満足度★★★
両作品観劇
「タルチェフ」
西洋の古典ですが、古典とは感じなかったです。
面白かったですが、出来ればもう少し大きい劇場のほうがあってたかな。
その点は少し勿体なかったです。
「いつか」
本、演出、役者、それぞれはいいと思いましたが、どうも世界観に入りきれず。
満足度★★★★
いつか
まさに「オトナの童話」で、ほのぼのとしたムードで進んでいた物語がダイナミックに展開する終盤は圧巻。また、後日譚の語り方もイイ感じ。
さらに「アレ」にあんなギミックまで仕込むとは!
満足度★★★★
タルチュフ
古典を古典としてきっちり見せる、な感じ。ファーストシーンからしっかり古典の空気が漂っているのは衣装のためもあろうが客入れ時のBGMによるところも大きいか?
また、終盤の陥れられた家族の心境を象徴するような低音ノイズと照明も効果的。
なお、事前にネットであらすじを予習しておいたのは正解。
満足度★★★★
見入った
「タルチュフ」を見ました。
古典って事でしたが、劇中のタルチュフや、
タルチュフを信じ込む男と翻弄される家族。
凄く感情移入して舞台を見てしまってました。
無題88
■タルチュフ■古典をみるが、やはりちょっとダメ。モリエールの少し前、シェイクスピアもダメなので、そういうものだと納得。演技(役者さん)ではなく、お話が(私には)退屈なのでどうしようもありません、申し訳ないです。
満足度★★★★
「タルチュフ」観劇
古典演劇なるものを久々に見ましたが、古臭くもなくシニカルで風刺がきいていて非常に面白かった。
この時期だからとかそう言う訳では無いと思うんですが、この舞台を観終わって何と言うかやっぱりいつの時代も演劇と言うのはある種の思想を含んだ文化活動なんだなあとしみじみ感じました。
満足度★★★★
「いつか」観劇
福島さんの独特な浮遊感のある芝居がこの話に非常にあっているように感じました。ルデコ独特な閉塞感と主人公の未来に先の見えない感が有りどう落とすのかと観ていましたが、何のかんのでハッピーエンドになっているのも良かったです。
満足度★★★★
標本Vol.2「いつか」観劇
鳥の巣立ちと、草食系男子の独り立ちをうまく重ね合わせたストーリーに、かわいらしい演出がマッチしていてよかった。 全体的にほのぼのしました。
福島崇之氏演じるやわらかいけど、ちょっと芯のある青年が「いつか」と向き合い成長していく、変わっていく様がほほえましくもあり、少し切ない場面もなんだか自然と心に染みました。
満足度★★★★
標本Vol.3「タルチュフ」観劇
タルチュフ、オルゴン、エルミール、ドリーヌと古典戯曲の台詞にのまれず役が立っていて素晴らしかった!
タルチュフとオルゴンの前で一芝居打っている、佐河ゆいさん演じるエルミール、策士だけども純情で可愛いらしいところがよかった。
工藤史子さん演じる娘の使用人のドリーヌも、毒舌は嫌味になり過ぎず、かつユーモアのある感じが印象的でした。
満足度★★★★
「タルチュフ」観劇
詐欺師とそれに引っかかる人の関係は、いつの時代でもどの国でも変わらないな、と感じた。古典をとてもわかりやすくまとめて観やすかったと思う。ただ翻訳物の芝居に慣れていない役者が何人か…妙にオーバーアクションで台詞も大昔のテレビの洋画の吹き替えみたいでわざとらしい。タルチュフ役の方は、この役のために生まれてきたようであった。(見た目だけでなく)いやらしくて、狡猾で、けちな小心者を見事に演じて素晴らしかった。
満足度★★★
タルチュフ観劇
中盤まで退屈。
後半は得意の型にねじ込んだ緊迫感のある演出で見入った。
もはや喜劇ではなかったけど(笑)
佐河ゆいさん、お綺麗ですな。
満足度★★★★
いつか
開始当初から一本調子の語り口だったので、どうなることかと思ったが、中盤から一人芝居なのに情景が見えてくるようになり、ストーリーに惹き込まれていった。観ていて微笑ましく、自然と頬を緩めて観劇してました。
一見そうは見えないが、素晴らしいファンタジーだった。
満足度★★★★
福島の一人芝居「いつか」を観た
メルヘンです、メルヘン!この物語をこゆび侍の成島が書いたのだから、いつか観た「ふんころがし」の世界感とはエラク違う展開!そう少女マンガ「マーガレット」や「りぼん」の世界感なのだったら、なのなのだ。
演出も素敵だ。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★
社員証№80914
「いつか」観劇。前説の福島さんの衣装を見たときなにか凄いことになりそうだという期待(演出池亀さんだし) ただすぐ着替えたし、話はほんわか暖かいし意外な感じ。でもハッピーエンドっぽいからいいか(笑)
満足度★★★★
草食系男子の面目躍如
ひとり芝居の「いつか」を見ました。もう、あまりにも劇中のキャラと役者さんのキャラがぴったりだったので、恐ろしくリアリティがあり、いわゆる草食系と呼ばれている、優しく穏やかな現代の若い男性の姿や心情を楽しめました。
ストーリーはよくよく考えればかなりシュールなお話なのですが、キャラクターの一致がそれを感じさせず、こうした男性が今の日本を支えているのだなぁ、と妙に納得。
ひとり芝居ですがテンションの高さを感じさせず、あくまで穏やかで優しいネオジャパニーズを演じて、透明で不思議な存在感がありました。美術や音響、効果も程よく、ライティングもいい。無理に感動させよう、とかこれを主張したいという気負ったところが無いのも好感が持てました。ひとり芝居はこんな感じであってほしい。演劇の持つ痛さをきれいに取り払った作品ですね。