満足度★★★★
お得意の手法、今回も鮮やか
能の題材をモチーフに現代演劇に仕立てるお得意の手法、今回も鮮やか。
奇しくも前夜の作品と同様、英国悲劇を絡ませてある(依然として大人気だね)だけでなく他の共通点もあり、そんな相乗効果も含めて面白い。
しかし次回公演が再来年とは…。
満足度★★★
意外と普通
能楽が原作とのことで、ちょっと高尚なものかと思ってましたが、意外と普通のお芝居でした。平安時代劇ミステリー劇場って感じですね。それなりに楽しめました。
満足度★★★
ドタバタな印象
全体的には、よかった!
ただ能を取り入れて幽玄の世界を。。。という努力はみられるものの、平安時代の雅さはなく、しゃべり方、立ち居振る舞いに至るまで、ドタバタした印象だった。それが残念!
満足度★★★
受付がタバコ臭い!
たとえ喫煙所があっても、スタッフがロビーをやに臭くしてどうする・・・・。第一印象が悪くなります。あと、女性陣の衣装がまずかったですね。男性陣の衣装はそれなりに良くできていましたが、女性の衣装は打ち掛けからの転用が歴然。襦袢との袖の長さがまったく合ってない為、襦袢の袖が飛び出しているのが気になりました。また、平安時代の女性の衣装は、五つ衣など、重ね着が原則。襟元と袖口だけでも布を重ねて、それらしく見せる必要があったと思います。分厚いふき(打ちかけの裾)もありえません。長すぎる袖、短い袴も気になりました。これらはちょっと注意すれば簡単に直せたものと思います。こうした点に注意が行き届いていないのが残念でしたね。
お芝居は少し長すぎたと思います。色んなエピソードを入れすぎという感じ。
もっとシンプルで、高雅で力強い舞台を見たかったですね。音楽はすごく雰囲気が出ていて良かったです。
満足度★★★★★
イザという時
ハラハラのストーリー。衣装も音響も役者の表情もいい。特に幽霊ふたり。能のシーンも無理なく溶け込んでいました。
出世に目がくらんだり、変なプライドが邪魔したり、腕っ節があまり強くなかったりする男どもにくらべて、女の方がキモが座ってますね。男の暴走を母性が止める筋が多いだけに、その反対のストーリーは新鮮でした。