実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/08/24 (木) 19:00
怖いもの見たさ。人によってはギリギリを超えちゃう表現もあったかも。でも、やったもん勝ち。
身近にあんな子がいたらと思うと、見ていてめまいがしました。それだけ強烈な作品だったということです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
サイコパスが家族の中にいたら・・・中々にゾッとする話でしたが、エンターテイメントを意識した盛り沢山な内容
最初は3時間もあった脚本を2/3に縮めた作品と言うのだから、もともとはどれだけボリューミーな内容だったのだろうか
サイコパスの少女 という歪みが周りの人間をどの様に捻じ曲げていくのか、含みを持たせながら徐々に惹きつけられていく展開
印象的なシーンが多く、どのシーンにも「怖いな、怖いな、何かいやだな~」という雰囲気が漂っていて、その正体はオバケでも何でもなく、人の心に棲むモンスターなのだろうというのは予想できるのだけれど、その実体をひとつひとつ紐解いていくという面白味
オバケは出てこないけれど、ちょっとお化け屋敷にも似たスリルがあった様に思う
前レビューの旗森さんの言われる通り焦点をどこに合わせれば良いのか戸惑う所もあったものの、どこか突き出た勢いを感じる舞台でした
劇団10周年と劇場復活から3周年の記念を合わせたアフタートークがあった回で、それも大変興味深かったので満足度プラス
実演鑑賞
満足度★★
よくわからない芝居である。前説で、3時間あったので演出の千葉が2時間に無理矢理縮めた、というが、長くても解らないところは多々残ったと思う。
全体のスタイルとしても、社会劇を基盤にした風刺劇なのか、サイコパス患者をもった家庭劇なのか、ホラーなのか、今流行の痴漢と教育者のドラマなのか、行き来激しく腰が定まらない。(脚本の責任だが、絞っていくところがない)
大きな問題では、サイコパス。これが病気であることは今や、一般常識になっている。ヒッチコックが取り上げた時代とは時代背景が違う。病気を扱うには、患者の人権を考えることは今は常識だろう。病気の扱いが、数冊の新書版の理解以上に出ていないところが残念なところである。これで我が国は滅びの国になると言われても呆気にとられるばかりだ。
主演女子高生の磯部莉菜子は昨年の夏私鉄沿線の喫茶店劇場で三好十郎の「ストリップショー」を鐘下演出で演じたのを見た。その後、新劇系の小劇場で二本ばかり見たが、しっかり成長の跡が見える。もう少し、しっかりした座組の娘役を見てみたい。小劇場出身の苦しいところで、時間がもうあまり残っていない。
客席9割ほど。
実演鑑賞
満足度★★★★
いや~驚いた。こんな作品だったとは。グロテスクなミステリーですが、引き込まれますね。現実でも、こんなサイコパスな事件が起きてるし。