトルから就職支援の方がメインで動くのかなあと思ってみていたけど、肝心の就職支援でニートたちが変わっていくところが無視ですか。そこを脚本家が変わったという見せ方をするのはあまりに舞台の「脚本家」さんが稚拙ですぜ。脚本家さんよお。
    しかもさらに、都庁爆発オチって…伏線もなにも張っていなかったら客はついていけませんぜ。脚本家さんよお。
    最後まで劇団と出会うオチありきたり。え?結局ハローワークはどうなったの?なにも解決してないっつーか、落ちてないっていうか。そこんとこどうなんですか。脚本家さんよお。
    うーん。なんというか、なんというかだね。

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