日本⇔トルコ:わたりゆく音
日本⇔トルコ:わたりゆく音
実演鑑賞
神奈川県民ホール(神奈川県)
他劇場あり:
2011/02/14 (月) ~ 2011/02/14 (月) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.parc-jc.org/j/2010/sm/
期間 | 2011/02/14 (月) ~ 2011/02/14 (月) |
---|---|
劇場 | 神奈川県民ホール |
出演 | 国広和毅、サーデト・テュルキョズ、河崎純、シェヴケト・アクンジュ、美加理 |
脚本 | |
演出 | |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 3,000円 【発売日】 前売り・予約 2,500円、当日3,000円 (全席自由) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)では、日本とトルコのコラボレーションによる現代音楽プロジェクト“Sound Migration”を実施します。5人の音楽家・パフォーマーがトルコのイスタンブールで共同創作し、同地とイズミル、さらにカイロとブダペストに巡演します。イスタンブール公演は「イスタンブール国際コンテンポラリーダンス・パフォーマンス・フェスティバル(iDANS)」のオープニング・コンサートとして実施され、また、イスタンブールとイズミル公演は「2010年トルコにおける日本年」参加事業です。 両国から集まるのは、パンクロックから演劇作品までを縦断する異才の作曲家、国広和毅。カザフ系トルコ人ボーカリストのサーデト・テュルキョズ。日本人コントラバス奏者の河崎純。トルコ人即興ギタリストのイブラヒム・アクンジュ。日本人女優・パフォーマーの美加理。5人はそれぞれがソロ奏者として極めて強い(intensive)音、強い身体を備え、その強さに裏打ちされた独自の世界を構築していることから選ばれました。 テュルキョズの、中央アジアの語り物とジャズ的即興が混交したような強烈な個性は、両親が東トルキスタンから政治難民として実に十数年をかけてトルコに辿り着いた、そのことと無縁ではありません。一方、河崎とアクンジュが即興という手段を通して自己と他者の関係性を追う様には、国の違いは意味を成さないでしょう。そして美加理は、観る者の想像力を掻き立てる独自の表現によって、音と身体の従属関係を開放していくことでしょう。バックグラウンドのまったく異なる5人の共同作業のプロセスで生まれるであろう調和と、意図的に残存させる異質性。その微妙なバランスの中で全体を構成するのは、国際共同制作演劇や歌舞伎の音楽で確かな構成力を示す国広です。 調和と異質こそが新しい音楽を生み出す力であると、このプロジェクトは信じます。 作品はイスタンブールでの3週間の共同作業で創り上げていきます。全体は8つのシーンで構成されます。これらのシーンは共同作業のプロセスで自由にマイグレートし (“渡り”) 、変容を繰り返して、やがて刺激的な音世界に結実していくでしょう。それはまた、地球規模で人々の ‹渡り› が起こっている ‹いま› という瞬間を切り取る、ひとつの創造的な行為でもあります。 |
その他注意事項 | |
スタッフ |
もっと読む