実演鑑賞
満足度★★★★★
シェアハウスと管理人?たちの群像劇
最初はサスペンスと思ったが、かなり悲劇的な要素も含まれ、これをどうまとめるのかな?と頭をひねらせた
設定が複雑なので、伏線をばらさない為とはいえ、それぞれの出演者自体とほかの演者の関係性の説明セリフがしっかりしていないので、誰が誰なのか途中まで混乱した
キャラ作り・衣装とかで、キャラをそれぞれ立てた方が見やすかったと思う
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/10/14 (土) 18:00
シェアハウスを舞台にした群像劇として、もう少し軽いものを想像したが、思ったより重く複雑な感情表現に心奪われた。
実演鑑賞
満足度★★★★
東京のはずれ街にあるシェアハウスが舞台。そこで様々な事情を持った者の過去と現在を交錯させ、色々な<思い>を描いた群像劇。或る日、シェアハウスに1人の女が戻っ(現れ)たことによって不協和が…。その女の目的というか存在が肝で、それによって話の捉え方、解釈が違ってくるようだ。まさしく観る者にとっては感覚的な<ずれ>を思わせる内容だ。
繊細な演技で愁いを表し、口遊む歌(故郷<ふるさと>)と相まって郷愁ー抒情的な紡ぎ方をしているかと思えば、嫉妬や嫌味といった激情的な描きという メリハリある観せ方。登場人物の性格や思い、そして今の状況が炙り出されるような展開…ここで先に記した女の関りをどう捉えるか、なかなか手強い公演だ。
当初、シェアハウスの家族と共同生活をする人々、その二組の話を交差させた展開かと思っていたが、いつの間にか交錯し不気味な様相を呈していく。その意味ではミステリーといった雰囲気をもつ不思議な公演。出来れば人物相関図がほしいところだが、それを示すとネタバレしそうで難しいのかも。
(上演時間2時間 途中休憩なし)