欠陥の魔術師 -EXPLOITER- 公演情報 欠陥の魔術師 -EXPLOITER-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★

    一つ?五つ?
    全体を一つの話としてみたら、最後の展開など面白かったのですが、
    それぞれ五つの話を単独でみるともうひといきな部分を感じました。
    ただ、エピソード3は面白かったです。

  • 満足度★★★

    しっかりした構成
     とにかく構成がよかったと思います。チャプター3の声の話やチャプター5の透明人間の話など設定に少し不満もありましたが、説明ぽくならずに話を進めていくのは作家の卓越した技を感じました。
     挿話ごとには不満の残るものもありましたが、これは人の好みによる部分だと思います。オムニバスのよさを充分に出していましたね。、
     それ以上にこの地震に対する気持ちが全員に出ていたと思います。地震に対する説明もあり、観る方も気合が入りました。

    ネタバレBOX

     ただ舞台をあたためるための前説のはずが、から回りでしたね。もちろん、こちら観客も悪いのですが、「ロミオと」のフリはむちゃだと思いました。「ジュリエット」でいいのか今日のタイトルでいいのか、答えに窮しましたからね。
  • 満足度★★★

    全体的な構想は・・・
    良かったと思います。

    以下、公演中なのでネタバレBOXにて・・・。

    ネタバレBOX

    喫茶店に訪れた、若い女性客とマスターのやりとりをオムニバスに描いた作品。

    大筋、構想自体は良かったと思いますよ。
    5つのオムニバス作品も、それぞれ個性的で、キャストの役者さんも皆味があったと思いますし・・。

    エピローグ二人のやりとりも面白かったし、実は彼女が神様だったと言うどんでん返しも、お約束とは言えいい感じ。

    夢のあるファンタジーで、様々な切り口から愛をテーマに描いていく作品はそれぞれどれも秀作だと思うのですが、欲を言えば、個々の作品にもう少しインパクトが欲しい。

    あと、エピローグであれだけ明確なテーマを出してくるなら、それぞれの作品の継続性、物語の連続性なんかも、もう少し工夫の余地があるようにも思えた。

    ともすれば、それぞれバラバラの作品を寄せ集めて、最後、無理矢理くっつけた感じ、とみえなくもない。


    とは言え、軽妙なタッチで、いつの間にかおとぎの夢の世界にいざなってくれたことは評価しています。

    目指す方向は間違ってないと思うので、今後の更なる飛躍を期待しています。

    また、時節柄、先の東北の震災を意識したメッセージがフライヤー等随所に表明されていて、その辺りも好感持てました。

    一人一人の力はほんの小さなものかも知れないけど、こういう場を通じて、地道に情報を発信していく大切さ、たゆまぬ姿勢に、良質な劇団の方向性を見せて頂いたような気がします。

    応援したいですね。
    今後の末永いご活躍を、心よりお祈りしております。
  • 満足度★★★★

    「SF・ファンタジー専門劇団」と豪語するだけの作品集だった
    ちと2オチのニオイが漂っていたが、作品的には面白かった。

    特にオムニバス作品をナビゲーターを使って紡いでいる処は
    お話をまとめる効果があったし…

    ただお遊びを入れ過ぎてお話が暴走してしまった作品や
    言葉の使い方に統一性が無かった箇所があったのは
    ちと勿体無いな…

  • 満足度★★★★

    不完全な世界をそのままに
    愛する・・・・。これをテーマに5つの物語が紡がれ、見ごたえありました。お笑いあり、しんみりあり。オムニバスのよさをうまく利用した佳品。

  • 不完全な世界をそのままに
    愛する・・・・・。これをテーマに五つ

  • 満足度★★★★

    Science Fiction
    さて、続いて東長崎に移動です。ここは初めて。少し時間があったので商店街や東急ストアを散策。受付をしていただき開場まで待ちます。SF・ファンタジー専門...それは演劇界の「早○書房」と言っているようにも思え、SFにはうるさい私としてはみないわけにはいきません。入口は狭いけど中に入ってみると広いですね。舞台上には黒い台が3つ見えます。舞台下手には椅子とカウンター。「蚊がいるけどくれぐれも両手で叩き潰さないように」という前説がおわり、期待のお話が始まります。かわいらしいお客さんと人のよさそうなマスター。なにやらとっておきの話が聞ける様子。以下、ネタバレ。

    ネタバレBOX

    なるほど、神様=プログラマー説。たしかに御心のままですもんね。お客さんとマスターが案内人になり、5つのお話が繰り広げられます。超能力者のお話ですね。SFの定番。「スラン」「人間以上」、ゼナ・ヘンダースンの「ピープル・シリーズ」、「家族八景」、「不定期エスパー」どれもドキドキ/ワクワクしたものです(けど知っている人いるかな...)。本作、5つの作品が収められた短編集。各章を先の2人が案内。どれも面白いですね。なかでもデパート「DEBU」でのトンデモないやりとりには大笑い。勝手に池袋の百貨店にいらっしゃるような楚々としたお姿を想像していましたが舞台に出ていらしてそのギャップにまた大笑い。(特殊)相対性理論、予知、3つのお願い、透明人間。全部違う味付け。最後のページを読み終え、気持ちよく本を閉じようとすると...えっ!?神様?
    ここでこうきますか....やられました。

    ということで受付けのみなさま、本日はありがとうございました。

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