おがるさま 公演情報 おがるさま」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    無題244(12/28 再演をみて)
    登録がないのでごめんなさい、こちらで。会場は同じくブラッツ、19:30の回。2月に初めてみて、その後、アトリエまでみに行ってました。ここ最近都合がつかず、やっとです。少し変わっていました。「エレクトリック三味線」(夢絃?)でいいのでしょうか…アンプにつなげ、終盤は思いっきり音を歪ませていました、スライドまで使い、Eギターと同じ、ジミ・ヘンドリックスばりの轟音(個人的にはもっと歪んだほうが好み)。朗読、畳返し、包帯、コントラバス、妖しげな点滅、薄明かり、亀、雛飾り、開座です。

    ネタバレBOX

    開場の少し前、外は寒いでしょうと中に入れてくださる(昨日の中野とは大違い)。4×4の畳が舞台、上手、朗読とコントラバス、下手、三味線とパーカッション。舞台中央、雛壇。天井には6本の干し物。

    エレクトリックなサウンドは意外でした。今迄、どちらかというと物静かな、という印象だったので。出演の皆さん、いつものようにずっとみていて、さらに惹きこまれる。基本的に無言、今回、叫び声を聞くことができました。

    お客さんはさまざま、女子中学生、ご年配のグループ、会社帰りの方、幅広い層。

    2回目にしてもストーリー(がそもそもあるのでしょうか)がわからずとも、目にするものに集中する。舞台が縦長なので、手前の演者、奥の演者と注意を向けます。

    薄暗い照明が影の部分を強調し、肌を黒く塗った演者は闇にとけ込みます。

    開演は少々遅れ(数人のお客さん約10分遅れ)19:45、終演21:22。
  • 満足度★★★★★

    驚愕
    別のところで触れましたが、芝居をみてビビるというのもなかなかできないことであります。入るとそこは、左には現世、右には魔界のような重い空気が漂っていました。薄暗い先には畳が敷き詰められ、天井から何かがぶら下がっています。舞台のうえには、いかにも怪しげな物が置いてあります。逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!と自分に言い聞かせていると、出て来ました…以下、ネタバレ。

    ネタバレBOX

    開座の舞台初体験です。お話の内容は…まったくわかりません。背中に冷や水を滴らせ、神経の1本1本をちぎりとられるようなコントラバスの響き。のたうちまわる、這い回る、じっと身を潜めその時をうかがう。右の片隅では朗読。呪文か。コントラバスは逆さまになり、敷き詰められた畳は、一枚、また一枚と引き剥がされ、賽の河原の積み石のように重ねられてゆく。頭を包帯でグルグル巻きにしている。動かないじゃないか。

    終って出た所は確かに新宿でした。そして私は、後日、アトリエ公演にも行ったのでありました。

    4/25 追記:今日もアトリエ公演に行ったのでした。重力に逆らうような動き、重いのか軽いのか自然ではないはずだが目はくぎ付け。闇と薄明りと馬とうさぎ。また行きます。

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