女子高 公演情報 女子高」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
1-8件 / 8件中
  • 観た
    2011.4.2

  • 満足度★★★★★

    あれから10年も
    なんとか30分近く待って当日券で観劇。学校の机だけがある簡素な舞台。
    始まりの「大人の振る舞い」が進むうちに10代の純真さ、直向きさ、そして残酷さをどんどん織り込み、役者の表情もしぐさも巧みに変化してゆく。実はこんなこと考えてますー、というシーンは面白かった。観終わってとても切ない物語だったなぁと。

    ネタバレBOX

    ラスト、実は死んでいませんでした...という設定は構わないんだけど、至近距離から拳銃で撃って、周りにいるひとに気づかれないはずがない。お芝居だからというものがいろいろあるけど、この点だけが引っ掛かる。毒殺にみせかけるとか(一時的に呼吸が止まったり、心音が消えたりとか)...。
  • 満足度★★★★★

    やってくれたよ
    劇団の女子メンバーはもちろん、出演者13人の女子達が魅力的なキャラを演じていて、とても楽しめる作品になっていた。

    同窓会のシーンと女子高のシーンがテンポよく入れ替わりながら物語は進み、彼女たちの行動と心理状態が事件とどう結びついているのかが明らかになってくる。

    笑えるトコや緊張感が高まるトコなどがよく演出されていて、最後まで飽きさせない。

    ネタバレBOX

    おいらが舞台で見た下宮さん、毎回拳銃とか握っている気がする・・・・
  • 満足度★★★★★

    男性の描く女子高
    脚本は男性なので「女子高を舞台にした登場人物はこうあってほしい」みたいな、男の"妄想"が感じられました。でもそれが良いんですよね!! 女優さんたちは、不良も清楚もオタクも、それぞれの女子の魅力を全開に演じてる。彼女らの表情を観てるだけで楽しく幸せな気持ちになりました。

    ネタバレBOX

    艶っぽいorいじめのシーンやセリフがあっても、不快さや下品さは感じませんでした。そのへんのさじ加減もハイセンスです。
    謎解き要素があるのですが、10年前と現在を織り交ぜながらその核心にジワジワと迫っていく場面展開は、観てるほうもどんどん物語にのめり込めました。
  • 満足度★★★★★

    やはり!!
    PU-PUーJUICEガールズ公演、やはりやはり、プープーらしい、笑いあり、そして、ストーリーがリンクする感じ。。。良いです^^そして、なんと言っても、プープー女子の演技の力量を実感★次回、プープー本公演でも期待してます!とにかく楽しかった★

  • 満足度★★★★★

    女子高生ではなく女子高!!
    劇団員の個性と客演陣の美しさが見事にマッチしていました。

    笑いどころも多く、エンタテインメント性も豊かでした。

    ネタバレBOX

    女子高で何があったのか?!

    卒業から10年、深夜の教室で開かれた同窓会で殺人事件が発生。刑事になっていた同級生を中心に犯人を探すうちに、参加者は全員殺された女性に恨みを持っていたことが判明、さらに女子高時代の自殺と思われていた事件が関係していた疑いが浮上します。そもそも今回の同窓会は自殺ではなく殺人だったと確信した一人の発案によるものでした。そして殺人だったこと、その犯人が明らかになり、復讐に燃える一人が10年前の犯人に対して銃を突きつけ、刑事が発砲を阻止しようと銃をかまえたところで暗転、銃声が2発。

    高校時代と現在の切り替えがテンポ良く行われていました。

    勝ち組負け組を意識する感覚の妙、謎解きの面白さの他に、高校時代に過ちを犯した女子高生も今や子供を塾に送り迎えする普通の主婦になっている不思議さが印象に残りました。

    劇団員は個性豊かで強烈、客演陣では美冬役の下宮里穂子さんの二面性を表す表情、目付きが素敵でした!キャバ嬢も魅力的でした!!
  • 満足度★★★★★

    た、た、楽しい!
    めちゃんこ楽しいったりゃありゃしない!特に友香を演じた藤田みかのキャラクターの立ち上がりが絶妙!このクラスの素晴らしいところは、全てのキャストが記憶に残るほど、キャラ立っていたところだ。物語の構成、演出、演技力、全てに於いて秀逸だった。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    物語は、高校を卒業して10年ぶりにかつての教室で夜の同窓会を開くことになった。しかしこの同窓会には目的があったのだ。実は10年前に自殺したと見られていた夏美が本当は殺された。という真相を暴くために、開かれた同窓会だったのだ。

    真犯人を探すために仕組まれた罠で釣られるのはいったい誰か?また10年後の今を生きる彼女らの見栄の張り合いや深層心理をコメディ的に描写させた展開はあまりにも巧みな見事さだった。

    笑いとサスペンスを絶妙に交錯し、また彼女らの10年後、高校生の時代を上手く噛みあわせてもいた。賑やかな女子高の描写は可笑しくも可愛らしく、一方で集団で一人をイジメる集団心理も描写しながら小悪魔的で残酷な女子高校生を存分に引き出していたと思う。

    また全てのキャストらの演技力も素晴らしかった。楽屋でもさぞかしニギニギしいのだろうな~、と想像するとやはり女子って素敵だ。今回、特に演出が素晴らしい。
  • 満足度★★★★★

    見ごたえあります。
    脚本もすばらしかったです。その上それぞれのキャラクターが配役にぴたりとはまり、最後までアドレナリン出まくり!!
    過去と現在を巧みに入れ替え、とってもスピード感あり、笑いのセンスも抜群にスマート!こんなにほめちぎれる舞台はそうそうはありません。難点を言えば、開幕が遅れたのですが、スマートでセンスのいい舞台でしたので「ノープロブレム」です。私的には超お薦めですよ~

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