満足度★★★
観てきました。
19日(土)夜の回を観劇。
余震が開演前に起き、やや騒然とするが、無事に開演。
手堅い演出と生演奏。
独特のいい空間を作り出していた。
その空間の骨組ともいうべき、役者たちの底上げが必要か?
主要キャストと若いキャストの差が観て、歴然。
その「差」を感じさせなくなった時、素晴らしい飛躍をするのではないのだろうか??
満足度★★★★★
客観から主観への転換・・・空気観の創造・・・
主宰の久保田猛さんが「つれづれなるままに…」で御挨拶されているように、自身のルーツ観から土一揆・百姓一揆をテーマに、主題通り黒澤映画とは対称的にスーパーマン・ヒーローのいない作品でした。 演劇にはいろいろな形があり、何でもありですが、この作品は、幕切れやコンポジションも持たないまま意図的に出発した作品らしい、農民の連帯意織と支配者への政治的要求・・・・歴史的にも今日でも軽視され、後継問題バラマキなど・・・崩壊しつつある農業生産者の重要性の訴えを軽妙なタッチで描き、実は裏面にはヘビーな主張ある戯曲でした。 劇団の【インターネットラジオドラマ‐大江戸お庭番】をそのまま舞台にしている手法で・・・・・小劇場の役者同志のかけあい舞台を見慣れている方には、多少観熟せないかも知れません・・・ 舞台を観るのも客観ではなく・・・一緒に空気を創り主観を求める手法・・・・だから、主宰は小劇場に拘っているのかもと・・・ラジオにかじり付いて、ときめいて同化していた良き時代を想い出していました。 主宰の久保田さんが入場口でもぎりをされていましたが、いつまでもお元気で、挑戦者として新しい原作をお創りになるのを楽しみにしています。喝采!!!
満足度★★★★
役者とバンドの絶妙なバランス
セリフを邪魔せず、どんぴしゃりのタイミングでドラムやギターの音が入るのは見事!テーマ曲もカッチョいい。『七人の侍』は「勝ったのは百姓たちじゃ」で終わったと思いますが...。
満足度★★★
生バンドの楽曲と演奏良かったですね。
でも、どちらかというと、劇より楽曲のほうが勝っていたような感じでした。何故かと言うとまず、ダンスのパフォーマンスが中途半端。満席で舞台が狭くなったせいもあるでしょうが、明らかに練習不足。最初にダンスシーンがあるだけにきっちりと決めておいたほうが期待感が高まります。また、野伏はキャラが立っていたけれど、百姓のほうはちょっとワンパターンな感じが。
ラストもちょっと救われない感じでしたね。若い劇団員が多いのだから、もっと歌や踊りをたっぷり入れて、エンターテイメント性を高めたほうがこの劇団には合っているような気がするのですが・・・・・・。
満足度★★★
素敵だったけどいい表現的な85分
時代劇でだけど時代劇じゃない、音楽劇であるけれど音楽劇ではない、こういう表現的はよかったですね。野伏と百姓を両方演じた人はすごく大変でしたのはよかったです。