東京の空に 公演情報 東京の空に」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
21-25件 / 25件中
  • 満足度★★★★

    心で感じる物語のハーモニー♪
    これは感性に合うかどうかにより、評価の分かれる芝居だと思います。
    私は好みでした(笑)

    東京で生活する3女性のエピソードが描かれています。
    幾つもの物語が重なり合い、ハーモニーを奏でます。
    私は心でそう感じましたが、他の方はまた違った見方かもしれません。
    どう感じるかは貴方次第といった感じの芝居です(笑)

    和希さんの涙が照明の光に照らされ、幻想的でした。

    なお、座席は1列目か2列目の中央をお奨めします。
    前方での座り芝居が多いので、後方はお奨めしません。

  • 満足度★★★★

    オーストラ・マコンドー初見
    予想より割とこぢんまりしていて、「どうだろっ?」と思いましたが、ラストまままとまって、温かい感じが良かった。 

    神戸さんはキャラが遺憾なく発揮され、さすが面白い!
    ^^ 
    国分寺大人倶楽部の後藤剛範氏は男を上げた気がする☆ 松永大輔さん初見ですが、熱し過ぎず、でも熱いところがなんとも清々しくて良かった! 本公演の良し悪しに関わる重要なポジション。 梅舟惟永さんは一挙手一投足いつものごとく素晴らしく、また可愛らしかった。 岡田あがささんは男前で惚れました笑 魅惑の亜矢乃さんはミステリアス感が良かったのですが、役上しょうがないと思いますが、出も少なく第一線の魅力をあまり拝見できなかったのが心残り。

  • 満足度★★★★

    陰と陽のしなやかなバランス
    東京に暮らすことの断片が、いくつものの影と日向をを創り出していきます。

    戯画化されているような部分と繊細に表現されるものが織り合わされて、
    東京に生きることの質感につながっていく。

    終盤の空気感に包まれるようなリアリティを感じることができました。

    ネタバレBOX

    八百屋舞台に線で区切られた3つの部屋、
    その中に置かれた3人の女性たちの生きる姿や心情が
    物語の枠の中にはめ込まれていきます。

    狂言回しのピザ屋さんが
    物語を導き、
    そこからひとりずつ女性たちの心情が現わされていく。
    どこかコミカルでラフな部分と
    ビビットで繊細な内心の表現が
    絶妙なバランスで舞台に広がっていく。

    個々の想いの現れ方が、それぞれに異なっていて、
    それ故に3つの部屋が並ぶマンション(?)に
    不思議な実存感が生まれる。
    男女の距離感やつながりも、
    東京の日々の個々の事情の範疇として
    繊細に切り取られて、
    それらがとてもゆるくつながって行きます。

    かなり大胆にデフォルメされている部分があったり
    刹那の感情を鮮やかに浮かび上がらせたり、
    都会に暮らすことの陽の部分と影の部分が
    上手く言えないのですが、
    縛られることなく描かれていく感じ。
    それらが重なりあって、
    個々のエピソードが同じ東京の空の色に染められて。
    やがて東京に暮らし続ける感覚へと醸成され
    ひとつの感慨となって観る側を染めていくのです。

    役者たちも様々なロールの色を
    しっかりと踏み込んだお芝居で作り上げていて、
    あわせる感じではなく、膨らませる力でのお芝居が
    しっかりと功を奏していて。

    居酒屋さんや先輩のカップル、
    刑事さんも含めたそれぞれの生活や物語が
    まるで街の細胞のようにひとつの世界に取り込まれて。

    終盤に3人の住人たちが
    互いに「はじめまして」と挨拶するシーンが
    なんかとても良い。
    そこには都会で暮らす距離感のリアリティと
    居心地やぬくもりがしなやかに現わされていて。

    終わってみれば、
    一つずつのシーンとはまた別の
    作品としての質感にも染められていて。

    初日で多少の硬さを感じる部分があったとはいえ
    時間を感じることなく
    舞台上の街に訪れた
    季節の感触に浸ることができました。
  • 満足度★★

    イマジンっっ
    お客さんの想像力を最大限に発揮させようとしている様な空間になっているのかなと思いました。物語は、まるで行間の多い現代恋愛小説を読んでる感じでした。舞台上の空気や雰囲気を楽しんで欲しいというイメージ。その行間(空気)には、登場人物同士の葛藤や駆け引きがあるんだと思いますが、僕はうまく想像出来ませんでした。共感出来る部分もありましたが、あまり心に残りませんでした。

    ネタバレBOX

    映画「ドッグウィル」を想起させるような、舞台の床に白線が引かれ、間取りが描かれた空間。想像で部屋を見せる無機質な空間でした。一人暮らしの女性3名が1つのアパートの隣同士に住んでいて、3人の人との交流が描かれていました。劇中歌の『東京の空に』を効果的に聞かせるためにか、客入れの時から無音が続きます。舞台装置も音響も役者の声量も、脚本演出で簡素で想像を促す作りになっているせいか、起承転結が淡い展開が続いて集中力が切れてしまいました。

    現代の若者はみんな孤独なのかなと思いました。幾つかの男女の恋の駆け引きが描かれますが、どれも共依存的で、それはとてもリアルなのかもしれないけれど、まるで人生は「春が来る(恋人がいる)」のが一番の幸福だ、と迫られてるようで、一般的な東京の空の下がこれだと寂しいなと思いました。生きるってそれだけじゃないだろうって思ってしまいました。

    物語のテーマの「部屋」は、日々生活する自分の空間であって、自分自身なんだとすると、登場人物の部屋への思いはあんまり見えなかったなと思いました。登場人物のバックグラウンドもほとんど語られませんでしたが、個々の人物の葛藤や、生活が、もっと見えれば良いなと思いました。
  • (・ ε ・)フーン
    初日、受付開始に列!∑(゚ω゚ノ)ノ
    注目度が伺えますw

    俳優陣、なかなか良かった!
    でも、まだまだできる!!

    期待の倉本演出は、今回わりとふつう目な印象w
    桟敷部分の芝居は、角度にもよりますが、
    後方の数列からはほとんど観えませんでした。残念ポイント!w
    そういった点も含め、初日の演出には合格点はお預けでした。
    なので、今日は評価☆を点けません。

    この後1週間の公演期間にどんな進化をするのか楽しみです!

    MOGMOSライヴで、神戸さんの桜吹雪が良かった!w

    ネタバレBOX

    いやぁ~、本編の神戸さんが切なくて(・∀・)イイ!!

このページのQRコードです。

拡大