Bless M 公演情報 Bless M」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     楽日、最終公演を拝見。今回、とても素敵な作品を拝見でき、実に充実した1日になった。お礼申し上げる。力のある劇団なので今後も期待。追記後送

    ネタバレBOX

     劇団“薄命”旗揚げ公演である。出演女優は4名、皆若手の女優さんだが、演技は中々しっぁりしている。脚本が、実際問題として極めてセンシティブな問題を扱い、真剣に向き合わあるを得ない問題を扱っていることもあり、現代日本を見事に表象するようなオープニングの質問と回答、その間に滲み出すように現れる日本の現在の表層性、即ち糊塗され隠蔽された事実の上っ面だけを織り込んだ受け答え=欺瞞。この欺瞞構造そのものを打ち砕いてゆく脚本に4人の女優総てが極めて自然な怒りを共有し、俳優修業の一環として裸足になって大地に接し、横になって自然と極大接地をすることで我らの暮らす地球という自然から様々なもの・ことを感じ応分な応えができるように上演中、全員が裸足。物語は東京等大都市から遠く離れた離島にあるセンター。望まぬ形で妊娠した高校生世代の女子が、彼女たち自身で産むと決め、出産までの期間を過ごすケア施設兼産院である。常駐し彼女たちの面倒を見るのは医師1名、島内のボランティアも居るが、常駐は医師1名である。食事の手配も施設サイドで請け負っているが食事はおいしい。三食出る、7時、12時、19時の3回。残置しておくことも可能であるが、自分自身で温め直して独りっ切りで食べなければならないのでお勧めは定時に皆と一緒に食べること。
     状況が状況だから、複雑な関係を抱えている入所者が圧倒的に多いのは無論のことだ。然も妊娠時期は未だ漸くハイティーンになったばかり。母体の成熟度も満足でない場合があるばかりか、各々の背負った背景は決して口外できぬケースも多い。このような事情があるケースが大半だから、施設内で個人情報を明かすことはタブーとして規則化されているが、これも若い彼女らの未来を少しでも可能性の側に開く為の措置。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    熱演だった。女性目線の主張の強い劇で迫力があった。

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