MARIONNETTE(東京公演) 公演情報 MARIONNETTE(東京公演)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-11件 / 11件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    両班観させてもらいました。
    かっこいい、美しい、があちこちに
    ちりばめられた素敵な舞台でした。

    やたら噛みまくる若者が気になった以外は
    最高でした
    セットも照明もダンス演出も
    最高でした
    観劇好きな仲間3人誘っって、帰りに
    やたら噛みすぎて話しが入らなくなるよね
    と、いい舞台が残念な思い出になるので
    この回はマイナスでした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2023/10/01 (日) 12:00

    ダブルキャストのteam FAKEを観劇。

    関西の劇団で、4年ぶりの池袋演劇祭参加だという。関西の劇団で池袋演劇祭といえば、2014年に池袋演劇祭初参加にして大賞を獲得した京都の劇団ショウダウンを思い出さずにはいられない。それもシアター風姿花伝という不利な立地の劇場での2時間に及ぶ一人芝居でだった。

    The Timeless Letterという劇団は初見だが、シアターグリーンのBIG TREE THEATERでの公演というのにまず驚かされた。かなりの集客力がなければ赤字必至となるであろうからだ。この回は観客に指定されていたのはセンターブロックのみで、上手側と下手側の両サイドは使われていなかった。となると、6割程度の入りか。

    (以下、ネタバレBOXにて…)

    ネタバレBOX

    劇場に入ってまずそのセットの見事さにしばし見とれた。当日パンフの図解によれば正面の十字架と円形のステンドグラスはロザリー教会、上手はスコットランドヤード殺人捜査課の部屋、下手はローガン製薬の社長室だという。20世紀初頭という時代がかった雰囲気も良く出ている。
    これらのセットについては3人の女優による前説でもギャグを交えながら説明が行なわれる。
    ただ気になったのはローガン製薬社長室のデスクの上に蛍光灯スタンドのような形の卓上照明器具が置かれていたこと。20世紀初頭だとまだ白熱球の時代であり、デザイン的にああいう形のものはないはず。
    時代的におかしいといえば、葉巻を吸う場面も同様。ジッポー型のライターで着火しているが、このタイプのポケットライターは米国のロンソンが1927年に、同じく米国のジッポーが1933年に発売したものがその始まりであり、20世紀初頭にはまだ生まれていないのだ。

    序盤で黒いドレスの5人の女によるダンスがあり、それが終わると舞台中央に赤いドレスの女が倒れており、その傍に2本の薔薇が置かれている、という場面が秀逸だ。そして第二、第三の殺人が行なわれ、薔薇の本数も7本、13本と増えていく。物語はテンポよく進み、舞台への集中を途切れさせない。照明と音響がさらにその効果を強めている。

    伏線も見事に回収され、かつ「悪魔のくちづけ」というサブタイトルもきちんと活かされている。

    2時間ちょうどで終演となり、カーテンコール。事前に上演時間は2時間10分と説明されていたのだが…と思っていると、カーテンコールの最後に中央奥からハケようとした新人巡査のハンナが(千穐楽のカーテンコールということで直前まで涙を流していたのだが)十字架のところで立ち止まり、いきなり笑い出す。そして明かされる驚愕の秘密…これが更なる伏線の回収となっており、それが終わったのは開演から2時間10分後、思わずは~っという感嘆の溜息が出た。
    役者陣の演技も含め(殊にハンナ役の愛恵―“まなえ”と読むらしい―が印象的)、素晴らしい舞台だった。

    が、いまひとつ残念だったのはロープにダニエルの指紋が付いていたという個所。スコットランドヤードでも1901年から指紋が犯罪捜査に用いられるようになってはいたが、21世紀の現在でも布地から指紋を採取することはほとんど不可能なのだ。ましてやロープからなど…。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    全体的に演出も良かったし、芝居もしっかりしていて、上出来の作品だとは思うのだけど、なにか物足りない気がしている。場の使い方ももっとフルに使うことを考えると全体の盛り上がりも出るし、ストーリーのアクセントにもなると思う。そして、しっかりした芝居ではあったが、なんというか"優等生の芝居"に感じられてしまった。もっとその役に自分が演じるからこその何かがプラスされていれば、間延びした部分が気にならなかったのではないかと思いもする。あとはネタバレboxへ。

    ネタバレBOX

    どうにも理解できないラスト、なぜ彼女は彼を殺したのか?これがとても疑問なのだ。あれだけ盲目的に彼女を愛している男が裏切ることは考えられないし、その条件上で考えると、裁判で自分が死刑になっても、絶対彼女のことは口にしないと思うのだが・・・。それは彼女にすれば、放っておいても彼は死ぬということで、わざわざ私が黒幕ですと言わんばかりに捕まった男を殺しに来る必要はなかったんでしないかと思うのだが。さらに言えば、彼女の恨みは個人だけでなく、世の中全部に対して向けられていたように感じた。だとすると、彼の脱獄をはかり、また何らかの事件をすべて彼のせいにして、裏で笑っていればいいのではないかと思うのだが。
    ちなみに、カーテンコール後のもう一芝居は最近の流行りなのだろうか?最近三本くらい短期間に遭遇した。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    推理小説に入り込んだような引き込まれるような作品だった!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ストーリー、演技、パフォーマンスから照明や舞台美術、音響に至るまで、とにかく最後の最後までドキドキの止まらない作品でした。
    大阪と東京で1回ずつ鑑賞しましたが、2回観て大正解だったと思っています。
    素敵な作品をありがとうございました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ネタバレボックスへ

    ネタバレBOX

    是非とも再演観たいんで、こちらに😄
    初見で度肝を抜かれた演出で、何、何が起こったのからのハンナの満足気な表情が印象的でした。
    それぞれの心の内にあるドロドロとしたモノ愛と信じてるものそれらが混ざりあっっていくうちに悲劇へとなんて思ってみてました
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    お初の劇団さん。

    ネタバレBOX

    連続殺人事件を巡るミステリー。

    素敵なセット。
    照明も窓から差し込む光など、凝ってました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    大阪公演も観ましたが、観たからこそ?!どうしてもまた観たくて東京まで来てしまいました!!
    まずは09/29(金)TRUTHを観れたのですが、かっこよさも面白さも切なさも哀しさも驚きも、ダンサーさんの妖艶さや不気味さ綺麗さも、全てがパワーアップしていて素晴らしかったです!
    客席の傾斜のおかげかG列(前ブロック最後列)でもとても観やすかったです!!
    今日も観劇出来るのでとてもワクワクしています。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    『team TRUTH』

    「OK、それじゃあ、えー、お前等が日本で一番にしてくれた、最高のRock ’n’ Rollを贈ります!Marionette!」
    今作のタイトルの綴りにNが一つ多いのはフランス語の為。
    教会のステンドグラスをイメージした舞台美術。上手はスコットランドヤードの殺人捜査課、下手は製薬会社の社長室。雰囲気があるセット。西本卓也氏は良い仕事をした。

    女性の絞殺死体、傍らに数本の薔薇。連続殺人事件の捜査に当たる三浦求氏と船橋輝人氏。三浦求氏はシャーロック・ホームズに憧れているようで観察眼に味がある。第一の現場となった教会の、怪しい雰囲気を持つ牧師は吉田恭平氏。(ステンドグラスなどの装飾はカトリック教会なので、神父と呼ばれることが多い。牧師はプロテスタント)。後ろ暗い過去を持つ製薬会社社長の野田裕(ひろし)氏。その息子の大学生(高畑昇汰氏)は新任講師の林里栄さんに夢中。

    特筆すべきは池内得裕氏の照明と羽田兎桃(はたともも)さんの振付。PERFORMERの5人が抜群に良い。(高尾静奈さんは体調不良で降板)。もっと彼女達を警部達が戦う“見えない敵”の象徴として作品内に活用した方が良かった。第二次UWFを彷彿とさせるスモークのレーザーショー。あやつり人形の視覚化。古き良き80年代。

    凄く丁寧に作られているので好感。

    ネタバレBOX

    女カメラマン(奥田明日香さん)の立ち位置が判り辛い。双子の妹のエピソードも唐突。

    何か急にわらわらと湧いた人々が口々に絶賛を書き連ねる作品は、逆に警戒してつまらなそうに感じ観たくなくなるもの。すぐサクラのステマだと感じてしまう昨今。Amazonのレビューなんかも、クーポンと交換に星5を付けさせる中国企業が横行。レビューを見抜く力量が必須なこの時代。心のないゴマスリにはうんざり。
    だが今作には何か妙な魅力を感じた。°RUM(=ドラムと読む)さんのキラキラネームも気になるところ。(確かに可愛かった)。

    演出も脚本もそれなり。作家には山田風太郎の『明治バベルの塔』、「万朝報暗号戦」をお薦めしたい。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    殺陣がとても見ごたえのある見事な舞台でした。
    個人的には登場人物の多さも含め設定が少しボリューミな感じもしましたが、
    前半で?となっていた部分が解き明かされていく後半は圧巻で納得のいく
    とても素敵な作品だと思いました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2023/09/28 (木) 19:00

    座席C列7番

    価格6,000円

    FAKEチーム初日を観てきました。
    大阪公演も良かったですが、更にブラッシュアップされていて、より感情豊かに、魅せる、伝える舞台になってました。
    前回好きになった作品ですが、本当に良かったです。まだ伸びしろがあったなんて。
    今回は都合上FAKEチームだけの観劇となってしまいましたが、進化したTRUTHも見たくなりました。

    ネタバレBOX

    皆大好きラストシーン。
    更に磨きがかかってます😇
    是非とも劇場で見てほしい……。
    追い詰められていくローガンが本当に胸が苦しくなるし、
    推しのジャック/クラーク/ハンナ、最高でした🥰

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