満足度★★★
鑑賞日2011/02/04 (金)
観劇三昧で視聴。
確かに、これは、生真面目な観客ならば本気で怒り出しそうなw 終始、ナンセンスで貫かれた2時間弱。
ただ、そのナンセンスな芝居を、(時折、堪え切れずにクスクスしながらも)役者陣が生真面目に演じたからこそ、長尺ながらも快適な?時間を過ごせたんだと思う。
それにしても、観終わった後に収録日を確かめると…なんと9年前!
今、どこかの小屋でかかっても違和感なく上演できるんじゃないだろうか。そして、今、上演しても、生真面目な観客は怒り出すだろうな、たぶんw
満足度★★★★★
最高の舞台だった
もしほかの人の尻からも素晴らしい音楽が出たとしたら・・
もしエレベーターの中でそんな音楽が鳴ったら・・
もし海パンいっちょうの男からそんな妙やかな調べが響いたら・・
考えただけでワクワク・・というかホラーだよな・・(苦笑
音楽院?の描写も素晴らしかった・・!
満足度★★★
…時々はこういうのも
『俺のお尻から優しい音楽』…タイトルどうりお尻から…。
おそろしくくだらない内容で唖然としたけれど…時々はいいかな。
三鷹市芸術文化センターがこの作品を上演したことがステキ!
満足度★★★★
くだらない♪
宣伝文句どおり、くだらなくて可笑しくて楽しい115分。
くだらないのだけれど、東洋からきた少年の音楽が、過去の因習からの脱却のきっかけとなるラストは感動的ですらある...
満足度★
空間の広さが肌に凍みる
いくら悪ふざけだと公言していても、会場や知名度に何かを期待して行った人もいただろう(友人の母がそうだった)。
その人が最高にかわいそう。そんな、良くも悪くも酷すぎる公演。
それでも食事シーンの妙な生活感のようにベタ&チープがいつの間にかひっくり返っていくのかと期待していたら、まさかの首尾一貫くだらな展開。
普段の五反田団のやってることや小劇場を知っている人、演劇を「一周して面白い」の境地で観れる余裕のある人にしか楽しむ余地がないのが辛い。そして長い。
小劇場に何かを期待して来てしまった観客を数十人逃してしまったかと思うと、かなしいを通りこして怒りを覚える。せめてもっと小さな劇場でやって欲しかった。
満足度★★★★
ストレスが吹っ飛ぶ。
悩みやら日々のストレスやらが吹っ飛ぶ快作。日々の生活でも、見方を変えれば皆あんな感じに大味な演技をして生きているのかもしれんな。寒い中観に行った甲斐があった。
満足度★★★
良い意味で本当に下らない
あぁ本当に下らない(^_^;)。「壊れそうなほど美しい少年大山はプロのバイオリニストを目指しフランス音楽学院に留学する。そこに待っていたのは、世界中から集まった音楽エリートや、厳しい先生たちだった。 」って言って、これで粗筋を述べたことにはなるんだろうけど、とにかく、芝居やってます、という感じをモロ出しにしながらやるのは、この劇団が年明けにやってる「新年工場見学会」の感触に近い。主張があるわけでもなく、本気で下らないことをやってるのを観て下さい、っていうのは、役者にとっては逆に難しい面があるようにも思う。
日本国民みんな観れば良かったのに。
何度吹き出した事か。爆笑はしないのだけど、構って欲しい子どもがいちいち突っついてくる様なウざさ。ふざけやがって。本気でふざけてくれやがって。お前ら最高だ。
凄いなと思ったのが、脚本の作り自体はしっかりと王道の戯曲だった事。運命やら生死やら、ご都合主義を振り切る勢いの展開。小ネタをいくつか省いて英国人に演じさせたらシェイクスピアっぽくなるんじゃないか。なのに改めてあらすじを読んでみると「壊れそうなほど美しい少年大山」の時点で思い出し笑いをしてしまう。くそ。
個人的に大好きな木引優子さんと吉田亮さんを久々に見られて、しかもこんな演目で見てしまった。この気持ちどうしてくれる。ありがとう。
満足度★★★★★
偉大なるグダグダ感、なのに挑発的
&チープな雰囲気が漂う。
ポーズをとって大げさだったり、アドリブっぽい見せ方をしたり。
そんなところが、とても素敵だ。