逆髪 公演情報 逆髪」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    お得意の手法、今回も鮮やか
    能の題材をモチーフに現代演劇に仕立てるお得意の手法、今回も鮮やか。
    奇しくも前夜の作品と同様、英国悲劇を絡ませてある(依然として大人気だね)だけでなく他の共通点もあり、そんな相乗効果も含めて面白い。
    しかし次回公演が再来年とは…。

  • 満足度★★★

    意外と普通
    能楽が原作とのことで、ちょっと高尚なものかと思ってましたが、意外と普通のお芝居でした。平安時代劇ミステリー劇場って感じですね。それなりに楽しめました。

  • 満足度★★★

    ドタバタな印象
    全体的には、よかった!
    ただ能を取り入れて幽玄の世界を。。。という努力はみられるものの、平安時代の雅さはなく、しゃべり方、立ち居振る舞いに至るまで、ドタバタした印象だった。それが残念!

  • 満足度★★★

    恨みをどう処理するか!
    権謀術数渦巻く宮中、その被害者である蝉丸が恨みの連鎖を断ち切ろうとする姿勢に感銘を受けました。

    ネタバレBOX

    役者さんたちのかん高い声、その割には平板な進行でした。

    帝が弟に入れ替わっていたとは!実の親から追い出された訳ではなかったことに救われました。

    桐壷の赤い袴の丈が左右違っていたように見えていたことと、足首が見えていたのは残念でした。

    それにしても、帝(実は弟)と桐壷に以後の政治を委ねようとする蝉丸の心持の広さには、素直に寛容なのか、あるいは人民の未来をどうでもいいと放棄しているのか…、少し驚きました。
  • 満足度★★★

    受付がタバコ臭い!
    たとえ喫煙所があっても、スタッフがロビーをやに臭くしてどうする・・・・。第一印象が悪くなります。あと、女性陣の衣装がまずかったですね。男性陣の衣装はそれなりに良くできていましたが、女性の衣装は打ち掛けからの転用が歴然。襦袢との袖の長さがまったく合ってない為、襦袢の袖が飛び出しているのが気になりました。また、平安時代の女性の衣装は、五つ衣など、重ね着が原則。襟元と袖口だけでも布を重ねて、それらしく見せる必要があったと思います。分厚いふき(打ちかけの裾)もありえません。長すぎる袖、短い袴も気になりました。これらはちょっと注意すれば簡単に直せたものと思います。こうした点に注意が行き届いていないのが残念でしたね。
    お芝居は少し長すぎたと思います。色んなエピソードを入れすぎという感じ。
    もっとシンプルで、高雅で力強い舞台を見たかったですね。音楽はすごく雰囲気が出ていて良かったです。

    ネタバレBOX

    能を演じられるなら、能を演じつつストーリーを展開する、という形でも良かったのでは。そういった舞台をぜひ見たいです!平安物は衣装を楽しみにしている人も多いはず。また、あの琵琶のかまえ方はいかにも型が悪いですね。
    あれではいい音は出ません。弦楽器はかまえ方を観ただけで腕のほどがわかる、といわれるほど、姿勢や構え方が大事です。ストーリーや演技がどうこうというより、こうしたちょっとしたところが大雑把なのがすごく気になりました。気になりすぎて、お芝居に集中できなかった位です。
  • 満足度★★★★★

    イザという時
    ハラハラのストーリー。衣装も音響も役者の表情もいい。特に幽霊ふたり。能のシーンも無理なく溶け込んでいました。

    出世に目がくらんだり、変なプライドが邪魔したり、腕っ節があまり強くなかったりする男どもにくらべて、女の方がキモが座ってますね。男の暴走を母性が止める筋が多いだけに、その反対のストーリーは新鮮でした。

    ネタバレBOX

    逆髪、怒りに燃えている時にはもうちょっと髪を立たせたほうがいいのではと思いました。

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