公演情報
「ココノイエノシュジンハビョウキデス」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/06/03 (土) 13:00
面白かった。いや面白いというか、終始会場を満たす不穏な雰囲気と緊張感、そして静謐な美しさを満喫した。観客がその余韻にとらわれて物語の終わりに拍手が起きないのは、日本のラジオの公演ならではという気がした。。犬組と鶏組の両方を拝見したため、それぞれの違いを含めいっそう面白かった。先に観たバージョンに引き摺られるかと思ったが、そんなことなかった。ある種の可愛らしさと怖さ、そしてときおり笑いもあって、それぞれ見どころのみっしり詰まった約70分だった。
実演鑑賞
満足度★★★★★
古書店の本屋の主人と盲目の奥さん、主人の妹と本屋のお客さんの4人で紡がれるお話。
徐々になにかがおかしいと感じながら話が進んで行った先の、カラクリが分かった時のゾクゾク感がたまらなかった。
鶏チームと犬チームの名前の意味に気がついたらもうダメ。。
実演鑑賞
満足度★★★★★
#宮崎雄真 #日野あかり
#澤原剛生 #神山慎太郎
(敬称略)犬組2回目。
作品の隅々に腐臭が漂う。腐っているのは肉。腐っているのは精神。腐っているのは思考。腐っているのは関係。
幼い少女に見つけられてしまったコト。幼い少女には見ることができなかったモノ。見られてしまったのに見られていなかったコト。見てしまったのに見えてなかったコト。
その人は生きているのかいないのか。存在しているのかしていないのか。
大切で愛しい人の喜びを喜べないなら、関係は腐っているのかもしれない。人間の喜びは未来を約束するコトなんだ。そこで自己存在価値を確認しているのかもしれない。生きていてイイんだと思うのかもしれない。
だから、誰かと未来の約束をしよう。またねぇ。
実演鑑賞
満足度★★★
[犬組]
作家に何か見覚えがあったが『ザ・フラジャイル/ライト』の人だった。
日野あかりさんを久し振りに観たが、こんなに美人だったか?と驚く程綺麗だった。(役柄もあると思う)。
箱馬で作った書棚に並んだ古書、日本人の文学全集が多い。
神経質そうな店主(宮崎雄真氏)、その弟(神山慎太郎氏)、目の悪い妻(日野あかりさん)、訪れる客(澤原剛生〈ごうき〉氏)。江戸川乱歩のような美しい文体で紡がれる物語。
萩原朔太郎のオノマトペを効果的に使用。
例えば、『猫』という短い詩。
『おわあ、こんばんは』
『おわあ、こんばんは』
『おぎやあ、おぎやあ、おぎやあ』
『おわああ、ここの家の主人は病気です』
深夜の屋根の上、二匹の猫の会話の内容が自分のことを話しているように聴こえてくる萩原朔太郎。強迫性障害とアンビバレンス(両価感情)に長い間苦しめられた。
のをあある とをあある のをあある やわああ (犬の遠吠え)
とをてくう、とをるもう、とをるもう。 (鶏)
文学的な上品な会話の中に突如組み込まれるオノマトペの不安感。
澤原剛生氏は岡崎体育に似て、発達障害っぽい不自然さ。
何か増村保造っぽいな。日野あかりさんが若尾文子に見えてきた。
好きな人には堪らなく好きな世界。
実演鑑賞
満足度★★★★★
#宮崎雄真 #日野あかり
#澤原剛生 #神山慎太郎
(敬称略)犬組初日
綺麗なお姉さんが好きなら観なきゃ損。薄幸の美女が健気に生きる姿なんて、オトコにはこの上ないご馳走のはず。堪らない。薄幸の美女は、文字通り闇をかかえている。いや、闇に包まれている。それも真っ暗闇ではなく、薄ぼんやりとした靄のかかった闇。彼女は人生を手探りで生きている。それを支えるのは天使か悪魔か。
そこにいる人も居ない人も、人は皆それぞれの闇を抱えている。生き辛さの中でもがいている。
彼らは闇から抜け出すのか。アナタは⁉️